少年の自殺事件

※昭和24年以前の年齢表記は数え年のため満年齢にすると1〜2歳低くなる※





昭和2年(1927).1.18〔小学校高等科1年がイジメ自殺〕
 茨城県真壁郡の自宅で深夜1時、小学校高等科1年生(12)がカミソリで腹を切り、気づいた父親が医者を呼びに行っているあいだにさらに頸動脈を切って自殺した。足が悪いことを友人にからかわれたため。


昭和2年(1927).4.29〔女学校1年(満12〜13歳)が小6から教師と付き合って自殺未遂〕
 神奈川県横須賀市の自宅裏山で、船越実科女学校1年生(14)が包丁で喉を突いて自殺を図ったが父親に発見されて病院に運ばれたため2週間のケガで済んだ。小6の時から小学校教師と恋愛関係になり、ラブレターを見られて父親に叱られたため。雑貨商の長女。


昭和3年(1928).9.22〔小4(満9〜10歳)が叱られて自殺未遂〕
 茨城県筑波郡で、小学4年生(11)が学校を飛び出し裏山で帯を使って首吊り自殺を図って意識を失ったが、担任教師が見つけて人工呼吸をして命を取り留めた。音楽担当の女性教師の授業のやり方に抗議したが叱られたため当てつけに死のうとしたもの。


昭和3年(1928).6.17〔中4(満17〜18歳)がいじめ自殺〕
 香川県小豆島で、中学4年生(19)が首吊り自殺した。4月に転校してきた5年生が下級生をたびたび殴るので、同盟を組んで校長に投書しようと動いていたことが発覚し、殴られるのを恐れて寄宿舍を飛び出したもの。


昭和3年(1928).10.17〔女性教師(満17〜18歳)が成績苦に自殺未遂〕
 神奈川県鎌倉市の小学校教室で、女性教師(19)が服毒自殺を図って重体となった。担任をしている4年生クラスの成績が振るわず、10.15の運動会でもいい結果が残せなかったことを苦にして、理科室の戸棚を火箸で壊して昇汞水を大量に飲んだもの。横浜女子本科をトップで卒業し、4月に勤めはじめたばかり。責任感が強かった。


昭和4年(1929).11.24〔高等小学校2年生女子(満14歳)が教師に妊娠させられ自殺〕
 兵庫県神戸市の須磨海岸で、高等小学校2年生女子(満14歳)が入水自殺した。奈良県磯城郡の小学6年生だったときの担任教師(31)が、高等小学校入学後も自宅などで勉強を教えており、この年の4月から肉体関係を持つようになり妊娠した。教師は妻とふたりの子持ちで、女子を密かに堕胎させようとこの日に家出させ大阪市内を連れ回し、岡山県の姉宅に連れて行く途中で下車、感傷的な言葉を弄して自殺へと追い込み、足を縛るための紐まで渡していた。まったく改悛の情を示さず、自殺教唆と自殺幇助で一審は懲役6年判決。教師は控訴した。女子は成績優秀で、女子師範学校入試のため勉強に励んでいた。


昭和5年(1930).7.23〔19歳(満17〜18歳)花嫁が教師にレイプされた過去を悲観して自殺未遂〕
 和歌山県西牟妻郡で、花嫁(19)が池に飛び込んで自殺を図って意識不明となったが命を取り留めた。医者の長女で、7.20に医者と結婚したが翌日、「11歳の時に担任教師に処女の誇りを奪われた」という遺書を残して行方不明になっていた。
 父親は「世の少女達のため教育界刷新のため娘を犠牲にして血涙を呑んで発表する次第です」と7.29に公表。名指しされた教師(39)は校長になっているので大問題となった。


昭和5年(1930).10.22〔17歳(満15〜16歳)女子が逃走しようとして刑事殉職させる〕
 東京府南葛飾郡の亀戸駅で、女子(17)がホームから線路に飛び込み、護送中の刑事(44)も追い掛けて飛び込んだが、列車に轢かれて刑事は即死、女子は太ももを切断して重体となった。女子は南葛飾郡大島町(現在の江東区)で養父と二人暮らし、小学校では成績優秀だったが今年の春から悪い男友達と付き合うようになって、万引きなどを繰り返し9.22に逮捕、9.28に少年審判所から逃走、10.12頃実家に帰って養父に叱られたが云うことを聞かないので養父が警察に届けて連行中に逃走を図ったか、あるいは自殺しようとしたもの。


