平成9年(1997)の少年犯罪



平成9年(1997).1.〔有職少年による実母殺人事件〕
 有職少年(19歳)は、実母(54歳)と口論となり、発作的に包丁で同人の胸部を刺して殺害した。(1月、静岡) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).1.〔高校生による強盗事件〕
 高校3年生(17歳、18歳)2人は、高校生(17歳)から金品を強取しようと企て、同人を脅迫し手拳で殴打し現金3万5,000円等を強取した。(1月、大分) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).1.〔女子高校生等によるテレクラ利用強盗致傷事件〕
 高校3年生女子(18歳)、短大生(19歳、20歳)2人の3人はテレクラを利用して電話の相手を誘い出し金品を強取することを企て、女子高校生がテレクラに電話して会社員(29歳)を呼び出し、待ち受けていた短大生2人が手拳で顔面を殴打してナイフを突きつけた上、現金約2万円を強取しその際、全治1週間の傷害を負わせた。(1月、北海道) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).1.〔高校生等によるナイキ製シューズを狙った強盗致傷事件〕
 高校2年生(16歳)2人、有職少年(16歳)、無職少年(16歳)の4人はナイキ製シューズを強取することを共謀し通行中の高校生(15歳)の頭部を所携の特殊警棒で殴打しナイキ製シューズ1足と現金2,900円を強取し、その際、全治5日間の傷害を負わせた。(1月、大阪) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).1.〔中学生等によるナイキ製シューズを狙った強盗致傷事件〕
 中学3年生(15歳)、高校2年生(17歳)、有職少年(19歳)、無職少年(19歳)3人の6人は、公衆電話で通話中の高校生(17歳)等3人に対し角材等で殴打した上、ナイキ製シューズ1足とと現金2万7,000円を強取し、その際、全治7日等の傷害を負わせた。(1月、鹿児島) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).1.〔高校生等による強盗致傷事件〕
 高校3年生(17歳)3人、有職少年(17歳)の4人は、飲食代欲しさに通行人から金品を強取することを企て、通行中の会社員(25歳)に対し故意に肩をぶつけて因縁を付け、手拳で顔面等を殴打し現金約2万円を強取し、その際、全治10日間の傷害を負わせた。(1月、青森) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).1.〔無職少年等による恐喝事件〕
 無職少年(16歳)、有職少年(16歳17歳)2人の3人は、遊興費欲しさから現金を喝取することを企て、下校途中の高校生(17歳)を呼び止め、脅迫しさらに、ガスライター用のガスを無理矢理吸わせる等の暴行を加え、現金1万4,000円を喝取した。(1月、愛知) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).1.〔有職少年等による傷害致死事件〕
 有職少年(17歳)、無職少年(16歳、17歳)2人、高校1年生(16歳)の4人は公園で野宿していたホームレス(46歳)に対し「ケラチョ狩り」と称して集団で殴る、蹴るの暴行を加え、外傷性くも膜下出血により死に至らしめた。なお少年の供述によれば「ケラチヨ」とは「虫けらっちょ」の略。(1月、東京) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).1.〔高校生による実父傷害致死事件〕
 高校3年生(17歳)はかねてから実父(65歳)と不仲であったが、酒に酔った同人が、愚痴をこぼすのに、立腹し頭部を足で蹴る暴行を加え、急性硬膜外出血により死に至らしめた。(1月、熊本) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).1.〔高校生によるナイキ製シューズ窃盗事件〕
 高校1、2年生(16歳、17歳)10人、はナイキ製シューズを窃取することを企て、高校の玄関等において同シューズ13足等を窃取した。(1月、富山) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).1.〔無職少年等による窃盗(金庫破り)事件〕
 無職少年(19歳)、高校3年生(19歳)、有職少年(18歳)、専門学校生(18歳)の4人はテレビゲームショップや靴店等に侵入し、現金在中の金庫を連続して窃取した。(1月、埼玉) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).1.〔中学生によるナイキ製シューズ窃盗事件〕
 中学2、3年生(14歳、15歳)10人はナイキ製シューズ欲しさに、15軒の民家の玄関から同シューズ18足等を窃取した。(1月、愛知) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).1.〔中、高校生による器物損壊事件〕
 中、高校生(14歳〜16歳)9人は、コンクリート片や小石を投げ、中学校の教室の窓ガラス等48枚を損壊した。(1月、埼玉) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).2.12〔17歳がオートバイ突き飛ばし殺害〕
 神奈川県横浜市金沢区で、土木作業員(17)がオートバイを突き飛ばして転倒させ、運転していた男性(22)を殺害し、後部座席の少年(17)にケガを負わせ、14日に殺人と殺人未遂で逮捕、犯人を自宅に送った土木作業員(19)を犯人隠避で逮捕した。


