平成10年(1998)の少年犯罪



平成10年(1998).1.8〔19歳シンナー常習者が通り魔殺人〕
 大阪府堺市宮下町の路上で、無職少年(19)が、幼稚園児(5)とその母親(35)、女子高校生(15)の背中などを包丁で刺し、幼稚園児を殺害するとともに、他の2人に傷害を負わせた。シンナー常習者だった。


平成10年(1998).1.14〔中学生による実母殺人事件〕
 中学3年生(15歳)は、自分の進路のことで実母(42歳)といさかいが絶えなかったことから殺意を持ち、台所にあった包丁で同人の腹部を刺して殺害した。(1月、神奈川) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).1.18〔高3女子が母親殺害〕
 愛媛県松山市の自宅で、高校3年生女子(17)が、母親(49)と男友達のことで口論となり、果実ナイフで胸部を刺して殺害した。


平成10年(1998).1.18〔18歳が刺殺〕
 神奈川県小田原市の自宅で、無職少年(18)が知人(29)の胸や背中を包丁で刺して殺害した。


平成10年(1998).1.18〔中学生による教師殺害事件〕
 中学1年生(13歳)は、授業終了後、教師(26歳、女性)から授業に遅れた理由を詰問されたことから、脅かそうとバタフライナイフを突きつけたが、教師が驚かなかったため、立腹して胸部等を刺して殺害した。(1月、栃木) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).1.30〔高1が授業中に女生徒をナイフで切る〕
 茨城県の県立高校で、授業中に1年生(16)が女生徒にナイフで切りつけ、家庭裁判所に殺人未遂で送致された。


平成10年(1998).1.〔高校生による強盗致傷事件〕
 高校3年生(17歳、18歳)3人は、遊ぶ金欲しさから「おやじ狩り」をやろうと相談し、自転車で帰宅途中の理容店経営者(61歳)に対し、後方から自転車ごと転倒させ、同人の身体にのしかかるなどの暴行を加え、現金2万6,000円を強取し、その際、全治3週間の傷害を負わせた。(1月、岩手) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).1.〔無職少年によるコンビニ強盗未遂事件〕
 無職少年(18歳)は、コンビニエンスストアーの店内に客を装って入り、アルバイト店員(19歳)にナイフを突きつけて脅迫し、現金を要求したが、他の店員に取り押さえられ、その目的を遂っしなかった。(1月、埼玉) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).1.〔高校生による高校放火事件〕
 高校3年生(18歳)は、成績のことで教師に叱責されたことを根に持ち、高校の本館に侵入し、灯油を撒いて火を放ち、校舍の一部を焼損させた。(1月、山口) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).1.〔女子中学生による覚せい剤乱用事件〕
 中学2年生女子(13歳)は、家出中に知り合った重機運転手宅において、覚せい剤を注射されていた。補導後、保護施設に入所していた同女は、無断で同施設を抜け出し行方不明となっていたが、覚せい剤取締法違反容疑により同運転手宅が捜索を受けた際、運転手と一緒にいたところを、再度補導した。(平成9年12月〜10年1月、岡山) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).1.〔会社員によるわいせつ図画販売等事件〕
 会社員が、テレクラで知り合った女子中学生(13歳)をホテルヘ連れ込み、わいせつなビデオを撮影し、パソコン通信を利用してビデオテープを販売していた。(1月、埼玉) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).2.〔中学生による強盗事件〕
 中学2年生(13歳)は、遊ぶ金欲しさから金員を強取することを企て、スーパーの男子トイレ内で待ち伏せし、トイレ内に入ってきた買い物客2人に所携のサバイバルナイフを突きつけ、「金を貸してくれ」等と脅迫したが、両名に逃げられたことからその目的を遂げなかった。(2月、福島) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).2.〔中学生による強盗事件〕
 中学1年生(13歳)は、遊ぶ金欲しさから金員を強取することを企て、下校途中の中学生6人に対し、飛び出しナイフを突きつけその反抗を抑圧し、現金を強取した。(2月、福島) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).2.〔高校生によるモデルガン使用強盗事件〕
 高校3年生(18歳)は、施錠をして帰宅しようとした会社社長(40歳)にモデルガンを突きつけて脅迫し、金庫を開けさせ現金約44万円を強取した。(2月、福岡) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).2.〔中学生による郵便局強盗未遂事件〕
 中学3年生(15歳)は郵便局員(66歳)に包丁を突きつけ、無言で現金を要求したが、郵便局長に説得され、その目的を遂げなかった。(2月、兵庫) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).2.〔暴走族グループによる強盗事件〕
 無職少年(15歳、16歳)5人中学3年生(15歳)2人の7人は、おやじ狩りと称してパチンコ玉換金終了後の男性に的を絞って、金品を強取しようと企て、換金終了直後の大工(50歳)に、因縁をつけて呼び止め、バタフライナイフをちらつかせながら殴る、蹴るの暴行を加え、現金9万6,000円在中の財布等を強取した。(2月、群馬) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).2.〔中学生による強盗事件〕
 中学3年生(14歳、15歳)2人は、中学生(15歳)に対しバタフライナイフを突きつけて脅迫し、さらに顔面を殴打するなどの暴行を加え、現金580円を強取した。(2月、埼玉) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).2.〔無職少年による強盗未遂事件〕
 無職少年(15歳、16歳)2人は、高校生(18歳)3人に対し、バタフライナイフを突きつけて脅迫し、現金を強取しようとしたが、1名にナイフを取り上げられ未遂に終わった。(2月、愛知) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).2.〔中学生等よる強盗事件〕
 中学2年生(14歳、13歳)2人、無職少年(17歳、16歳)2人の4人は独居老人宅に侵入し、就寝中の老人(74歳)に布団を被せて押さえつけ、殴る蹴るの暴行を加え、現金27万円を強取した。(2月、群馬) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).2.〔中学生による警察官に対するけん銃奪取目的殺人未遂事件〕
 中学3年生(15歳)は、警察官を殺害してけん銃を奪取しようと企て、パトロール中の警察官に道を聞く振りをして、やにわに同警察官の右胸をバタフライナイフで刺したが、同警察官に逮捕され、その目的を遂げなかった。(2月、東京) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).2.〔高校生等による傷害事件〕
 高校2年生(17歳)、有職少年(17歳)2人、無職少年(16歳)の4人は、後輩の中学生(14歳)が生意気だと因縁をつけて呼び出し、バタフライナイフを示しながら、殴る、蹴るの暴行を加え、鼻骨骨折等の全治1ヶ月の傷害を負わせた。(2月、神奈川) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).2.〔中学生による刃物使用傷害事件〕
 中学2年生(14歳)2人(双子の兄弟)は、人を刺して警察に捕まれば、学校に行かなくてもよいと、人を刺すことを共謀し、通りがかりの主婦(58歳)をすれ違いざまにナイフで刺し、全治3週間の傷告を負わせた。(2月、鳥取) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).2.〔高校生による刃物使用傷害事件〕
 高校1年生(15歳)は、教室の黒板に書いてあった自分の名前に同級生(15歳)が、いたずら書きしたことに立腹し、バタフライナイフで背中を刺し、全治1週間の傷害を負わせた。(2月、富山) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).2.〔中学生によるひったくり事件〕
 中学3年生(14歳、15歳)4人、中学1年生(13歳)3人、小学5年生(11歳)3人、小学4年生(10歳)、無職少年(17歳)の12人は、それぞされ数名づつに分かれ、窃取したオートバイ、自転車等を利用して、買い物帰りの主婦等を狙って、後方から近づき、自転車の前かご等から手提げバック等をひったくり窃取した。(2月、東京) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).2.〔中学生による連続窃盗(自動車盗)事件〕
 中学3年生(14歳、15歳)5人、有職少年(16歳)2人の7人は、それぞされ数名づつに分かれ、深夜にエンジンキーを付けて駐車していた普通乗用車等11台(被害合計715万円相当)を窃取した。(2月、京都) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).2.〔中学生らによる覚せい剤乱用事件〕
 中学3年生(15歳)と同じ中学の卒業生の有職少年(17歳、18歳)2人は、近所の遊び仲間であるが、成人男性から、覚せい剤の使用方法を教えられ、互いの自宅等で覚せい剤を乱用していた。また、同じ中学の3年生女子(15歳)2人も、乱用に加わっていたとして、補導した。(1月〜2月、兵庫) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).2.〔女子中学生による覚せい剤乱用事件〕
 中学2年生女子(13歳、14歳)2人は、街で知り合った男性と一緒にホテルに行き、同所などで男性から貰った覚せい剤を乱用していた。(1月〜2月、茨城) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).2.〔高校生による覚せい剤所持事件〕
 高校2年生(17歳)は、繁華街で声を掛けてきた外国人から覚せい剤を買い、これを、校内に持ち込んだが、教師の持ち物検査により発見された。同様に、他の高校1年生(16歳)も、校内に覚せい剤を持ち込んでいた。(2月、栃木) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).2.〔女子中学生による覚せい剤乱用事件〕
 中学2年生女子(15歳)2人は、深夜、無職の男性宅へ遊びに行き、同所で覚せい剤を貰い、好奇心からその場で乱用していた。(2月、岡山) 警察庁「少年非行等の概要」引用。