昭和7年(1932).3.3〔19歳(満17〜18歳)が老女を強盗殺人〕
 岡山県浅口郡の路上で夜8時、農業(19)が通行中の老女(60)を日本刀で斬って1円入りのサイフを強奪、男性(33)も斬って逃げるのを200メートル以上追い掛けてさらに斬って重傷を負わせて殺したと思って引き返し、老女が起き上がって念仏を唱えているのを見てとどめを刺した。
 小学校では成績優秀、読書好きで小説や日記を書いており、失恋したためカフェーに通い詰め女給と恋仲になって金が必要となり、年末に窃盗で逮捕されたが起訴猶予となっていた。父親とケンカが絶えず家出するため金を得ようと雑誌「新青年」の探偵小説をヒントに日本刀と鳶口を持って路上強盗を働いたもの。刑務所で自殺未遂を起こし、自ら死刑を望んだが、検事が無期懲役を求刑すると法廷でニヤリと笑った。この年の銀行員大卒初任給70円。


昭和7年(1932).3.4〔小6女子(満12〜13歳)らが鉄道心中〕
 大阪府大阪市の線路で夜10時、小学6年生女子(14)と建具商雇人(21)が心中を図り、女子は即死、男は2ヶ月の重傷となった。教科書や筆記具を入れた風呂敷包みを所持していた。


昭和7年(1932).7.8〔18歳(満16〜17歳)が主人の妻を殺害して切腹〕
 東京市深川区の理髪店で、見習い(18)が主人の妻(51)を包丁で惨殺、捕まりそうになったため自分の腹を刺して3階から飛び降りて自殺した。千葉県市原郡生まれで、兄がこの店で勤めているため3年前に就職したが、3円の給料では足りずに店の金をたびたび盗んで叱られており、この時も主人の妻に盗んでいるところを見られたもの。人造石3階建ての立派な店だった。この年の銀行員大卒初任給70円。


昭和7年(1932).8.19〔芸者(満17〜18歳)ら4人が乱交バレて心中〕
 群馬県前橋市で、芸者(19,20)2人、運転手(22)、運転助手(21)の4人が鉄道自殺した。4人で乱交をしていたことがバレたため会社の車を盗んで新潟県三島郡から家出、パンクしたため4人並んで線路を枕に寝たもの。


昭和7年(1932).11.20〔デパート女子店員(満18〜19歳)ら5人が乱交バレて心中未遂〕
 兵庫県明石市の旅館で、デパート女子店員(20,21,22)、デパート店員(22,22)の5人が睡眠薬自殺を図ったが命を取り留めた。乱交をしていたことがバレてデパートをクビになったため家出したもの。


昭和7年(1932).12.12〔新宿ムーランルージュのレビュー歌手(満16〜17歳)が心中〕
 東京市四谷区のアパートで、新宿ムーランルージュのレビュー歌手高輪芳子(18)と「新青年」などにファッション記事を書いていたモボの代表中村進治郎(27)がガス自殺を図って女子だけ死亡した。中村は嘱託殺人で逮捕され懲役2年執行猶予3年となり、この心中事件の脚本を書いて自分主演で新宿ムーランルージュにて上演、相手役女優と同棲したり別れたりして、昭和9年11.15に中野区のアパートで睡眠薬自殺した。


昭和9年(1934).3.15〔20歳(満18〜19歳)の真面目な長男が何人殺せるか試すため一家皆殺し〕
 奈良県北葛飾郡の農家で深夜2時、長男(20)が就寝中の家族5人の頭を斧で殴り、母親(48)、2男(18)、3男(13)を殺害、父親(53)と長女(15)に瀕死の重傷を負わせた。すぐに隣家に押し入り、長女(18)に重傷を負わせ、母親(36)にも切りつけたが斧を奪われ逃走、百メートル離れた線路で列車に飛び込んで自殺した。真面目な模範少年だったが、数日前に「自分が命を投げ出したら、幾人くらい殺せるだろうか」と話していた。