平成9年(1997).2.〔中学生による教師に対する暴行事件〕
 中学3年生(15歳)2人は、校内で喫煙していたことを注意した教師3人に対し椅子を投げつける等の暴行を加えた。(2月、岐阜) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).2.〔中学生による消防無線機窃盗判牛〕
 中学2年生(14歳)は消防無線を傍受して楽しむために、消防署に駐車してあった消防車の車内から消防用携帯無線機を窃取した。(2月、神奈川) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).2.〔無職少年によるひったくり事件〕
 無職少年(16歳)は、通行中の女性(17歳)の後方から追い抜きざまに、現金約8,000円、預金通帳等在中の手提げ袋をひったくり窃取した、なお、少年はホームレスに頼んで預金を引き下ろしていた。(2月、愛知) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).2.〔高校生等による強姦事件〕
 高校3年生(17、18歳)2人、有職少年(18歳)2人の4人は、高校生(15歳)を口実をもうけて電話で呼び出した上、有職少年を居室に連れ込み、電動のこぎりやナイフを示して強姦しその際、全治4週間の傷害を負わせた。(2月、神奈川) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).2.〔中学生による恐喝未遂事件〕
 中学2年生(14歳)4人は、中学生(14歳)から「たまごっち」を喝取しようと企て、同人を脅迫したが110番通報されたためその目的を遂げなかった。(2月、神奈川) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).2.〔中、高校生等による恐喝事件〕
 中学3年生(15歳うち女子1人)3人、高校1年生(15歳、16歳、うち女子2人)18人、高校3年生(18歳女子)、有職少年(16歳)2人、無職少年(15歳、16歳)2人の26人は、テレビ番組にヒントを得て、テレクラを利用して男性を呼び出し因縁をつけて現金を喝取しようと企て、高校3年生が会社員(41歳)を呼び出し高校1年生等6人が、因縁をつけた上、暴行を加え、現金3万2,000円を喝取したほか、それぞれグループを作って同様の犯行を敢行していた。(2月、北海道) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).2.〔高校生等による強盗致傷事件〕
 高校2、3年生(17歳、18歳)9人、無職少年(17歳)の10人は、「格闘技ゲーム」に刺激され通行人から金品を強取することを企て、通行中の店員(25歳)に対し因縁を付け、さらに、手拳で殴打する等の暴行を加え、現金3,000円等を強取しその際、全治10日間の傷害を負わせた。(2月、埼玉) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).2.〔高校生等による強盗致傷事件〕
 高校1年生(16歳)、有職少年(16歳)の2人は、遊興費欲しさから通行人から金品を強取しようと企て、下校途中の高校生(18歳)を脅迫し金品を強取しようとしたが、同人が反抗するや所携のモンキーレンチで頭部を殴打しその際、全治10日間の傷害を負わせた。(2月、岐阜) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).2.〔有職少年による強盗致傷事件〕
 有職少年(16歳〜18歳)4人は、通行中の高校生(17歳)から金品を強取しようと企て、同人に対し頭部を殴る、蹴るの暴行を加え、現金400円等を強取し、その際、全治2週間の傷害を負わせた。(2月、富山) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).2.〔無職少年等による強盗事件〕
 無職少年(17歳)、高校2年生女子(17歳)の2人は、テレクラ利用客から現金を強取しようと企て、女子高校生がテレクラに電話をかけて会社員(46歳)を誘い出した上、後をつけてきた無職少年が同人にバタフライナイフを突きつけ脅迫し現金5,000円在中の則布等を強取した。(2月、東京) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).2.〔高校生グループによる強盗致傷事件〕
 高校3年生(18歳)3人は通行人から現金を強取することを企て、通行中の会社員(42歳)の顔面等を手拳で殴打するなどの暴行を加え、金品を強取しようとしたが、金品を発見できなかったためその目的を遂げられなかったものの、その際、全治1週間の傷害を負わせた。(2月、大分) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).2.〔中学生による強盗致傷事件〕
 中学2年生(14歳)2人は通行人から金品を強取しようと企て、通行中の会社員(28歳)に対しオートバイですれ違いざまに所携の木製バットで後頭部を殴打し現金を強取しようとしたが、同人が逃げたためその目的を遂げられなかったものの、その際、後頭部打撲の傷害を負わせた。(2月、奈良) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).2.〔中学生による強盗致傷事件〕
 中学2年生(14歳)は金品を強取しようと企て、客を装い雑貨店を訪れ、応対に出た女性店主(83歳)の腹部を足蹴りにしさらに、所携のカッターナイフて同女の頸部を切りつけ、現金2,000円を強取し、その際、全治3週間の傷害を負わせた。(2月、岐阜) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).2.〔女子高校生等による覚せい剤乱用事件〕
 高校3年生女子(18歳)5人、無職少年(19歳、女子)の6人はイラン人等から購入した覚せい剤を仲間に譲り渡したり、乱用したりしていた。少年達の供述によると、デートクラブなどで稼いだ金を購入資金として充てていた者や「覚せい剤はダイエット効果がある」と信じて乱用していた者もいた。(平成8年10月〜9年2月、埼玉) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).2.〔中学生による器物損壊事件〕
 中学2、3年生(14歳、15歳)3人は中学校等5ケ所の窓ガラスを棒や石で割って損壊し、その際中学2年生の母親が少年らを車で現場に連れて行くなど、犯行をほう助していた。(2月、静岡) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).2.〔中学生による女性教師に対する性的暴力行為事件〕
 中学2、3年生(14歳、15歳)3人は、校内で女性教師に対し胸を触る等の暴行を加えた。(2月、大阪) 警察庁「少年非行等の概要」引用。





平成9年(1997).3.16〔中3が通り魔殺人と首切断 酒鬼薔薇聖斗事件〕
 兵庫県神戸市の路上で、中学3年生(14)が小学4年生の女の子(10)の頭部をハンマーで殴打して殺害、直後に通行中の小学3年生の女の子(9)の腹部を刃物で刺して2週間の傷害を負わせた。
 5.24に小学6年生の男の子(11)を絞殺、首を切断して中学校の正門に遺棄した。「酒鬼薔薇聖斗」と名乗って脅迫状をマスコミに送りつけ、6.28に逮捕された。


平成9年(1997).3.22〔中2が主婦を強盗殺人〕
 三重県三重郡で、中学2年生(14)が窃盗目的で民家に侵入、帰宅した主婦(51)に顔を見られ、台所にあった包丁で頭などを刺して殺害した。


平成9年(1997).3.〔外国人少年による強盗事件〕
 フィリピン国籍の無職少年(18歳、女子)1は生活費欲しさから、自分の父親が家事手伝いとして稼働している被害者方に上がり込み、応対に出た主婦(83歳)に対し包丁を突きつけ脅迫し粘着テープで手足を縛り、現金約215万円を強取した。(3月、東京) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).3.〔中学生による恐喝事件〕
 中学2、3年生(14歳、15歳)の3人は、玩具店に「たまごっち」を買いに行った際に所持金が少なかったことから「たまごっち」を買いに来ていた中学生6人を脅迫し現金約4万円を喝取した。(3月、大阪) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).3.〔高校生による覚せい剤乱用事件〕
 高校3年生(18歳)4人は暴力団員から覚せい剤を購入し互いの自宅等で乱用していた。少年達の供述によると、「受験勉強の眠気覚ましのため」に乱用していた者もいた。(3月、栃木) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).4.9〔44歳通り魔が幼女刺殺〕※参考
 大阪府大阪市浪速区の路上で、ガラス施工業手伝い(44)が小学3年生の女の子(8)の首を包丁で刺して殺害、逃走したが逮捕された。 「小さな女の子なら誰でもよかった」「命令された」と自供。