平成10年(1998).3.1〔有職・無職少年らによる殺人放火事件〕
 有職少年(15歳、16歳)、無職少年(17歳)の3人は、躾と称して暴行を加えていた露天商従業員(20歳)が就寝中に、鉄パイプで同人の頭部を殴打して殺害し、その後犯行を隠すため灯油を撒き放火した。(3月、鹿児島) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).3.6〔19歳が恋人の女子中学生殺人〕
 愛知県日進市自宅で、無職少年(19)が、交際中の女子中学生(15)を独占するため、枕カバーで首を絞めて殺害した。


平成10年(1998).3.13〔17歳が91歳老人を強盗殺人〕
 鹿児島県鹿屋市で、無職少年(17)が、独居老人(91)を殺害して金を奪おうと計画し、トイレを貸りる口実で上がり込み首を絞めて殺害、通帳や印鑑をを強取したのち、死体を山林に遺棄した。


平成10年(1998).3.〔有職少年による実母殺人事件〕
 有職少年(18歳)は、実母(47歳)からシンナー吸引について注意されたことに腹を立て、包丁で腹部を突き刺して殺害した。(3月、奈良) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).3.〔中学生による殺人事件〕
 中学2年生(14歳)は実父(41歳)から暴力を受けたことで実父を殺害しようと決意し、友人の中学2年生(14歳)と共謀してダンベルや金属バットで頭部を殴打して殺害した。(3月、千葉) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).3.〔中学生による刃物使用傷害事件〕
 中学2年生(14歳)は、前日同級生(14歳)に殴られたことから、その翌日仕返しをしようと自宅から包丁を持ち出し、背後から切りつけ、全治2ヶ月の傷害を負わせた。(3月、愛知) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).3.〔中学生等よる強盗致死事件〕
 中学3年生女子(14歳、15歳)2人は、知り合いの無職男性(69歳)から金員を強取しようと企て、金を出せと申し向けながら、同人の腹部を足蹴にし、さらに仰向けに倒れた同人の胸部腹部等を踏みつけるなどの暴行を加え、金員を強取しようとしたが、同人が現金を所持していなかったため、その目的を遂げなかったが、その際、右暴行により胸腔内損傷等の傷害を負わせ、死亡するにいたらしめた。(3月、埼玉) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).3.〔中学生等よる強盗事件〕
 中学2年生(14歳)2人、高校2年生(17歳)の3人は、自転車で帰宅途中の小学生(12歳)を取り囲み、ナイフを示しながら暴行を加え、現金2,000円を強取した。(3月、埼玉) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).3.〔中学生等よる強盗事件〕
 中学3年生(15歳)2人 無職少年(16歳)の3人は、遊ぶ金欲しさから通行人から金品を強取しようと企て、帰宅途中の会社員(39歳)に対し、いきなり鉄パイプで殴打する暴行を加え、現金5,000円を強取した。(3月、京都) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).3.〔中学生による強盗致傷事件〕
 中学2年生(14歳)は、スーパーマーケット内の女子トイレにおいて、無職女性(60歳)の右頸部をカッターナイフで切りつけ、現金約1万円在中のショルダーバックを強取し、その際、全治10日間の傷害を負わせた。(3月、岐阜) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).3.〔中学生等による恐喝未遂事件〕
 中学2年生(14歳、女子)2人、中学3年生(15歳、女子)、無職少年(16歳、女子)の4人は、アイドルグループの追っかけをするための交通費や食事代を調達するため金品を喝取することを企て、同じく追っかけをやっていた歯科助手(19歳、女子)に金をだせと因縁をつけ、顔面を殴打したり、傘の先で突くなどの暴行を加えたが、同人がすきをみて逃走したため、その目的を遂げなかった。(3月、大阪) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).3.〔無職少年等による恐喝未遂事件〕
 無職少年(17歳)、中学2年生(14歳)2人の3人は、共謀のうえ中学生(14歳)のトランプゲームの借財を他の同級生(14歳)に肩代わりさせることを企て、無職少年が中学2年生をして、中学生に対して「ナイフで脅かしても金を借りろ」と指示して、中学生が同級生の顔面にナイフを突きつけ、「金を貸してくれ」等と申し向けて現金の交付を要求したが、同級生がこれに応じなかったため、その目的を遂げなかった。(3月、千葉) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).3.〔中学生による恐喝事件〕
 中学3年生(15歳)は、同級生(15歳)に対してナイフや警棒を示して、「お前に貸した金に利子がついた」等と因縁をつけ、現金3万を喝取した。(3月、福岡) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).3.〔中学生による教師に対する傷害事件〕
 中学3年生(15歳)は、授業中、教師(42歳)からピアスをしていることを注意されるや、これに激怒し、いきなり殴る、蹴るの暴行を加え、全治1週間の傷害を負わせた。(3月、埼玉) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).3.〔中学生による高校放火事件〕
 中学3年生(15歳)2人は、学校が火事になればどんな騒ぎになるかと面白半分の気持ちで、中学校の体育館に侵入し、紙片にライターに火をつけて、体育館の一部を焼損させた。(3月、熊本) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).3.〔女子中学生による校内での覚せい剤乱用事件〕
 中学3年生女子(15歳)は、テレクラで知り合った男性から覚せい剤と注射を貰い、これを自分の通う中学校のトイレ内で乱用していた。(3月、北海道) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).3.〔中学生による軽犯罪法違反事件〕
 中学2年生(14歳)は、自宅の電話から警察通信指令本部に110番通報し「空港に爆弾を20個仕掛けた。7時30分ころ爆発する」との虚構の申告をした。(3月、愛知) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).3.〔中学生による首吊り自殺〕
 中学2年生(14歳)は、自宅倉庫内で首吊り自殺した。遺書には、「先輩に脅されて8万円払った。あと4万円が払えない。ぼこぼこにされるなら死んだほうがましだ」等と書かれていた、捜査の結果、中学時代の野球部先輩の無職少年(17歳)らを恐喝未遂で逮捕した。(3月、千葉) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).3.〔中学生によるいじめの仕返しによる殺人事件〕
 中学1年生(13歳)は、以前、同級生に対して粗暴な行為や嫌がらせをしたため、相手にされなくなり、逆に因縁をつけられるなどの「いじめ行為」を受けるようになり、当日も中学生(13歳)から机の上に足をのせるなどの行為をされたため、いじめの仕返しとして所携の折りたたみナイフで胸を刺して殺害した。(3月、埼玉) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).3.〔無職男性による児童福祉法違反等事件〕
 無職男性が、テレクラで知り合った女子高校生(16歳)をホテルヘ連れ込み、「おれはやくざだ、援助狩りをやっている」などと脅して自分を相手にわいせつな行為をさせ、その様子をビデオ撮形し、裏ビデオ販売業者に販売した。(3月、東京都) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