昭和9年(1934).3.15〔19歳(満17〜18歳)が恋人と心中未遂〕
 宮城県仙台市の路上で夜8時、小説家佐藤紅緑の4男(19)と女性事務員(21)がカルモチン心中を図ったが命を取り留めた。仙台市の新聞社に勤めており、先月も飛び降り自殺未遂を起こしていて、死を賛美する遺書を残していた。 実兄サトウハチロウ氏の話「困った奴です。死ねば私ばかりでなく親父も助かりますよ」「現代の若者は何か極端へ極端へと走る。我々の時代にはまだ楽しみが少し残っていたが、今はそれが全然ない。そして金を欲しがる。金のない奴は何の楽しみも持たない。ですから私の宅から物を持ち出したりしました」(談話は東京朝日新聞引用)


昭和9年(1934).8.18〔中4(満16〜17歳)が心中〕
 東京府武蔵野市の井の頭公園で、青山学院中学部4年生(18)と女中(17)が心中を図って男子は重体となった。女子は千葉県安房郡の農家の長女で文学少女、高等小学校卒で男子の近所の家で女中となり、1年前から交際を始めて親に反対され実家に帰されたが、密かにまた違う家で女中をしており、8.15に2人で家出したもの。男子の父親は三菱社員で、病院に駆けつけて女子に「不良娘」、母親は「畜生畜生」と怒鳴りつけた。


昭和9年(1934).8.27〔20歳(満18〜19歳)が人妻と別々に心中〕
 神奈川県中郡の山中で、男子(20)がカルモチンを飲んで重体となった。海軍少将の次男だが、どうしようもない不良だったため知り合いの神奈川県立園芸場長に預けられ、場長の姪で蒲田区会議長の長女(23)が継母との折り合いが悪く場長の養女となっていたため恋仲となった。女は5月に結婚したが手紙でやりとりし、別々に心中する計画で日光に家出したもの。少将の長男の一高生も昭和6年12.18に自殺している。





昭和10年(1935).1.24〔19歳(満17〜18歳)ら男女4人が心中〕
 兵庫県川辺郡の宝塚駅前の旅館で、工員(19)が喫茶店バビロンルージュの女給3人(18,19,20)とカルモチンを飲んで心中した。3日前からこの旅館に泊まって宝塚歌劇を観たり豪華な食事をしたり明るくはしゃいでおり、「われらは朗らかに笑って死んでゆきます」という遺書を残していた。女給2人と三角関係となり、女が死にたいと云うので同情したもうひとりの女給(20)と共に大阪市から家出したもの。


昭和10年(1935).1.27〔17歳(満15〜16歳)少女が三原山の火口で心中未遂〕
 大島の三原山の火口に、少女(17)が飛び込み、70メートル下で死にきれずに助けを求め、奇蹟的に救出、全身の骨折と裂傷を負いながら5時間の大手術で命を取り留めた。富山県下新川郡魚津町から昨年4月に上京、待合いの女中をしていたが、従兄弟の運送店店員(22)と心中を図ったもの。従兄弟の死体は見つからなかった。
 美貌と奇跡の生還で騒がれ女優の話もあったが3月末に帰郷、カフェーの女給をしていたが、11.18に路上で死体となって発見された。恋人のコック(21)が顔など数カ所を刺して殺害、コックも首つり自殺したもの。
 少女は5男3女の5番目で、早熟で嘘つきと評判だった。


昭和10年(1935).2.2〔小6(満12〜13歳)が鉄道自殺〕
 兵庫県神戸市の山陽本線鷹取駅付近で、小学6年生(14)が列車に飛び込み自殺した。会社員の長男で、成績は中位で明るい性格。


昭和10年(1935).4.22〔19歳(満17〜18歳)大学生が12歳年上の人妻と心中〕
 東京市大森区の日大芸術科生(19)が人妻(31)と家出、24日に福島県の飯島温泉で心中するという手紙が届いて兄が捜索願を出した。岡山県津山市の資産家の4男で、京都の立命館大学生だったときに都市協会役員夫人と恋仲となり、人妻は2人の子供を捨てて年下の恋人を追って上京、兄には友人の姉と嘘をついて10日間3人で同棲していた。「二人の醜い死骸は残しません」と手紙には書かれていた。