平成9年(1997).4.〔高校生等による強姦、強制わいせつ事件〕
 高校1年生(16歳)5人、無職少年(16歳)の6人は高校生(16歳)を甘言を用いてカラオケボックスに連れ込み、酒を無理矢理飲ませた上、マフラーで両手を縛って、わいせつ行為を加え、強姦した。(4月、神奈川) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).4.〔有職少年による殺人事件〕
 有職少年(18歳)は中学時代の同級生(有職少年、18歳)に、日頃から金を恐喝されていたことに立腹し所携のナイフで同人の前頸部を刺して殺害した。(4月、埼玉) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).4.〔専門学校生等による強盗致傷事件〕
 専門学校生(18歳)等5人は、通行人から金品を強取することを企て、通行中の大学生(19歳)を取り囲み、鉄パイプ、手拳等で顔面、背部等を殴打し現金1万500円を強取し、その際、全治4日間の傷害を負わせた。(4月、岡山) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).4.〔高校生等による強盗致傷事件〕
 高校1、3年生(16歳〜18歳)3人、有職少年(18歳)の4人は、遊興費欲しさから通行中の大学生(19歳)に対し殴る、蹴るの暴行を加え、現金1万数千円を強取しその際、傷害を負わせた。(4月、福島) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).4.〔中学生等による強盗致傷事件〕
 中学3年生(14歳)、中学2年生(13歳)2人、有職少年(15歳、女子)の4人は、以前に有職少年が自営業(29歳)から声をかけられて「たまごっち」を貰ったことから、同人から金品を強取できると考え、駐車場に誘い出した上、同所で足蹴りにする等の暴行を加え、現金3万2,000円を強取しその際、全治2週間の傷害を負わせた。(4月、岐阜) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).4.〔有職少年によるナイキ製シューズを狙った強盗致傷事件〕
 有職少年(17歳)は、ナイキ製バスケットシューズを履いて通行中の会社員(20歳)を認めるや、バスケットシューズを強取しようと企て、顔面に頭突きや手拳で殴打する等の暴行を加え、バスケットシューズ1足を強取、その際、全治6週間の傷害を負わせた。(4月、長崎) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).4.〔高校生の首吊り自殺〕
 高校2年生(16歳)は自室で首吊り自殺した。遺書には、「友人から借りた金の返済に困っている」等と書かれていた捜査の結果、中学時代の元同級生の高校2年生(16歳)、有職少年(17歳)の2人を恐喝で逮捕した。(4月、静岡) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).4.〔高校生の首吊り自殺〕
 高校2年生(16歳)は自宅裏の山林で首吊り自殺した遺書には、「同級生から宿題をやるよう強制されていた」等と書かれていた。(4月、長野) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).4.〔高校生による傷害致死事件〕
 高校3年生(18歳)は無職少年(18歳)と異性のことで口論となり、同人に対し手拳で顔面を殴打する等の暴行を加え、くも膜下出血により死に至らしめた。(4月、沖縄) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).4.〔専門学校生による実母傷害致死事件〕
 専門学校生(15歳)は、実母(42歳)が酒浸りの生活をしているのに憤慨し、同人の頭部を手拳で殴打し、死に至らしめた。(4月、茨城) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).4.〔高校生等による傷害事件〕
 高校2年生(16歳)、有職少年(16歳)2人の3人は、憂さ晴らしのために中年の男性を痛めつけようと相談し通行中の無職(39歳)に対し鉄パイプで頭部等を殴打する暴行を加え、全治1か月の傷害を負わせた。(4月、福島) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).4.〔女子中学生等によるリンチ傷害事件〕
 中学3年生女子(15歳)3人、高校1、2年生女子(16歳、17歳)4人、の7人は女子中学生(15歳)の日頃の言動に不満があるとして電話で呼び出し頭部等を足蹴りする等の暴行を加え、全治10日間の傷害を負わせた。(4月、東京) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).4.〔家出女子中学生による窃盗(空き巣狙い)事件〕
 中学3年生女子(14歳)2人は、家出中の飲食費、遊興費を入手するため、民家に侵入し、現金32万2,000円、テレホンカード等を窃取した。(4月、愛知) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).4.〔有職少年等によるナイキ製シューズ等窃盗事件〕
 有職少年(16歳、18歳)2人、高校2年生(17歳)、中学3年生(15歳)2人の5人は、靴販売店等に侵入し、ナイキ製シューズ583足、現金161万円等を窃取した。(4月、福岡) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).4.〔女子高校生による覚せい剤乱用事件〕
 高校1、2年生女子(16歳、17歳)3人はテレクラを通じて知り合った男に、それぞれホテル等において、覚せい剤注射をされた。(4月、愛知) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).4.〔中学生による中学校放火事件〕
 中学3年生(14歳)3人は騒ぎになるのが楽しいとの理由から、中学校の体育館の陸上競技用マットに火を放ち、同体育館の外壁を焼損させた。(4月、福島) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).4.〔無職少年等による「援助交際」名目の詐欺事件〕
 無職少年(16歳女子1人、17歳男子1人)2人、高校2年生女子(16歳、17歳)2人、高校1年生(16歳)2人、中学3年生(15歳)2人の8人はツーショットダイヤルを通じて会社員(31歳)を呼び出し援助交際の前金として現金2万円を受け取り、隙を見て逃走して騙取した。(4月、長野) 警察庁「少年非行等の概要」引用。





平成9年(1997).5.25〔中3がいじめ仕返し殺人〕
 兵庫県相生市で、中学3年生(15)が中学時代から自分をいじめていた土木作業員(16)に金を要求されて殴られたことから、バットで頭を殴打して殺害、死体をビニール袋で覆い、空き地に遺棄、翌日逮捕された。


平成9年(1997).5.28〔16歳が母親に灯油かけ殺人未遂〕
 愛知県名古屋市昭和区の無職(16)が就寝中の母親(43)に灯油をかけてライターで火をつけようとしたが逃げたので失敗し、灯油をまいて放火して自宅を焼いた。中卒後に進学も就職もせずに引きこもって猫と遊んで過ごしており、母親と毎日ケンカしていたため殺そうと思ったと自供。


平成9年(1997).5.28〔父の首絞めた容疑の少年逮捕〕
 福岡県田川郡の自宅で、鉄筋工(19)が父親(43)に馬乗りになって絞殺しようとした。意識不明の重体となり、殺人未遂で逮捕された。