   平成10年(1998).4.7〔45歳が幼女レイプ殺人〕※参考
 岩手県岩手郡で、トラック運転手(45)が下校中の小学2年生の女の子(7)を自宅に連れ込み、レイプしてビニール紐で絞殺、死体を山林に捨てた。死刑が求刑されたが一審二審とも無期 懲役判決で確定。


平成10年(1998).4.15〔中3が友人と2人で父親殺害〕
 千葉県四街道市で、中学3年生(14)と友人の中学3年生(14)が、無職の父親(41)を金属バットで殴打して殺害した。


平成10年(1998).4.28〔群馬県・元同級生殺人事件〕
 群馬県安中市の駐車場で深夜0時、少年(18〜19)3人が中学時代の同級生の店員(18)を殴って殺害した。女性関係のトラブル。


平成10年(1998).4.〔高校生による窃盗事件〕
 高校3年生女子(17歳)2人は、テレクラで知り合った団体職員(69歳)と共に民宿に赴き、団体職員が入浴している隙に、現金5万1,300円在中の財布を窃取した。(4月、宮崎) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).4.〔中学生による強盗事件〕
 中学3年生(14歳)は、自転車で帰宅途中の中学生(14歳)に、果物ナイフを突きつけて脅迫し、現金約700円を強取した。(4月、福岡) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).4.〔高校生等よる強盗致傷事件〕
 高校3年生(17歳)2人、有職少年(18歳)2人、大学生(18歳)、無職少年(18歳)の6人は、駐車場で休んでいた会社員(23歳)に因縁をつけて木刀等で殴る蹴るの暴行を加え、現金2,000円等を強取し、その際、全治4週間の傷害を負わせた。(4月、群馬) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).4.〔無職少年による郵便局強盗未遂事件〕
 無職少年(18歳、19歳)の2人は、特定郵便局において、女性客を羽交い締めにして包丁を突きつけ、局員を脅迫し模擬札を奪い逃走した。(4月、埼玉) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).4.〔高校生等よる強盗致傷事件〕
 高校2年生(16歳)4人、無職少年(16歳)の5人は、通行中の酔っ払いに暴行を加えて、金品を強取することを企て、飲酒のうえに徒歩にて帰宅途中の郵便局員(46歳)に対して、殴る蹴るの暴行を加え、現金1万円等を強取し、その際、全治2週間の傷害を負わせた。(4月、京都) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).4.〔無職少年よる強盗致傷事件〕
 無職少年(17歳)3人は、帰宅途中の会社員(63歳)に声をかけ、振り向いた瞬間に背中を足蹴して転倒させ、さらに付近にあったこん棒で頭部等を殴打する暴行を加え、現金3万5,000円在中の財布を強取し、その際、全治1週間の傷害を負わせた。(4月、東京) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).4.〔高校生よる強盗致傷事件〕
 高校1年生(17歳)2人、高校2年生(16歳、17歳)、高校3年生(17歳)2人の6人は、自転車に乗っていた無職男性(36歳)を停車させて取り囲み殴る、蹴るの暴行を加え、現金を強取しようとした際、全冶約1か月の傷害を負わせた。(4月、兵庫) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).4.〔無職少年による実姉殺人、放火事件〕
 無職少年女子(18歳)は、日頃から恨んでいる実姉(会社員、20歳)を殺害するため自宅に放火して焼死させた。(4月、愛知) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).4.〔高校生による強制わいせつ並びに強盗事件〕
 高校1年生(15歳)は、帰宅途中の無職女性(33歳)に、カッターナイフ突きつけて脅迫し、体を触るなどのわいせつ行為をした上、現金3,000円を強取した。(4月、東京) 警察庁「少年非行等の概要」引用。





平成10年(1998).5.10〔18歳が暴走族乱闘で殺人〕
 神奈川県川崎市高津区地内の国道で深夜2時、対立している暴走族30人と30人が乱闘となり、建設作業員(18)が無職少年(18)の胸をバタフライナイフで刺して殺害した。


平成10年(1998).5.14〔19歳が主婦を殺人未遂〕
 愛知県岡崎市のショッピングセンターで、少年(16)がいきなりアイスピックで主婦(37)の後頭部を刺し、主婦が抵抗すると斧で切りつけ、殺人未遂で逮捕されて特別少年院送致となった。