昭和10年(1935).5.11〔17歳(満15〜16歳)が小学校校長の妻と心中〕
 広島県呉市で、少年(17)が小学校校長の妻(26)と心中した。兵庫県有馬郡の農家の長男で、両親は死んでいて少年が戸主、姉と弟がいる。この家に間借りしている小学校校長の後妻と15歳(満13〜14歳)の時から不倫の関係となり、家出して「国防と産業博」を見物してから山林で死のうとしたが、少年だけが死に後れて近くの線路で鉄道自殺したもの。少年は「楽しく天国へ行きます」という遺書を残していた。


昭和10年(1935).8.20〔18歳(満16〜17歳)ニートが女性3人と心中〕
 伊豆大島の三原山で、広島市の無職少年(18)ら男女4人が飛び込んで自殺した。裕福な貿易商の長男で私立簿記学校を中退、向かいの子供洋服店の長女(17)に恋したが相手にされず、この洋服店の後妻(32)が夫が冷たく先妻の子である長女への反発心もあって二女(6)を連れて心中することを決意、女店員(18)に告げると自分も一緒に死にたいと言ったので8.17に4人で家出したもの。後妻は去年にも店員と家出しており、少年への恋愛感情もあったらしい。


昭和11年(1936).4.25〔19歳が主人一家6人惨殺〕
 東京市世田谷区の派出所に午前4時、頭から血を流している少年が駆け込んで来て「ただいま、自分の家の一家が殺傷されました」と訴えた。染物業宅に警察が急行すると妻(35)と長女(6)はすでに死亡、主人(35)次男(10)二女(4)と雇人(16)が瀕死の重傷で血の海にうめいており病院に運んだが、通報に来た小学校5年生の長男(11)は頭蓋骨骨折の重傷、他の6人が死んだ。台所では雇人(19)がガス管をくわえて自殺を謀って倒れていたが命は取り留めた。
 6年前から住み込みで真面目に働いていたが、金勘定のことでいつも叱られていた。また妻に対しておかしな態度だと注意され「世の中が嫌になったので全部殺して自分も死ぬつもりだった」と自供。深夜3時にマサカリで寝ている家族を次々襲い、柄が折れるとクワで惨殺したもの。「余り疑ふな。頼まれたからやりました」という遺書を書いていた。殺したもう1人の雇人は従兄弟に当たる。


昭和11年(1936).8.25〔16歳(満14〜15歳)がカッとして放火自殺〕
 東京市京橋区で、店員(16)が勤め先の隣家の小料理屋に侵入してシャツに二硫化炭素をかけて放火、火は消し止められたがヤケドと中毒となって逮捕された。栃木県生まれで2年前から勤めていたが、魚の食べ方が悪いと叱られたためカッとして、数軒まとめて燃やして自殺しようとしたもの。


昭和12年(1937).1.16〔17歳(満15〜16歳)女工が自殺し、小学校教師が自殺幇助で取り調べ〕
 東京市豊島区池袋の旅館で、女工(17)が自殺し、小学校教師(28)が自殺幇助で取り調べを受けたが釈放された。前日に教え子だった女工が小学校を訪れ、女中にしてくれ、さもないと服毒自殺すると迫った。旅館で一泊して説得、朝になって教師はそのまま登校したが、そのあと工場から持ち出していた毒薬を飲んだ。美人で早熟、派手好きで、想っていた教師と自殺を図ったもの。
 2.18には同じ小学校の教師(34)がバーで見かけた人妻(26)をつけて路上でレイプして逮捕された。校長は進退伺いを出した。


昭和12年(1937).2.18〔小5(満11〜12歳)女子ら兄人妹が心中〕
 東京市豊島区の自宅で、長男の府立実科工業夜間部機械科1年生(16)と次女の小学5年生(13)が心中した。東京ガス工員の父親と母親(40)は次女を連れて再婚したが、父親が浮気をするようになると母親は義理の息子の長男をいじめるようになり、成績がさがったこともあって悲観した長男はパンにネコイラズを塗って食べ、同情した義妹も食べたもの。


昭和12年(1937).2.19〔女給(満15〜16歳)と明大生が心中〕
 静岡県熱海市の山林で、明治大学予科2年生(21)と女給(17)が服毒心中を謀って重体となった。北海道空知郡の郵便局長の息子で高額な送金をしてもらって芸者や女給と遊んでいた。女子は結婚話を嫌って栃木県那須郡から家出して上京し初台の喫茶店で女給となっていた。子爵の隠し子だと云っている。知り合って1ヶ月だった。