平成9年(1997).5.〔女子高校生による老女を狙った強盗致傷事件〕
 高校3年生女子(17歳)2人は、遊興費欲しさから老女を襲い、現金を強取しようと企て、通行中の老女(83歳)をバッグで殴打して転倒させ、現金10万7,000円在中のバッグ1個を強取し、その際、全治3か月の傷害を負わせた。(5月、北海道) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).5.〔中学生による強盗致傷事件〕
 中学3年生(14歳)4人、高校1年生(15歳)の5人、は「おやじ狩り」をやろうと相談し帰宅途中の会社員(48歳)に対し後方から跳び蹴りをして転倒させ、さらに殴る、蹴るの暴行を加え、手提げカバン強取しその際、全治10日間の傷害を負わせた。(5月、東京) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).5.〔高校生等による強盗事件〕
 高校2年生(17歳)、高校3年生女子(18歳)、専門学校生(18歳)2人の4人はテレクラを利用した男性から金品を強取しようと企て、女子高校生がテレクラを利用して会社則45歳)を誘い出し高校生らが同人に殴る、蹴るの暴行を加え、現金を強取しようとしたが、警戒中の警察官に逮捕され、その目的を遂げられなかった。(5月、東京) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).5.〔有職少年による強盗致傷事件〕
 有職少年(18歳)4人は遊興費欲しさから通行人から金品を強取しようと企て、帰宅途中の会社員(47歳)に対し鉄パイプ等の凶器で顔面を殴打する等の暴行を加え、金品を強取しようとしたが、大声をでさわがれてその目的を遂げられなかったものの、その際、全治3週間の傷害を負わせた。(5月、埼玉) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).5.〔無職女子少年による窃盗事件〕
 無職女子少年(15歳)3人はツーショットダイヤルで知り合った会社員(26歳)と共にホテルに赴き、会社員が泥酔した隙に、現金1万9,000円と普通乗用車1台を窃取した (5月、鹿児島) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).5.〔高校生等による恐喝被害を引き金にしたひったくり事件〕
 高校1年生(16歳)7人、無職少年(16歳)の8人は、うち1人(高校1年生)が恐喝被害に遭ったことをきっかけに、その資金を捻出するなどするため大学構内に忍び込み同所を盗品保管などの拠点にしながら、帰宅途中の会社員(22歳)から現金4万8、000肱中のショルダーバッグをひったくり窃取したほか、ひったくりを繰り返していた。(5月、東京) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).5.〔女子暴走族グループによるリンチ傷害事件〕
 無職少年(15歳〜17歳、女子)11人は、暴走族のメンバーであるが、仲間の無職少年(17歳、女子)が脱会したい旨の意思表示をしたことに立腹し集団で顔面を殴打する暴行を加え、全治10日間の傷害を負わせた。(5月、宮城) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).5.〔女子中学生による覚せい剤乱用事件〕
 中学3年生女子(14歳)は、たまたま小遣いを取ろうとして母親の財布をあけたところ、覚せい剤を発見、以前から母親の覚せい剤使用に気付いており、好奇心からこれを飲んだ。(5月、東京) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).6.7〔高校生による実父殺人事件〕
 高校3年生(18歳)は、自室で発声練習をしていたのを実母に注意されたことから口諭となり、さらにその直後に帰宅した実父にもなじられたことに立腹し、所携の金属バットで実父(47歳)の頭部を殴打して殺害した。(6月、東京) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).6.9〔高2が駅でケンカ殺人〕
 大阪府東大阪市の近鉄奈良線八戸ノ里駅の改札口で、奈良県の高校2年生(16)が同級生(16)と口論、殴り合いとなり、ナイフで胸部を刺して殺害した。ナイフはいじめを受けるため護身用に持っていたもの。


平成9年(1997).6.〔有職少年による脅迫事件〕
 有職少年(19歳)はアルバイト先で知り合った女性(23歳)を脅迫しようと企て「私は女性の死体が見たくて仕方がない」等と記載した手紙を郵便受けに投函し同女を脅迫した。(6月、福岡) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).6.〔中学生による覚せい剤乱用事件〕
 中学3年生(14歳男子1人、14歳、15歳女子3人)4人は、家出中に恐喝等で指名手配中の無職の男と知り合いになり、覚せい剤を勧められ、発見されるまでの数日間、数回にわたって、男とともに覚せい剤を使用していた。(6月、栃木) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).6.〔高校生等によるリンチ殺人、死体遺棄事件〕
 高校2、3年生(16、17歳)5人、有職少年(17歳)、専門学校生(19歳)、無職(21歳)の8人は、会社員(19歳)が借金を返済しないことに立腹し河川敷に連れて行き、鉄パイプで背部等を殴打したり用水路の水に顔を押しつけるなどして殺害し、死体を河川敷内に遺棄した。(6月、東京) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).6.〔中学生による強盗致傷事件〕
 中学3年生(14歳、15歳)3人は遊興費欲しさに通行人から金品を強取することを企て、帰宅途中の会社員(48歳)に対し特殊警棒で頭部等を殴打する暴行を加え、現金25万円在中のセカンドバッグを強取しその際全治4週間の傷害を負わせた。(6月、埼玉) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).6.〔中学生等による強盗致傷事件〕
 中学3年生(14歳)2人、無職少年(15歳〜17歳)5人の7人は、帰宅途中の会社員(58歳)に対し竹ざおで殴る、蹴る等の暴行を加え、現金49万2,000円在中のバッグを強取しその際、全治8日間の傷害を負わせた。(6月、東京) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).6.〔無職少年によるコンビニ強盗事件〕
 無職少年(19歳)は、コンビニエンスストアに押し入り、同店女店員(20歳)にカッターナイフを突きつけ脅迫し現金6万9,000円を強取した。(6月、大分) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).6.〔女子高校生による覚せい剤乱用事件〕
 高校3生女子(17歳)は、覚せい剤を繰り返し使用するうちに体調を崩し、学校で見た薬物のビデオを思いだし怖くなり、教師に相談して自首した。(6月、栃木) 警察庁「少年非行等の概要」引用。





平成9年(1997).7.〔高校生による強制わいせつ致傷事件〕
 高校1年生(15歳)は通行中の小学生(8歳、女子)に声をかけ、駐車場に連れ込み、首を絞めてわいせつな行為を加え、その際、全治3週間の傷害を負わせた。(7月、神奈川) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).7.〔無職少年等による強盗事件〕
 無職少年(15歳、16歳)2人、無職少年女子(15歳)、高校1年生(15歳)の4人は通行人から金品を強取することを企て、通行中の地方公務員(42歳)に対し所携のナイフを突きつけ、現金4万円を強取した。(7月、埼玉) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


H9.7.30〔泉佐野市のアイスピック殺人事件〕
 電気店アルバイトの少年(19)は、元の職場寮に夜間侵入し、元同僚の被害者(76)の胸などをアイスピックで刺した上、頭を鈍器で殴って殺害した。


平成9年(1997).7.〔高校生による改造けん銃不法所持等事件〕
 高校1年生(16歳)は自分でモデルガン改造した自動式けん銃5丁とモデルガンの弾を改造した実包7発を所持していた。(7月、兵庫) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).7.〔有職少年等による強盗致協事件〕
 有職少年(15歳、16歳)2人、無職少年(15歳、16歳)3人の5人は、通行人から金品を強取しようと企て、通行中の女性(67歳)に対し背中を足蹴りする暴行を加え、現金約21万円等在中の手提げ鞄を強取した。(7月、山口) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).7.〔無職少年による恐喝事件〕
 無職少年(19歳)は遊興費欲しさから、高校1年生(16歳)等から、数十回にわたり計150万円を喝取した、なお、被害少年の1人(高校1年生、16歳)は恐喝被害に係る資金に充当するため、ひったくりをくり返していた。(7月、東京) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).7.〔高校生による刃物使用傷害事件〕
 高校1年生(15歳)は通学途中のホーム上において、会社員(49歳)の体が触れたことに立腹し所携の果物ナイフで同人の腹部を刺して、全治1週間の伽害を負わせた。(7月、神奈川) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).8.6〔25歳が幼女猥褻殺害〕※参考
 福岡県春日市のアパート自室で、防水工(25)が登校中の小学2年生の女の子(8)を引きずり込んで強制猥褻をしようとして抵抗されたのでフロで溺死させ、死体をバケツに入れて那珂川町の山中に捨てた。8.10に逮捕。妻が出産のため実家に帰ってムシャクシャしてシンナーを吸っていた。被告が最高裁への上告を取り下げ無期懲役確定。