平成10年(1998).5.〔高校生等による強盗致傷事件〕
 高校3年生(17歳)2人、定時制高校1年生(17歳)、有職少年(17歳)の4人は、自転車で通行中の会社員(60歳)を取り囲み、殴る、蹴るの暴行を加え、現金2万円在中の財布を強取し、その際、全冶約10日間の傷害を負わせた。(5月、東京) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).5.〔高校生等による強盗致傷事件〕
 高校1年生(15歳)、有職少年(15歳)の2人は、有職少年が交際中の女性と高校生(16歳)が交際していることを知り、その仕返しとして暴行を加え金員を強取しようと企て、高校生を付近の会社敷地内に呼び出し、木刀等で殴打し現金3、000円を強取し、その際、全治2か月の傷害を負わせた。(5月、栃木) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).5.〔中学生及び高校生による傷害致死事件〕
 中学3年生(14歳)2人、高校1年生(15歳)2人の4人は、高校1年生の自宅にいたずら電話をかけていると。思われる中学生(14歳)を公園に呼び出し、頭部、顔面等を殴打並びに足蹴りするなどの暴行を加え、急性硬膜下血腫等の傷害を負わせ、死亡するに至らしめた。(5月、京都) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).5.〔無職少年による傷害致死事件〕
 無職少年(19歳)は、金銭上のトラブルから会社員(19歳)と喧嘩になり顔面を殴打したり、崖下に突き落とす等の暴行を加え、硬膜下血腫等の傷害を負わせ、死亡させた。(5月、新潟) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).5.〔有職少年等による恐喝事件〕
 有職少年(16歳、うち女子1人)3人、無職少年(16歳、17歳、うち女子1人)4人高校生(16歳)2人の9人は、テレクラを利用して男性を呼び出し、因縁をつけて現金を喝取しようと企て、有職少年女子が自営業(26歳)を呼び出し、因縁をつけた上、暴行を加え、現金5万9,000円等を喝取した。(5月、愛知) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).5.〔中学生による教師に対する傷害事件〕
 中学3年生(14歳)は、教師(女性、28歳)から喫煙を注意されたことに憤慨し、殴る、蹴るの暴行を加え全治1週間の傷害を負わせた。(5月、茨城) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).5.〔修学旅行中の中学生による教師に対する傷害事件〕
 中学3年生(14歳)5人は、修学旅行中のため乗車中の新幹線車内において、引率教師(33歳)に喫煙を注意されたことに憤慨し、殴る、蹴るの暴行を加え止めに入った教師や生徒にも傷害を負わせた。(5月、愛知) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).5.〔暴走族グループによる強姦事件〕
 有職少年(18歳、19歳)3人、無職少年(18歳、19歳)5人の8人は、無職少年(16歳、女子)2人を電話で呼び出し、走行中の社内及びホテル内でバタフライナイフを突きつけて脅迫し強姦した。(5月、富山) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).5.〔有、無職少年による覚せい剤乱用事件〕
 アルバイト店員の少女を含む有、無職少年(18歳、19歳)6人は、同じ中学校の卒業生であるが、互いの自宅に2、3人ずつ集まり、覚せい剤を乱用していた。(4月〜5月、埼玉) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).5.〔中学生によるインターネット利用詐欺事件〕
 中学3年生(15歳)はインターネットを利用して医療品及びテレホンカード販売名下に現金を騙取しようと企て、ホームぺージを開設し、架空名義の銀行口座にインターネット利用者から現金の振り込みを受け騙取した。(5月、栃木) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).5.〔高校生による通貨偽造、同行使事件〕
 高校3年生(18歳)は自宅のパソコンを使用して、カラースキャナー読み込み、プリンタで印刷した1万円札を偽造し、友人の高校3年生(17歳、18歳)2人と買い物をして使用した。(5月、広島) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).5.〔パソコンソフト開発業者によるわいせつ図画公然陳列事件〕※参考
 パソコンソフト開発業者が、インターネットにホームページを開設し海外向けに英文で作成したページ上に児童ポルノや取り外しが容易なモザイク付きのわいせつ画像をサンプルとして陳列、アクセスしてきた男性らに120枚のわいせつ画像を送信し、閲覽させた。本件は、ICPOイタリア中央国家事務局から警察庁に調査依頼されていた。(5月、愛知) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).6.8〔18歳が恋人絞殺〕
 茨城県の自動車板金工(18)が、交際している女子短大生(18)が他の男性とも交際していることに立腹し、タオルで首を絞めて殺害した。


平成10年(1998).6.17〔15歳ら姉弟が祖父殺人〕
 北海道千歳市の自宅で、無職女子(16)、無職少年(15)の姉弟は、同居の祖父(69)から日頃の生活態度に対して叱責されることから殺害を共謀し、弟がモンキーレンチで頭部を殴打し、姉がネクタイで首を絞めて殺害し、死体を車で運んで山林に埋めて遺棄した。


平成10年(1998).6.〔中学生による殺人未遂事件〕
 中学3年生(15歳)は、テレビのチャンネル争いで実兄(高校生、17歳)と口論となり、椅子を投げつけられたことに立腹し、包丁で同人の腹部を刺し殺害しようとしたが、傷害を負わせるに止まりその目的を遂げなかった。(6月、奈良) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).6.〔有職少年による殺人事件〕
 有職少年(18歳)は、同僚の有職少年(18歳)が、自己の女性関係を関係者に告げ口したことに立腹し、サバイバルナイフで背部を突き刺して殺害した。(6月、大阪) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).6.〔専門学校生等による証拠隠滅事件〕
 専門学校生(19歳)は自己の道路交通法違反事件のアリバイを作るため、無職少年(17歳、19歳)3人をそそのかし、実際の撮影日時と異なる撮影日時を設定して撮影したビデオテープを偽造し、証拠を隠滅した。(6月、北海道) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).6.〔中学生の集団による暴力事件〕
 中学3年生(14歳、15歳)4人、中学2年生(13歳)3人の7人は、中学3年生(14歳)に、平素の態度が気にいらないなどと因縁をつけ、殴る、蹴るの暴行を加え、鼻骨骨折等の傷害を負わせた。(6月、広島) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).6.〔暴走族グループによる恐喝事件〕
 無職少年(16歳、17歳)4人は、ピザ配達員は多額の売り上げ代金を持っていることから、これらの者から金員を喝取することを企て、ピザ配達中のアルバイト店員(22歳)を取り囲み、暴行を加え、売上金7万円を喝取した。(6月、東京) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).6.〔専門学校生による強盗致傷事件〕
 専門学校生(18歳、19歳)の3人は、遊ぶ金欲しさから通行人から金品を強取しようと企て、帰宅途中の自営業(40歳)に殴る、蹴るの暴行を加え、現金1万6,000円在中の財布を強取し、その際、全治1週間の傷害を負わせた。(6月、東京) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).6.〔社会福祉施設職員らによる児童福祉法違反等事件〕
 社会福祉施設職員が、街頭で女子高校生等に「2万円で写真を撮らせてほしい」などと声を掛け、承諾した高校生2人(16歳)をホテルなどに誘い、成人女性とわいせつな行為をさせるなどとともに、その様子を写真撮影し、インターネットを利用してCD-ROMとして販売していた(6月、岡山) 警察庁「少年非行等の概要」引用。





