嬰児殺(赤ちゃん殺し)と幼児殺人被害者数統計


嬰児殺幼児殺人被害者グラフ 嬰児殺検挙者グラフ 嬰児殺幼児殺人被害者統計 嬰児殺検挙者統計





警察庁「犯罪統計書」による。事件発生の認知数のため検挙率の変動とは関係ない。
嬰児殺とは1歳未満の赤ちゃんを殺害すること。まったく関係ない者による犯行も含まれるが、大多数は父母かその愛人、または祖父母の手によるもの。特に母親が9割前後を占める。
小学校就学前は嬰児を含まない1歳以上の数値。
1975年の出生数190万人、2005年の出生数106万人。
小学生数は、1975年1036万人、2005年720万人、72年以降のピークは81年の1193万人
小学生数は70年代の3割減、80年代の4割減ですが、殺される小学生数は7割減、6割減と大幅に減少しています。
※ 幼女レイプ殺人事件の具体事例
※ 親による子殺し事件の具体事例
傷害致死は下記の統計表を参照のこと。






警察庁「犯罪統計書」による。嬰児殺とは1歳未満の赤ちゃんを殺害すること。
1945〜1972.5.14の沖縄の数値を含まない。
昭和23年と昭和24年は「犯罪統計書」に半年分のデータしか見つけられなかったので外している。
13歳以下の触法少年を含まない。たとえば昭和27年は2人、昭和28年は6人の触法少年が嬰児殺を犯している。
まったく関係ない者による犯行も含まれるが、大多数は父母かその愛人、または祖父母の手によるもの。特に母親が大半を占める。





嬰児殺(赤ちゃん殺し)と幼児殺人被害者統計

  嬰児殺被害数1〜5歳小学校就学前(嬰児含まず)小学生
1972昭和47年17411111155
1973昭和48年19614013653
1974昭和49年19016316151
1975昭和50年20715617062
1976昭和51年183176182100
1977昭和52年18717217671
1978昭和53年16314014968
1979昭和54年16513114280
1980昭和55年16712113262
1981昭和56年13810010569
1982昭和57年1388910179
1983昭和58年146929770
1984昭和59年112798163
1985昭和60年129909946傷害致死傷害致死
1986昭和61年99727847小学校就学前小学生
1987昭和62年107656842嬰児含む
1988昭和63年91737735
1989平成1年8564703071
1990平成2年82414333201
1991平成3年71333827183
1992平成4年67515324150
1993平成5年66434634151
1994平成6年45515415210
1995平成7年52444831212
1996平成8年52283117222
1997平成9年41414421190
1998平成10年38525428202
1999平成11年26424317223
2000平成12年33474917164
2001平成13年40424515214
2002平成14年29363826161
2003平成15年27373925140
2004平成16年24566026171
2005平成17年27505127151

警察庁「犯罪統計書」による。嬰児殺とは1歳未満の赤ちゃんを殺害すること。
昭和48年と49年は5歳以下被害者数より小学校就学前被害者数が少なくて明らかにおかしいので、元のデータが誤っているか、当方の統計の読み取り方が間違っている。この点に詳しい方はご教示をよろしく。
昭和の年齢別傷害致死統計は「犯罪統計書」に掲載がない。掲載資料をお判りの方はご教示をよろしく。
上記の殺人被害統計とは別集計として、小学校就学前児童が昭和51年に自殺関与1件、昭和60年に強盗殺人1件、平成16年に自殺関与1件。小学生が昭和49年に自殺関与1件、昭和50年に強盗殺人1件、昭和58年に強盗殺人1件、平成4年に強盗殺人1件の被害が発生している。








嬰児殺(赤ちゃん殺し)検挙者統計

  総数女(内数)少年(内数)女(内数)
1940昭和15年186151
1941昭和16年181137
1942昭和17年206159
1943昭和18年229186
1944昭和19年182138
1945昭和20年141110
1946昭和21年202147
1947昭和22年260194
1948昭和23年※161※124
1949昭和24年※147※120
1950昭和25年3212553735
1951昭和26年2632223533
1952昭和27年2261832525
1953昭和28年2321914140
1954昭和29年1821483130
1955昭和30年1771531614
1956昭和31年1421211514
1957昭和32年1361171817
1958昭和33年1171011212
1959昭和34年1501302222
1960昭和35年1581371818
1961昭和36年1381212929
1962昭和37年1431262625
1963昭和38年1551362221
1964昭和39年1481363028
1965昭和40年1791643130
1966昭和41年173 35 
1967昭和42年149 25 
1968昭和43年186 30 
1969昭和44年168 34 
1970昭和45年190 30 
1971昭和46年150 22 
1972昭和47年1481411918
1973昭和48年1451341716
1974昭和49年1531402221
1975昭和50年1561391414
1976昭和51年1521331111
1977昭和52年1511391919
1978昭和53年1371251414
1979昭和54年1201111111
1980昭和55年12211555
1981昭和56年11110287
1982昭和57年1181091313
1983昭和58年1061001110
1984昭和59年978898
1985昭和60年109991414
1986昭和61年78751010
1987昭和62年878288
1988昭和63年706677
1989平成1年565133
1990平成2年696655
1991平成3年474555
1992平成4年494866
1993平成5年575233
1994平成6年343233
1995平成7年383433
1996平成8年393343
1997平成9年383555
1998平成10年322866
1999平成11年191933
2000平成12年292542
2001平成13年353143
2002平成14年212044
2003平成15年181222
2004平成16年212033
2005平成17年191855

警察庁「犯罪統計書」による。嬰児殺とは1歳未満の赤ちゃんを殺害すること。
14歳未満の触法少年を含まない。
1945〜1972.5.14の沖縄の数値を含まない。
※昭和23年と昭和24年は「犯罪統計書」に半年分のデータしか見つけられなかった。
「犯罪統計書」では昭和41〜46年の女数が見つけられなかった。
掲載資料をお判りの方はご教示をよろしく。
嬰児殺の9割が母親の犯行であることは女数の多さで判る。






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『戦前の少年犯罪』 目次
1.戦前は小学生が人を殺す時代
2.戦前は脳の壊れた異常犯罪の時代
3.戦前は親殺しの時代
4.戦前は老人殺しの時代
5.戦前は主殺しの時代
6.戦前はいじめの時代
7.戦前は桃色交遊の時代
8.戦前は幼女レイプ殺人事件の時代
 9.戦前は体罰禁止の時代
10.戦前は教師を殴る時代
11.戦前はニートの時代
12.戦前は女学生最強の時代
13.戦前はキレやすい少年の時代
14.戦前は心中ブームの時代
15.戦前は教師が犯罪を重ねる時代
16.戦前は旧制高校生という史上最低の若者たちの時代



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