平成9年(1997).8.〔高校生による実父傷害致死事件〕
 高校2年生(16歳)は父親(45歳)と口論となり、同人の腹部を殴打し、腹腔内出血により死に至らしめた。(8月、新潟) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).8.〔無職少年による傷害致死事件〕
 無職少年(18歳)は、中学生(14歳)の態度が生意気だとして、正座させ、腹部を足蹴りにして、死に至らしめた。(8月、埼玉) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).8.〔高校生等による傷害事件〕
 高校1年生(17歳)、中学3年生(14歳)2人の3人は、高校生(16歳)に対し些細なことで因縁をつけ、同人に対してエアガンを射ったり、ナイフで切りつける等の暴行を加え、全治1か月の傷害を負わせた。(8月、兵庫) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).8.〔無職少年による催涙スプレー使用傷害事件〕
 無職少年(17歳、18歳)3人はスーパー店内において、催涙スプレーを噴霧し店内に居合わせた買物客にのどに痛みを与える等の傷害を負わせた。(8月、大阪) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).8.〔「チャイニーズ怒羅権」構成員による逮捕、監禁事件〕
 高校1〜3年生(16歳〜18歳)7人、有職少年(16歳〜19歳)4人、無職少年(17歳、18歳)3人、無職(21歳、24歳、女性)2人の16人は暴走族「チャイニーズ怒羅権」のメンバーであるが、対立する暴走族グループの構成員を拉致し暴行を加えることを企て、無職少年(18歳)、定時制高校生(18歳)の2人に対し鉄パイプで殴打する等の暴行を加えた上、乗用単に監禁して連れ回しさらに鉄パイプ等で殴打したりナイフで刺す等の暴行を加え、両名に全治3〜5週間の傷害を負わせた。(8月、東京) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).8.〔中学生による強盗致傷等事件〕
 中学3年生(14歳、15歳)の2人は、帰宅途中の中学生(14歳)を窃取した乗用車に無理矢理乗せ、脅迫して現金8,000円を強取した上、ゴルフクラブで殴打して全治2週間の傷害を負わせた。(8月、岡山) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).8.〔高校生等による強盗致傷事件〕
 高校1年生(15歳)、無職少年(15歳)の2人は、高校1年生(16歳)に対し因縁を付けた上、顔面を殴打し、現金約2,000円在中の財布等を強取しその際、鼻骨々折等の傷害を負わせた。(8月、岩手) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).8.〔高校生による強盗事件〕
 高校3年生(17歳)、高校3年生女子(17歳)の2人は、テレクラで知り合った男性を脅して金品を強取しようと企て、テレクラに電話して会社員(27歳)を誘い出した上、同人にカッターナイフを突きつけて脅迫し、現金1万1,000円を強取した。(8月、埼玉) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).8.〔有職少年等による銀行強盗未遂事件〕
 有職少年(17歳)、高校1年生女子(16歳)の2人は、それぞれ包丁を準備して銀行に押し入り、行員を脅迫して現金を要求したが、非常通報により駆けつけた警察官に逮捕され、その目的を遂げなかった。(8月、茨城) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).8.〔高校生等による強盗致傷事件〕
 高校2年生(17歳)、無職少年(17歳)の2人は、公園で遊んでいる児童から金品を強取しようと企て、公園で遊んでいた小学生(8歳)2人をマンションの非常階段に連行し両名の顔面等を殴打しさらに、タバコの火を腕に押しつけ、現金500円を強取しその際、全治1、2週間の傷害を負わせた。(8月、大阪) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).8.〔有職少年等による強盗致傷事件〕
 有職少年(17歳)、専門学校生(18歳)の2人は、乗用車でドライブ中に、乗用車で帰宅途中の男性(24歳)から「ヘッドライトがまぶしい」と注意されたことに立腹し同人の顔面を手拳で殴打する等の暴行を加え、乗用車を強取しその際、全治5日間の傷害を負わせた。(8月、岩手) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).8.〔無職少年等による強盗致傷事件〕
 無職少年(15歳、16歳、18歳、19歳)6人、専門学校生(15歳)、中学3年生女子(14歳)、中学2年生女子(13歳)の9人は、ツーショットダイヤル利用客から金品を強取しようと企て、女子中学生2人が会社員(23歳)と店員(24歳)の2人を誘い出し待ち伏せていた他の少年が鉄パイプ等で殴打して現金7万9,000円を強取しその際、両名に全治2週間と全治3か月の傷害を負わせた。(8月、大阪) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).8.〔中学生による強盗致傷事件〕
 中学3年生(14歳、15歳)の4人は、少年から金品を強取することを企て、中学2、3年生く13歳、14歳)5人に対し殴る、蹴るの暴行を加え、現金約4,000円を強取しその際、全治1週間から1か月の傷害を負わせた。(8月、大阪) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).8.〔有職少年による殺人事件〕
 有職少年(19歳)は、軽トラックを運転中、乗用車を運転していた男性(45歳)と車の離合をめぐって口論となり、所携の刺身包丁で腹部等を刺して殺害した。(8月、長崎) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).8.〔有職少年による殺人未遂事件〕
 暴走族メンバーの有職少年(17歳)は、以前から対立していた他の暴走族グループのメンバーである無職少年(16歳)を殺害しようと決意し所携のナイフで背中を刺しさらに、特殊警捧で頭部を殴打したが、傷害を負わせたにととまり、その目的を遂げなかった。(8月、徳島) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).8.〔高校生等による強盗致傷事件〕
 高校2年生(16歳)2人、高校2年生女子(16歳17歳)2人、有職少年(16歳)2人、無職少年(16歳)2人の8人はテレクラ利用客から金品を強取しようと企て、高校2年生女子がテレクラに電話をかけて会社員(29歳)を公園に誘い出し待ち伏せしていた高校2年生等が、同人にスタンガンを押しつけ、さらに、殴る、蹴るの暴行を加え、金品を強取しようとしたが、所持金がなかったため、その目的を遂げず、その際、全治2週間の傷害を負わせた。(8月、東京) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).8.〔高校生による強盗致傷事件〕
 高校1年生(15歳、16歳)3人は遊興費欲しさに通行人から金品を強取することを企て、帰宅途中の司法書士(41歳)に対し、後方から襲いかかり、殴る、蹴るの暴行を加え、現金15万円在中のセカンドバッグを強取しその際、全治10日問の傷害を負わせた。(8月、静岡) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).8.〔女子高校生による覚せい剤乱用事件〕
 高校3年生女子(18歳)2人は、ブラジル人等から覚せい剤を購入し自宅や校内で乱用していた。2人は売春行為で稼いだ金を覚せい剤購入資金として充てていた。(8月、静岡) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).8.〔高校生によるけん銃実包密輸入事件〕
 高校1年生(15歳、16歳)2人は、アメリカにホームステイした際に、お土産として貰ったけん銃実包合計33発を密輪入した。(8月、愛知) 警察庁「少年非行等の概要」引用。