平成10年(1998).7.〔無職少年による強盗致傷事件〕
 無職少年(15歳、16歳)の9人は、高校生(16歳)2人に対して、バタフライナイフを突きつけて因縁をつけ、さらに顔面を殴打するなどの暴行を加え、現金4,500円也を強取し、その際、全治10日問の傷害を負わせた。(7月、宮崎) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).7.〔中学生等よる強盗致傷事件〕
 中学3年生(14歳)、無職少年(15歳、17歳)の3人は、成年被疑者(24歳)と共謀して、通行人から金品を強取しようと企て、帰宅途中の会社員(61歳)に対し、殴る、蹴るの暴行を加え、現金6万6,000円在中の財布を強取し、その際、全治10日間の傷害を負わせた。(7月、千葉) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).7.〔高校生等による強盗致傷事件〕
 高校2年生(16歳)4人、無職少年(16歳、17歳)3人、有職少年(16歳、17歳)の9人は、先輩の成年被疑者(22歳)から集められる金を工面するため、「おやじ狩り」をすることを企て、先輩からの携帯電話で指示を受けながら、帰宅途中の会社員(58歳)を取り囲み、顔面等を殴る、蹴るの暴行を加え、現金6万2,000円在中の財布を強取し、その際、全治2か月の傷害を負わせた。(7月、東京) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).7.〔「怒羅権」構成員による強盗致傷事件〕
 有職少年(17歳)3人、無職少年(16歳)2人、高校2年生(16歳)の6人は、暴走族「怒羅権」の構成員であるが、他のグループに因縁をつけられたことに激怒し、同グループを襲い暴行を加え、乗っている中型二輪バイクを奪うことを共謀し、金属バットを多数準備して走行中、被疑者らを見て逃げた高校生及び無職少年(16歳)2人に因縁をつけ、殴る、蹴るの暴行を加え、乗っていた中型二輪バイクを強取し、その際、全治10日間〜2週間の傷害を負わせた。また、同様手口で10数件の犯行を重ねていた。(7月、東京) 警察庁「少年非行等の概要」引用。
暴走族事件のリスト


平成10年(1998).7.〔暴走族対立抗争による監禁、傷害及び傷害致死事件〕
 暴走族リーダーの無職少年(19歳)は、対立する暴走族に対する報復として、成人を含む他17名と共謀のうえ、対立グループの有職少年(18歳)を電話で呼び出し、車内及びアパート内に監禁して暴行を加え、さらに、同人を通じて高校生(18歳)を呼び出し同様に監禁のうえ、木刀で殴打する等の暴行を加え、外傷性ショックにより死亡させた。(7月、東京) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).7.〔女子高校生による集団リンチ事件〕
 高校1年生女子(15歳、16歳)8人は、同級生女子(16歳)を電話で呼び出し「仲間を売った」等と因縁をつけ、集団で殴打したり、頭髪を切り落とす等の暴行を加え、全治4週間の傷害を負わせた。(7月、神奈川) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).7.〔高校生による修学旅行生を狙った事件〕
 高校1年生(16歳、17歳)6人は、共謀のうえ、修学旅行生が集まる通称竹下通りで、中学生から金員を喝取することを企て、修学旅行中の中学生(14歳、15歳)5人を発見するや、因縁をつけて付近の路地に連れ込み、取り囲んで「金を貸してくれ、殴らないから」等と怒号し現金3万7,000円を喝取した。(7月、東京) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).7.〔無職少年等による「犯罪会社」を組織した窃盗事件〕
 無職少年(16歳、17歳)、有職少年(17歳、18歳)、中学3年生(14歳、15歳)の6人は、金を稼ぐためなら何をしてもいいという「裏会社」と称する犯罪組織を結成し3〜4人ごとに分かれ、空き巣、ひったくり等を連続して行っていた。少年らには、50万円が貯まった時点で15万円の給料が支給されていた。(7月、静岡) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).7.〔中学生による教師に対する傷害事件〕
 中学3年生(14歳)は、清掃中ふざけているのを教師(28歳)から注意されたことに立腹し、授業終了後、鉄パイプを持って職員室に押し掛け、同教師に殴りかかり、全治6週間の傷害を負わせた。(7月、山梨) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).7.〔児童ポルノ愛好者らによる強制わいせつ等事件〕※参考
 児童ポルノ愛好者が組織する全国ネット「ジャパン、オール、ロリータ」の摘発。会員らは相互にパソコン通信を利用してビデオ等を販売していた。主な事例は次のとおりである。
 無職男性と学童保育所元職員が、同保育所で知り合った女子小学生4人(11歳)に「悪霊がついている。霊を払ってやる」などと言って自宅に連れ込み、裸にするなどして、わいせつなビデオを撮影した。
 元薬局経営者が、女子小学生(9歳)とその母親に「血圧測定のモニターになってほしい」などと言って自宅に誘い、睡眠薬を飲ませて眠らせ、その間に少女にわいせつな行為を行うとともに、その様子をビデオ撮影した。
 病院職員らが、都内のプロダクションから女子小学生(10歳)の紹介を受け、マンションの一室で、同女の母親も同席して児童ポルノ撮影会を開催した。(9年8月〜10年7月、大阪) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).8.9〔暴走族グループ8人がリンチ殺人〕
 岐阜県武芸川町のコンビニ店駐車場で、少年ら7人を含む暴走族グループ8人が、元パチンコ店従業員(22)に殴る蹴るの暴行を加えて殺害し、遺体を荘川村岩瀬の御母衣ダム湖岸に遺棄し、逮捕された。


平成10年(1998).8.15〔高3ら4人が暴走族脱会者を殺人〕
 神奈川県横浜市青葉区の路上で、無職少年(17)3人、高校3年生(17)の4人は、暴走族のリーダー(21)から「グループを脱会した者をぶっ殺してこい」との命令を受け、それぞれ共謀して電気工(18歳)に木刀で殴り、果物ナイフで腹部を刺して殺害し、他の少年(16歳)に傷害を負わせた。


平成10年(1998).8.24〔16歳ら2人がリンチ殺人〕
 千葉県印西市のコンビニエンスストアに買い物に来ていた中学2年生(14)に、無職少年(16)、アルバイト(16)の2人は「ガンをつけた」と因縁を付け、付近の公園で殴る、蹴るの暴行を加え現金を奪い、利根川河川敷きで鉄棒で頭部や背部を殴り殺害した。


平成10年(1998).8.〔有職少年による強盗致傷事件〕
 有職少年(16歳)、有職少年(16歳、女子)の2人は、携帯電話の購入資金欲しさから、通行人から金品を強取することを企て、自転車で走行中の会社員(45歳)に対して、因縁をつけ、顔面を殴る等の暴行を加え、現金3万3,000円在中のバックを強取し、その際、全治1週間の傷害を負わせた。(8月、三重) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).8.〔無職少年による傷害致死事件〕
 無職少年女子(17歳)は、同居している姪(3歳)が言うことを聞かないことに立腹し、殴る、蹴るの暴行を加え、頭部打撲等の傷害を負わせ死亡させた。(8月、茨城) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).8.〔高校生による大麻所持事件〕
 高校2年生(16歳)は、東京に遊びに行った際、乾燥大麻を購入し乱用した残りの数グラムを自宅に隠し持っていた。(8月、長野) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).8.〔定時制女子高校生による覚せい剤乱用事件〕
 定時制高校1年生女子(18歳)は、テレクラで知り合った男性と一緒にホテルに行き、同所で男性と共に覚せい削を乱用していた。(8月、福井) 警察庁「少年非行等の概要」引用。