平成9年(1997).9.11〔19歳らがコンクリート詰め殺人〕
 大阪府豊中市の女保険外交員(46)や自動車運転手(19)ら4人は、200万円の借金を返済しない被害者を自宅から拉致して保険外交員宅に監禁、「金を返さないと殺すぞ」と脅迫し、棒で全身を殴打して殺害、13日に遺体を箕面市の国定公園に運び、コンクリート詰めにして埋めた。


平成9年(1997).9.14〔18歳が警察官を強盗殺人〕
 群馬県桐生市境野町の古本、ビデオ販売店に、無職少年(18)が窃盗目的で侵入し、緊急通報により現場に駆けつけた警察官(31)に発見され、胸部を包丁で刺して殺害した。


平成9年(1997).9.26〔中学生による殺人事件〕
 中学2年生(13歳)は実母(37歳)とその友人である主婦(44歳)と共謀の上、日頃から暴力を振るう実父(38歳)の腹部を包丁で刺す等して殺害した。(9月、栃木) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).9.〔有職少年等による強盗致傷事件〕
 有職少年(16歳、17歳)3人、無職少年(16歳、17歳、18歳)4人、高校1年生女子(15歳、16歳)2人の9人はテレクラ利用客から金品を強取しようと企て、高校1年生女子がテレクラに電話をかけて会社員(27歳)他1人を誘い出した上、有職少年が金属バット等で殴打し現金約7,000円、携帯電話2台を強取しその際、両名に全治1週問の傷害を負わせた。(9月、群馬) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).9.〔中学生による教師殺人未遂事件〕
 中学3年生(15歳)は、ソフトボール部の練習中に、同部の監督である教師(24歳)と練習方法について口論となり、殺意を持って、金属バットで同教師の頭部等を殴打したが、傷害を負わせたにとどまり、その目的を遂げなかった。(9月、高知) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).9.〔高校生による強盗致傷事件〕
 高校2年生(16歳)、高校1年生(15歳)の2人は、会社員(21歳)から金品を強取することを企て、同人を乗用車に押し込め、現金1,000円等を強取しさらに、同人を河川数まで連行して、同所で金属バットで殴打する等の暴行を加え、全治2週間の傷害を負わせた。(9月、栃木) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).9.〔高校生による強盗致傷事件〕
 高校2年生(16歳)3人は通行人から金品強取しようと企て、帰宅途中の中学生(14歳)に対し殴る、蹴るの暴行を加え、衣服や自転車等を強取しその際、軽傷を負わせた。(9月、大阪) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).9.〔無職少年による強盗致傷事件〕
 無職少年(15歳、16歳、17歳)5人は、通行中の高校生(16歳)を取り囲み殴る、蹴るの暴行を加え、現金8,000円を強取し、その際、全治1週間の傷害を負わせた。(9月、大阪) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).9.〔中学生等による強盗致傷事件〕
 中学3年生(14歳)4人、中学3年生女子(15歳)、無職少年(17歳)の6人は、ツーショットダイヤル利用客を誘い出して金品を強取しようと企て、中学3年生女子がツーショットダイヤルに電話して男性(45歳)を誘い出し待ち伏せしていた中学生等が角材等を示して脅迫の上、現金3万7,000円を強取したが、その際、男性が逃げようとして高所から飛び降りたため、右足踵骨折等の傷害を負わせた。(9月、沖縄) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).9.〔中学生による強盗致傷事件〕
 中学3年生女子(14歳)、中学2年生女子(13歳)4人の5人は、公園内で雑談中の高校生女子(18歳)2人に対し暴走族を装って脅追した上、殴打等の暴行を加え、鞄等を強取したが、その際、1人に対し全治1週聞の傷害を負わせた。(9月、大阪) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).9.〔高校生等による強盗致傷事件〕
 高校2年生(16歳)4人、専門学校生(17歳)、有職少年(17歳)の6人は、遊興費欲しさから、帰宅途中の大学生(20歳)を取り囲み、顔面を殴打して現金5,000円を強取しその際、全治5日間の傷害を負わせた。(9月、奈良) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).9.〔高校生等による恐喝事件〕
 高校1年生(17歳)2人、無職少年(16歳)、中学3年生(14歳)の4人は、遊興費欲しさから通行中の会社員(44歳)を取り囲み、脅迫して現金約8万円等在中の財布を喝取した。(9月、愛知) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).9.〔有職少年等による傷害致死事件〕
 有職少年(15歳、16歳)5人、無職少年(15歳、16歳)2人、高校1年生(15歳)2人、中学3年生(14歳)の10人は、神社境内に高校生(15歳)を呼出し因縁をつけて取り囲み所携の鉄パイプ等で殴打し外傷性くも膜下出血等により死に至らしめた。(9月、兵庫) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).9.〔中学生による重傷傷害事件〕
 中学3年生(14歳、15歳)5人は、高校2年生(16歳)が、高校に入学してから態度が大きくなったとして、同人に対しコンクリート片や傘で頭部を殴打する等の暴行を加え、全治2週間の傷害を負わせた。(9月、東京) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).9.〔中、高校生等による覚せい剤乱用事件〕
 中学3年男子(14歳)、高校2年生男子(16歳〜7歳)3人、無職少年(19歳、女子)の5人は、中学の先輩後輩であるが、半年あるいは1年位前から自宅等に集まり、覚せい剤を乱用していた。(9月、大阪) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).9.〔女子中学生による覚せい剤乱用事件〕
 中学3年生女子(14歳)は、テレホンクラブで知り合った男から売春の代償として現金の代わりに覚せい剤をもらい、自宅で乱用していた。(9月、長野) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).9.〔中学生による中学校放火事件〕
 中学3年生(14歳)3人1は「学校を燃やせば学校に行かなくてすむ」と考え、中学校の体育館に侵入し灯油を撤いて火を放ち、体育館を全焼させた。(9月、茨城) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).9.〔中学生による器物損壊(兎殺害)事件〕
 中学3年生(14歳、15歳)3人、中学2年生(14歳)の4人は、小学校で飼育している兎7羽を、足蹴りにしたり、踏みつける等して殺害した。(9月、茨城) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).9.〔中学3年生による中学校長に対する暴行事件〕
 中学3年生(14歳)は校内で喫煙していたところを校長(57歳)に注意されたことに立腹し同人の顔面を殴打しさらに、来校中であった他の中学校の校長が制止しようとしたところ、同人に対して腹部を殴打する等の暴行を加えた。(9月、群馬) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).9.〔高校生等によるエアガン使用暴行事件〕
 高校3年生(18歳)、有職少年(19歳)2人の3人は、乗用車内から自転車で通行中の会社員(21歳)に対しエアガンを発射しプラスチック製の弾丸を命中させる暴行を加えた。(9月、宮城) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).10.〔高校生等による傷害致死事件〕
 専門学校生(18歳)2人、高校2年生(17歳)2人の4人は暴走族のメンバーであるが、暴走族仲間とともに、対立する暴走族を襲撃したが、その際、4人が無職少年(18歳)を金属バットで殴打しさらにナイフで刺して死に至らしめた。(10月、東京) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).10.〔中学生による実母殺人未遂事件〕
 中学3年生(15歳)は自宅台所において、実母(44歳)の背中等をナイフや包丁で刺し、殺害しようとしたが、傷害を負わせたにとどまり、その目的を遂げなかった。(10月、長野) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).10.〔高校生による強盗致傷事件〕
 高校1年生(16歳)は、自動販売機でジュースを買おうとしていた主婦、(27歳)の腕を引っ張り転倒させ、果物ナイフを突きつけて金品を要求したが、同人が逃走したため、その目的を遂げず、その際、全治1週間の傷害を負わせた。(10月、長崎) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).10.〔有職少年による強盗致傷事件〕
 有職少年(17歳、19歳)2人は、通行中の会社社長(56歳)に背後から足蹴りを加えた上、殴打し現金約11万5,000円在中のショルダーバッグを強取しその際、全治6週間の傷害を負わせた。(10月、東京) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).10.〔高校生による強盗致傷事件〕
 高校2年生(17歳)2人、高校2年生(18歳)の3人は、通行人から金品を強取することを企て、帰宅途中の会社員(28歳、30歳)2人に対し殴る、蹴るの暴行を加え、現金約2万3,000円等在中の貼布を強取しその際、両名に全治10日間の傷害を負わせた。(10月、岩手) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).10.〔無職少年による強盗事件〕
 無職少年(18歳)はコンビニエンスストアにおいて、同店のアルバイトの店員(18歳)に対し包丁を突きつけ脅迫し現金6万円を強取した。(10月、東京) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).10.〔高校生による強姦事件〕
 高校3年生(17歳)は帰宅途中の小学生(11歳)を駐車場内に連れ込み、「殺すぞ」と脅迫して強姦した。(10月、熊本) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).10.〔高校生による多額窃盗事件〕
 高校1年生(16歳)は、信用金庫職員が路上に駐車させておいた原動機付自転車1台及び同車両の荷台に設置されていた集金ボックス在中の現金約800万円を窃取した。(10月、福島) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).10.〔有職少年等による傷害事件〕
 有職少年(16歳)、高校3年生(18歳)の2人は暴走族グループのメンバーであるが、メンバーの一員である高校生(18歳)2人が脱会を申し出たことに立腹し殴る、蹴るの暴行を加え、両名に全治2週間等の傷書を負わせた。(10月、群馬) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).10.〔中学生ら兄弟による覚せい剤乱用事件〕
 中学2年生(14歳)は、兄の有職少年(17歳)が自宅で覚せい剤を乱用しているのを目撃し兄に誘われて覚せい剤を乱用していた。(10月、神奈川) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).10.〔高校生による学校放火事件〕
 高校2年生(16歳、17歳)の2人は、それぞれ自分の所属する運動部の大会に出場させてもらえなかったことや進級できそうにないことに不満をもち、高校の教室内にガソリンを撒いて火を放ち、校舎の一部を焼損させた。(10月、長野) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).10.〔中学生による自動車窃盗及びひき逃げ事件〕
 中学2年生(13歳)は道路上に駐車中の乗用車を窃取し同車両運転中に、交通整理中の警備員等2人をはね、重傷を負わせ逃走した。(10月、山形) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).10.〔中学生等による多額窃盗(ひったくり)等事件〕
 中学1年生(13歳)、小学5年生(10歳)の2人は遊興費欲しさからひったくりを企て、自転車で通行中の主婦(46歳)の背後から窃取した源付自転車で近づき、自転車の前籠から現金284万円在中の手提げバッグをひったくり窃取した。また、中学2年生女子(13歳)はひったくりで得た現金の一部を、事情を知りながら中学1年生から譲り受けていた。(10月、神奈川) 警察庁「少年非行等の概要」引用。





平成9年(1997).11.12〔高校生による殺人事件〕
 高校2年生(16歳)は、祖母(83歳)に、学校を休んだことを注意されたことに立腹し自宅の脱衣場において、同人の胸部等をアイスビックで刺して殺害した。(11月、千葉) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).11.28〔41歳が幼女猥褻殺害〕※参考
 和歌山県那賀郡粉河町の団地自室で、トラック運転手(41)が一階上に住む小学1年生の女の子(7)に強制猥褻をしようとして抵抗されたので絞殺、死体を冷蔵庫に隠した。何喰わぬ顔で捜索に加わり、自治会長の全部屋立ち入り要請に応えてタンスの中まで見せていたが、11.30に逮捕。両親とも親しく交際し、日頃からこの女の子を可愛がっていた。和歌山地裁は懲役13年の判決。


平成9年(1997).11.〔女子中、高校生等による覚せい剤乱用事件〕
 高校1年生女子(15歳)と無職少年(15歳女子)は遊び仲間の中学3年生女子(14歳)が密売人から購入した覚せい剤の一部を譲り受け、空き家で乱用していた。(11月、千葉) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).11.〔女子暴走族グループによる傷害等事件〕
 無職少年女子(16歳)2人、中学2年生女子(14歳)2人の4人は女子暴走族のメンバーであるが、対立する女子暴走族グループのメンバーである無職少女(15歳)、中学2年生女子(14歳)の2人を呼び出しグループを解散するように迫るとともに、鉄パイプで殴打する等の暴行を加え、無職少女に全治1週間の傷害を負わせた。(11月、大阪) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).11.〔高校生等による消防自動車窃盗事件〕
 高佼3年生(17歳)、中学3年生(15歳)の2人は、消防団の車庫内から、消防自動車1台を窃取した。(11月、宮崎) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).11.〔高校生による恐喝事件〕
 高校1年生(15歳、16歳)3人は下校途中の高校生(16歳)に対しカッターナイフを示して脅迫し現金4,000円を喝取した(11月、東京) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).11.〔有職少年等による傷害致死事件〕
 有職少年(18歳)2人、無職少年(19歳)、高校1年生(16歳)の4人は、無職少年(19歳)のを呼び出して因縁をつけ、殴る、蹴るの暴行を加え、外傷性くも膜下出価により死に至らしめた。(11月、長野) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).11.〔中学生による傷害事件〕
 中学2年生女子(14歳)は、同級生の女子(13歳)とけんかとなった際、所携のナイフで同人の背中を刺して、全治2週間の傷害を負わせた。(11月、三重) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).11.〔中学生による教師に対する傷害事件〕
 中学3年生(15歳)、は教師(39歳)から、清掃をするように注意されたことに立腹し、同人を足蹴りにし、さらに、これを制止しようとした教師(38歳)に対しても足蹴り等の暴行を加え、両名に全治1週間の傷害を負わせた。(11月、群馬) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).11.〔中学生による教師に対する傷害事件〕
 中学3年生(15歳)は、担任の教師(41歳)から、授業中にふざけないように注意されたことに立腹し、いきなり同教諭の顔面を殴打し全治4日間の傷害を負わせた。(11月、群馬) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).11.〔中学生による教師に対する傷害事件〕
 中学3年生(15歳)は、他のクラスが合唱の練習を行っている体育館に立ち入ろうとしたところを、教諭(39歳)に注意されたことに立腹し、同教諭の顔面等を殴打し全治10日間の傷害を負わせた。(11月、宮崎) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).12.4〔19歳が借金をめぐる殺人〕
 大阪府大阪市東淀川区で深夜1時、塗装工(19)が、男性(24)から借りていた1万円の返済のことでケンカとなり、果物ナイフで首、胸、肩を刺して殺害した。