平成10年(1998).9.3〔18歳がナイフで殺人未遂〕
 山形県鶴岡市の駐車場で、アルバイト少年(18)が会社員(22)を呼び出し、ナイフで刺して重傷を負わせた。金銭トラブルのため殺害しようとしたもの。


平成10年(1998).9.〔高校生による校内での傷害事件〕
 高校1年生(15歳)は、前日、恐喝の被害にあい、そのとき現場にいた同級生(15歳、16歳)に犯人の所在を質間したところ、逆に殴られたことに立腹し、所携のサバイバルナイフで切りつけ、両名に全治1週間の傷害を負わせた。(9月、福井) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).9.〔無職少年等による強盗致傷事件〕
 無職少年(16歳)3人、高校2年生女子(16歳)、職業訓練校生(15歳)5人は、ツーショットダイヤル利用客から金品を強取することを企て、高校生女子がツーショットダイヤルに電話をかけて会社員(35歳)を駐車場に誘い出し、待ち伏せしていた無職少年等が背後からパイプ等で殴打するなどの暴行を加え、現金2万1,000円在中の財布等を強取し、その際、全治10日間の傷害を負わせた。(9月、熊本) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).9.〔高校生等による強盗致傷事件〕
 高校1年生(17歳)、有職少年(16歳)2人の3入は、遊ぶ金欲しさからおやじ狩りをすることを企て、飲酒して帰宅途中の会社員(48歳)に木刀や金属バットで殴打する等の暴行を加え、財布を強取しようとしたが通行人に発見され未遂に終わったが、その際、全治5日間の傷害を負わせた。(9月、大阪) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).9.〔無職少年等男女による強盗致傷事件〕
 無職少年女子(17歳、18歳)、大学2年生(19歳)、成人被疑者の4人は、共謀のうえ通行人から金員を強取することを企て、無職少女が会社員(17歳、18歳)ら3人に対して「カラオケに行こう」と誘い、車に同乗させ、途中で車内に隠れていた無職少年等が「俺の女に何をする」と因縁をつけ顔面等を殴打し、現金3,650円他を強取し、その際、1人に全治3日間の傷害を負わせた。(9月、新潟) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).9.〔暴走族構成員による強盗致傷事件〕
 暴走族の無職少年(17歳〜19歳)7人は、仲間と暴走するバイク欲しさにバイクを強取することを企て、カーショップ駐車場内において、会社員(18歳)らに因縁をつけ、金属バットで殴る等の暴行を加え、バイク2台、及び現金を強取し、その際、2人に対して全治2週間の傷害を負わせた。(9月、東京) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).9.〔中学生による強盗事件〕
 中学3年生(15歳)は、遊ぶ金欲しさから自宅近くのアパートに来訪者を装って侵入し、ナイフを突きつけて脅迫し、さらに手足を縛る等の暴行を加え、現金4万2,000円他を強取した。(9月、北海道) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).9.〔無職少年による事後強盗事件〕
 無職少年(15歳)は、スクーターを窃取した際、被害者(54歳)に発見されるや、逮捕を免れるために同人に対し、バタフライナイフを突きつけて脅迫した。(9月、和歌山) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).9.〔中学生による強姦未遂事件〕
 中学3年生(15歳)は、帰宅途中の女子中学生(13歳)を認めるや乱暴しようと企て、宅配便を装って侵入し、いきなりナイフを突きつけて脅迫し強姦しようとしたが抵抗されその目的を遂げなかった。(9月、東京) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).9.〔無職少年等による傷害致死及び死体遺棄事件〕
 無職少年(16歳、18歳)、中学2年生(13歳)の3人は、一緒にガス遊びをしている時ガスがなくなり、中学生(14歳)に万引きしてくるように指示したが、中学生が万引きに失敗したことに立腹し殴る、蹴るの暴行を加え、頸胸部圧迫による窒息により死亡させ、死体を駐車場に放置し、もって遺棄した(9月、山梨) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).9.〔高校生による傷害致死事件〕
 高校1年生(15歳、16歳)の3人は、アルバイト先の店員(36歳)に注意されたことに立腹し、殴る、蹴るの暴行を加え、硬膜下出血等の傷害を負わせ、死亡させた。(9月、茨城) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).9.〔暴走族等による恐喝事件〕
 暴走族やチーマー等の少年グループに所属する29人(15歳〜19歳)は、暴力団への上納金や組織維持に必要な金欲しさから、カンパやパーティ券等の販売名下に配下の少年から金員を喝取することを企て、高校生を含む配下の少年を金属バット等で脅し金員を喝取した。(9月、神奈川) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).9.〔女子中学生による偽やせ薬郵送並びに傷害事件〕
 女子中学生(14歳)は、クラスで浮いた存在になったことから、2学期が始まる前にみんなの気持ちを他に向けさせようと思い、和歌山県下で発生したヒ素入りカレー事件を真似て、クレゾール液を同級生や担当教師19名に郵送し、これを受け取った級友(14歳)1人に、真実やせ薬と誤認させて嚥下させ、食道等内臓炎症による全治11日間の傷害を負わせた。(9月、東京) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).9.〔歯科技工士らによる児童福祉法違反等事件〕
 歯科技工士らが、会員を募り大阪市内のホテルで16、17歳の少女をモデルとする「わいせつビデオ撮影会」を昨年5月から今年9月までに、約30回にわたり開催し、撮影したものを販売していた。(9月、京都) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).9.〔会社員による青歩年保護育成条例達反等事件〕
 会杜員が、テレクラで知り合った女子高技生(17歳)らをホテルに誘い、同所において、わいせつな行為をするとともに、その様子をビデオ撮影し、テーブを販売していた。(9月、新潟) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).10.2〔19歳が男児突き落とし殺人未遂〕
 兵庫県西宮市で、無職少年(19)が、通りがかった小学1年生(6)を死ぬかどうか試すため、マンション6階から1階植え込み付近に投げ落として傷害を負わせ、殺人未遂で逮捕された。