平成9年(1997).12.17〔中3が姉殺害〕
 北海道の中学3年生(15)は、高校生の姉(17)が日頃から用事を言いつけることに対して不満をもっていたものであるが、17日午前0時頃、姉からテレビ番組を見るために起こすことを依頼されたため、睡眠中の姉を起こしたところ、なかなか起きず、偶然肘鉄を受けてカッとなり、首を絞めて殺害した。医療少年院送致。


平成9年(1997).12.〔中学生による教師に対する傷害事件〕
 中学3年生(15歳)は、学校の備品であるマジックペンを所持していたことを教師(女性、47歳)に注意されたことに立腹し足蹴り等の暴行を加え、全治10日間の傷害を負わせた。(12月、沖縄) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).12.〔中学生による傷害致死事件〕
 中学3年生(15歳)2人は中学2年生(14歳)を女友達のことで呼び出し口論となり、殴る、蹴るの暴行を加えて死に至らしめた。(12月、埼玉) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).12.〔中学生による実父殺人事件〕
 中学3年生(14歳)は実父(45歳)に勉強のことなどで怒られて殴られたことに立腹し包丁で首を刺して殺害した。(12月、大阪) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).12.〔19歳無職が刺殺〕
 大阪府大阪市西成区の踏切で、守口市内の無職少年(19)が軽ワゴンに乗った東大阪市の会社員(27)を刺殺、逮捕された。


平成9年(1997).12.〔中学生等による強盗致傷事件〕
 中学3年生(14歳、15歳)4人、中学3年生女子(14歳)、無職少年女子(16歳)の6人は、テレホンクラブ利用客を誘い出して金品を強取しようと企て、無職少年女子がテレホンクラブに電話して男性(30歳)を誘い出し待ち伏せしていた中学生が殴る、蹴るの暴行を加え、現金約2万円等を強取しその際、全治1か月の傷害を負わせた。(12月、香川) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


 

『冤罪と人類 道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』少年犯罪データベース主宰・管賀江留郎の著作第二弾。
『冤罪と人類 道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』

冤罪、殺人、戦争、テロ、大恐慌。すべての悲劇の原因は、人間の正しい心だった!
我が身を捨て、無実の少年を死刑から救おうとした刑事。彼の遺した一冊の書から、人間の本質へ迫る迷宮に迷い込む!
世界のすべてと人の心、さらには昭和史の裏面をも抉るミステリ・ノンフィクション!これぞ、21世紀の道徳感情論!



『戦前の少年犯罪』少年犯罪データベース主宰・管賀江留郎の本が出ました。
『戦前の少年犯罪』

戦前は小学生の人殺しや、少年の親殺し、動機の不可解な異常犯罪が続発していた。
なぜ、あの時代に教育勅語と修身が必要だったのか?戦前の道徳崩壊の凄まじさが膨大な実証データによって明らかにされる。
学者もジャーナリストも政治家も、真実を知らずに妄想の教育論、でたらめな日本論を語っていた!



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『道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』
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少年犯罪データベース主宰・管賀江留郎の著作第二弾。
『冤罪と人類 道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』

冤罪、殺人、戦争、テロ、大恐慌。
すべての悲劇の原因は、人間の正しい心だった!
我が身を捨て、無実の少年を死刑から救おうとした刑事。
彼の遺した一冊の書から、人間の本質へ迫る迷宮に迷い込む!
執筆八年!『戦前の少年犯罪』著者が挑む、21世紀の道徳感情論!
戦時に起こった史上最悪の少年犯罪<浜松九人連続殺人事件>。
解決した名刑事が戦後に犯す<二俣事件>など冤罪の数々。
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内務省と司法省の暗躍がいま初めて暴かれる!
世界のすべてと人の心、さらには昭和史の裏面をも抉るミステリ・ノンフィクション!

※宮崎哲弥氏が本書について熱く語っています。こちらでお聴きください。




『戦前の少年犯罪』

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少年犯罪データベース主宰・管賀江留郎の本が出ました。

戦前は小学生の人殺しや、少年の親殺し、動機の不可解な異常犯罪が続発していた。
なぜ、あの時代に教育勅語と修身が必要だったのか?戦前の道徳崩壊の凄まじさが膨大な実証データによって明らかにされる。
学者もジャーナリストも政治家も、真実を知らずに妄想の教育論、でたらめな日本論を語っていた!

『戦前の少年犯罪』 目次
1.戦前は小学生が人を殺す時代
2.戦前は脳の壊れた異常犯罪の時代
3.戦前は親殺しの時代
4.戦前は老人殺しの時代
5.戦前は主殺しの時代
6.戦前はいじめの時代
7.戦前は桃色交遊の時代
8.戦前は幼女レイプ殺人事件の時代
 9.戦前は体罰禁止の時代
10.戦前は教師を殴る時代
11.戦前はニートの時代
12.戦前は女学生最強の時代
13.戦前はキレやすい少年の時代
14.戦前は心中ブームの時代
15.戦前は教師が犯罪を重ねる時代
16.戦前は旧制高校生という史上最低の若者たちの時代




少年犯罪データベース

13歳以下の犯罪

異常犯罪

戦前の少年犯罪


少年犯罪統計データ

少年の殺人統計グラフ

少年のレイプ統計グラフ

親殺し統計グラフ


子どもの犯罪被害データーベース



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主要参考文献

〔年表〕子どもの事件 1945-1989

戦前の少年犯罪

戦後死刑囚列伝

新聞集成昭和史の証言

新聞集成昭和編年史

日本の精神鑑定

日本長期統計総覧

年表 昭和の事件・事故史

昭和史全記録 1926〜1989

値段史年表 明治・大正・昭和

事件・犯罪大事典 明治・大正・昭和

20世紀にっぽん殺人事典

青少年非行・犯罪史資料1-3

教育事件・論争史資料

朝日新聞縮刷版

読売新聞縮刷版

毎日新聞縮刷版

警察白書

犯罪白書





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少年犯罪データベースが参考文献として掲載されています。



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