平成10年(1998).10.〔中学生等による傷害致死事件〕
 中学2年生(14歳)、中学3年生(14歳)2人、無職少年女子(16歳)2人の5人は、共謀のうえ、交遊している中学生(14歳)が仲間から離反することに憤慨し、制裁を加えることを企て、空き地に呼び出して、殴る、蹴る、の暴行を加え、硬膜下血腫により死亡させた。(10月、埼玉) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).10.〔無職少年等による集団乱闘による傷害致死事件〕
 無職少年(17歳、18歳)2人有職少年(17歳、18歳)3人高校3年生(18歳)の6人は、路上で酒盛りをしていて、通行中の店員(26歳)と些細なことから喧嘩となり、双方入り乱れて殴り合いとなった際、ブロック片で頭部を殴り、頭蓋骨骨折の傷害を負わせ死亡させた。(10月、長野) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).10.〔暴走族グループによる強姦事件〕
 高校2年生(16歳、17歳)4人、無職少年(17歳)、有職少年(16歳)の6人は、共謀のうえ女子中学生(14歳)をドライブに誘い、付近の墓地において暴行を加え、強姦した。(10月、沖縄) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).10.〔中学生兄弟による強盗致傷事件〕
 中学3年生(14歳)、中学1年生(12歳)の兄弟は、人気女性歌手グループのボディガードになるために、東京へ行く手段として車両を強取しようと企て、サバイバルナイフと木刀を準備し、中古車販売店に押し掛け、応対した店長(33歳)にサバイバルナイフを突きつけ、「車と鍵をよこせ」と脅迫し拒否されるや、追いかけて、社長、店長に切りつけ、店長に全治3週間の傷害を負わせた。(10月、北海道) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).10.〔高校生による校内での傷害事件〕
 高校1年生(16歳)は、日頃から仲の悪い同級生(16歳)と些細なことで喧嘩になり、胸ぐらを掴まれたことに立腹し、所携の力ミソリで顔面を切りつけ、左下顎部切創の傷害を負わせた。(10月、広島) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).10.〔女子高校生による集団リンチ事件〕
 無職少女(15歳〜17歳)4人は、高校生女子(15歳)を呼び出し「高校を退学になったのは先生に告げ口したからだ」等と、因縁をつけ殴る、蹴るの暴行を加え、さらにタバコの火を腕に押しつける等の暴行を加え、全治3週間の傷害を負わせた。(10月、東京) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).10.〔高校生による恐喝事件〕
 高校3年生(17歳)、高校1年生女子(16歳)2人の3人は共謀し、高校生女子の援助交際相手である会社員(29歳)から金員を喝取することを企て、高校3年生が暴力団員を仮装して脅迫し、2回にわたり現金37万を喝取した。高校3年生は、同様の手口で他の会社員(23歳)からも現金100万を喝取した。(10月、長崎) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).10.〔高校生による恐喝事件〕
 高校1年生女子(15歳)2人、高校1年生(15歳、16歳)の4人は、同級生の女子(16歳)が高校1年生女子の悪口を言ったことに因縁をつけ、公園に呼び出し、暴行を加え、「援助交際して金をもってこい」と脅迫し、10万5,000円を喝取した。(10月、鳥取) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).10.〔中学生による教師2人に対する傷害事件〕
 中学2年生(13歳、14歳)5人、中学3年生(14歳、15歳)3人の8人は、集団でガクランを着て登校し、これを教師に注意されるや所携の金属バット及びゴルフクラブで殴りつけ、両教師にそれぞれ全治3週間から2か月の傷害を負わせた。(10月、京都) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).10.〔中学生による教師に対する傷害事件〕
 中学3年生(14歳、15歳)4人は、ホームルーム中の教室に押し掛け、友人を呼び出そうとし、教師(36歳)に注意されるやこれに立腹し、大声を出して騒ぎ、騒ぎを聞いて駆けつけた教師(42歳)に殴る、蹴るの暴行を加え、全治1か月の傷害を負わせた。(10月、千葉) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).10.〔女子中、高校生らによる覚せい剤乱用事件〕
 中学3年生女子(14歳、15歳)2人、高校1年生女子(16歳)、無職少女(16歳)は、シンナー乱用仲間であったが、シンナー密売人や暴力団組員と知り合いになり、同組員らの自宅等に出入りするうちに覚せい剤を勧められ、組員らと共にこれを乱用していた。(10月、栃木) 警察庁「少年非行等の概要」引用。





平成10年(1998).11.6〔16歳ら暴走族12人が殺人及び殺人未遂〕
 群馬県大泉町の公園で、暴走族の有職少年(16、18)6人、無職少年(16〜19)5人、高校3年生(17)の12人は、高校1〜2年生(15〜17)の4人が、日頃から暴走行為をやっていることに憤慨し、4人を殺害してでも粛清しようと計画し、角材、鉄パイプ等で頭部、顔面を滅多打ちする暴行を加え、1人を殺害し、他の者に傷害を負わせた。


平成10年(1998).11.12〔18歳が殺人未遂〕
 北海道札幌市北区のマンション駐車場で、アルバイト少年(18)が同僚(18)をナイフで切りつけ、重傷を負わせた。


平成10年(1998).11.〔有職少年らによる殺人未遂事件〕
 有職少年(18歳)2人は、車で走行中、会社員(23歳)が急に割り込んできたことに憤慨し、車を停車させて因縁を付け、さらに付近の駐車場出入り口に連れ込み、殺意をもって交互に所持する街路樹の添え木で頭部等を殴打するなどの暴行を加えたが、傷害を負わせるに止まりその目的を遂げなかった。(11月、東京) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).11.〔高校生等による傷害事件〕
 高校1年生(16歳)2人、無職少年(15歳)、有職少年(15歳)の4人は、遊びに誘って断った高校生(15歳)を校庭に呼び出し、殴る、蹴るの暴行を加え、全治1か月の傷害を負わせた。(11月、静岡) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).11.〔無職少年等による盗難バイク利用ひったくり事件〕
 有職少年(19歳)、無職少年(17歳、18歳)5人、成人被疑者(21歳)の7人は、盗難バイクを利用しそれぞれ実行班、通報妨害班に役割分担を行い連続して80件(被害総額468万円)のひったくりを行った。(11月、東京) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).11.〔中学生による教師に対する傷害事件〕
 中学3年生(14歳)は、校内で飲酒して、職員室前で騒いでいるところを担任教師(30歳)に注意されるや立腹し、顔面等を殴打、全治2か月の傷害を負わせた。(11月、高知) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).11.〔中学生等による強盗致傷及び逮捕監禁事件〕
 中学3年生(15歳)、高校1年生(15歳)、高校1年生女子(17歳)、無職少年(17歳)の4人は、テレホンクラブ利用客から金員を強取することを企て、高校1年生女子がテレホンクラブに電話をかけて会社員(23歳)を公園に誘い出し、待ち伏せしていた中学生等が鉄パイプ等で殴打するなどの暴行を加え、車、現金等を強取し、さらに被害者を強取した車のトランクに押し込み、解放するまでの間、脱出することを不能にし、自由を拘束して逮捕監禁し、その際、全治3か月の傷害を負わせた。(11月、神奈川) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).11.〔AVビデオ関連会社社長らによる職業安定法違反等事件〕
 芸能プロダクションが、女子専門学校生(16歳)を街頭のスカウトにより雇い入れ、AVビデオ製作会社6社に同女を紹介、AV製作に関して男優を相手にわいせつな行為をさせていたとして、製作会社、映画監督等を検挙した。(4〜11月、東京都) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).12.22〔中学生による強盗殺人事件〕
 中学3年生(14歳)は、玉子屋の女性経営者(80歳)を殺害して金員を強取しようと企て、同女方玄関ガラス戸に投石、破損させ、驚いて玄関口に飛び出した同女を認めるや、右玄関から侵人し、殺意を持って、同女の胸部等を包丁で突き刺し金員を強取しようとしたが、同女が大声を上げて屋外に逃れたためその目的を遂げなかったが、その際、右暴行により同女を胸部等の切創による失血により死亡させ殺害した。(12月、大阪) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).12.26〔高2が脅され自殺〕
 福岡県嘉穂郡の自宅で、私立高校2年生(16)が首吊り自殺。25日のクリスマスパーティーに女性を紹介するよう5人の少年に命令されたが連れてこなかったため、60万円払えと脅迫されていた。首謀者の同級生が翌年1.17に逮捕。


平成10年(1998).12.〔中学生による集団窃盗事件〕
 中学2年生(14歳)は、後輩の中学1年生(12歳から13歳)3人と共謀して、帰宅途中の小学校女性教諭(55歳)に、後方から盗んだバイクで近づき現金7万7、000円等在中のセカンドバックをひったくり窃取した。少年らは同様手口で、ひったくり等53件、被害総額192万円の犯行を重ねていた。(12月、東京) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).12.〔中学生による校内における殺人未遂事件〕
 中学3年生(14歳)は、皆が楽しそうにしていることに腹を立て、相手は誰でもよいから殺害しようと思い、体育館に入ろうとしていた女子中学生(14歳)に対し、背後から果物ナイフで右背部を突き刺し、さらに仰向けに倒れた同女の胸部等を刺したが、同校教師に引き離されたためその目的を遂げなかった。(12月、大阪) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).12.〔女子暴走族グループによる傷害致死事件〕
 高校1年生女子(16歳)2人、有職少年女子(17歳〜18歳)5人、無職少年女子(17歳)、成人女性の9人は、暴走族の構成員であるが、同構成員である無職少年女子(16歳)が、グループの悪口を言っていることに憤慨し、共謀して殴る、蹴るの暴行を加え、頭部外傷等の傷害を負わせ、脳挫傷により死亡させた。(12月、長野) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).12.〔中学生による首吊り自殺〕
 中学1年生(13歳)は自宅の物置で首吊り自殺した。遺書には、「ぼくはもうたえられない。さようなら。」と走り書きしてあった。調査の結果、同級生(12歳〜13歳)3人を、自殺者に対する暴行の事実等で児童相談所に通告した。(12月、茨城) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).12.〔中学生によるいじめ事案〕
 中学1年生(12歳〜13歳)3人は、同級生(13歳)に対して学校内のベランダ、トイレ等で些細なことに因縁をつけ謝れ、土下座しろと強要したり、腹部等に殴る、蹴るの暴行を加えた。(12月、茨城) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


 

『冤罪と人類 道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』少年犯罪データベース主宰・管賀江留郎の著作第二弾。
『冤罪と人類 道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』

冤罪、殺人、戦争、テロ、大恐慌。すべての悲劇の原因は、人間の正しい心だった!
我が身を捨て、無実の少年を死刑から救おうとした刑事。彼の遺した一冊の書から、人間の本質へ迫る迷宮に迷い込む!
世界のすべてと人の心、さらには昭和史の裏面をも抉るミステリ・ノンフィクション!これぞ、21世紀の道徳感情論!



『戦前の少年犯罪』少年犯罪データベース主宰・管賀江留郎の本が出ました。
『戦前の少年犯罪』

戦前は小学生の人殺しや、少年の親殺し、動機の不可解な異常犯罪が続発していた。
なぜ、あの時代に教育勅語と修身が必要だったのか?戦前の道徳崩壊の凄まじさが膨大な実証データによって明らかにされる。
学者もジャーナリストも政治家も、真実を知らずに妄想の教育論、でたらめな日本論を語っていた!


『道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』
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少年犯罪データベース主宰・管賀江留郎の著作第二弾。
『冤罪と人類 道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』

冤罪、殺人、戦争、テロ、大恐慌。
すべての悲劇の原因は、人間の正しい心だった!
我が身を捨て、無実の少年を死刑から救おうとした刑事。
彼の遺した一冊の書から、人間の本質へ迫る迷宮に迷い込む!
執筆八年!『戦前の少年犯罪』著者が挑む、21世紀の道徳感情論!
戦時に起こった史上最悪の少年犯罪<浜松九人連続殺人事件>。
解決した名刑事が戦後に犯す<二俣事件>など冤罪の数々。
事件に挑戦する日本初のプロファイラー。
内務省と司法省の暗躍がいま初めて暴かれる!
世界のすべてと人の心、さらには昭和史の裏面をも抉るミステリ・ノンフィクション!

※宮崎哲弥氏が本書について熱く語っています。こちらでお聴きください。




『戦前の少年犯罪』

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少年犯罪データベース主宰・管賀江留郎の本が出ました。

戦前は小学生の人殺しや、少年の親殺し、動機の不可解な異常犯罪が続発していた。
なぜ、あの時代に教育勅語と修身が必要だったのか?戦前の道徳崩壊の凄まじさが膨大な実証データによって明らかにされる。
学者もジャーナリストも政治家も、真実を知らずに妄想の教育論、でたらめな日本論を語っていた!

『戦前の少年犯罪』 目次
1.戦前は小学生が人を殺す時代
2.戦前は脳の壊れた異常犯罪の時代
3.戦前は親殺しの時代
4.戦前は老人殺しの時代
5.戦前は主殺しの時代
6.戦前はいじめの時代
7.戦前は桃色交遊の時代
8.戦前は幼女レイプ殺人事件の時代
 9.戦前は体罰禁止の時代
10.戦前は教師を殴る時代
11.戦前はニートの時代
12.戦前は女学生最強の時代
13.戦前はキレやすい少年の時代
14.戦前は心中ブームの時代
15.戦前は教師が犯罪を重ねる時代
16.戦前は旧制高校生という史上最低の若者たちの時代




少年犯罪データベース

13歳以下の犯罪

異常犯罪

戦前の少年犯罪


少年犯罪統計データ

少年の殺人統計グラフ

少年のレイプ統計グラフ

親殺し統計グラフ


子どもの犯罪被害データーベース



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主要参考文献

〔年表〕子どもの事件 1945-1989

戦前の少年犯罪

戦後死刑囚列伝

新聞集成昭和史の証言

新聞集成昭和編年史

日本の精神鑑定

日本長期統計総覧

年表 昭和の事件・事故史

昭和史全記録 1926〜1989

値段史年表 明治・大正・昭和

事件・犯罪大事典 明治・大正・昭和

20世紀にっぽん殺人事典

青少年非行・犯罪史資料1-3

教育事件・論争史資料

朝日新聞縮刷版

読売新聞縮刷版

毎日新聞縮刷版

警察白書

犯罪白書





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