昭和12年(1937).2.28〔18歳(満16〜17歳)女子が綺麗なため自殺〕
 東京市渋谷区の建築業宅で、女中(18)が服毒自殺した。美人のためこの家の長女(21)と仲が悪く、前日にもケンカしていた。「きれいだ、きれいだと近所の人から云われたが、私はそのために苦しんだ」と死ぬ前に話していた。


昭和12年(1937).6.8〔医専女子(満14〜15歳)が天才の重圧にたえかねて自殺未遂〕
 京都府京都市のホテルで、医学専門学校女子生徒(16)がカルモチン自殺を図ったが命を取り留めた。歯科医のひとり娘で鹿児島市生まれ、神童と呼ばれ5歳(満3〜4歳)で小学校入学、両親は娘の勉学のため大阪に引っ越し、15歳(満13〜14歳)で高等女学校を優等で卒業、東京女子医専に入学すると両親はまた引っ越して19歳(満17〜18歳)で卒業して博士になるように勉強を強いたが成績が伸び悩み、家出して湯河原の旅館で服毒自殺を図って命は取り留め、帝国女子医専の2年に異例の転校、5月末に学校で教科書を盗み逮捕されて退学となっていた。


昭和12年(1937).6.15〔15歳ニートが理由なく美貌の人妻を惨殺〕
 東京市中野区大和町の姉の家で、若妻(20)が殺害され、少年(満15歳)が愛知県に差し掛かった東海道線の車内でその夜に捕まった。
 金沢市の裕福な袈裟衣商の長男で、昨年10月に眼瞼下垂症のため金沢第二中学を2年で中退してぶらぶらしていたが14日に家出して上京、叔父の家を訪ねたが叔父は仕事に出ていて叔母と近所に住むその妹の若妻がいた。書斎の本を読んでいるうちに所持していたナイフを抜いてちょっと刺してみたいような気がし、家の中をうろうろしていると若妻が四つん這いでお尻をこちらに突き出しながら新聞を読んでいるのが目に入った。衝動的にお尻を刺し、家中を逃げ回る若妻を追い掛けて58カ所めった切りにして殺害、35銭入りの財布を盗んで逃走したもの。叔母は30分ほど外出しており、幼い長男が犯行を目撃していた。
 少年は内気で探偵小説マニア、おしろいや口紅をつける趣味があり、逮捕時に「婦人の美容」という本を持っていた。「カマボコかコンニャクのようにくにゃっとしたもののように見えたので刺した」と自供。
 被害者は海軍少将の令嬢で金沢第一高女時代にバレーボール選手として活躍した美貌の人妻。少年はバレーの試合を見に行ったことがあり、また新聞に載った写真も見て一方的に知っていたため当初はストーカー殺人として大々的に報道されたが、特に恋愛感情はないと判り、少年の理由無き殺人事件として世間に大きな衝撃を与えた。
 精神鑑定の結果不起訴となり、松沢病院に7ヶ月入院。昭和15年3月、満18歳になった少年は大学受験のため上京、独り暮らしをしながら受験勉強をしていたが、4月に同じアパートに住んでいた子連れの27歳の女と滋賀県大津市で心中を図って死亡した。女は軽症で姿を消した。


昭和12年(1937).8.19〔20歳(満18〜19歳)女子が内縁の夫を無理心中未遂〕
 東京市板橋区のソバ屋で未明、女中(20)が放火して2軒全焼させた。茨城県西茨城郡出身で、3月からこの店に勤め、妻に先立たれた主人の内縁の妻となったが、主人が浮気するため無理心中を謀ったもの。主人は気づいて逃げたので無事だった。


昭和12年(1937).11.17〔18歳(満16〜17歳)がピストル自殺〕
 東京市淀橋区の自宅で、蘭文化協会事務員(18)がピストル自殺した。知人宅で留守中にピストルをいじって発射させてしまい、自宅に戻ってからすまないという遺書を書いていた。


昭和13年(1938).4.13〔20歳(満18〜19歳)女子ら医大生が心中未遂〕
 東京市滝野川区のアパート自室で、日本医大3年生(24)と東洋女子歯科医専2年生(20)が服毒心中を図ったが命を取り留めた。女子は大分県速見郡の医師の長女。2年前から交際しており、卒業後の結婚を親に許されていたが、待ちきれなかったもの。


昭和13年(1938).5.6〔20歳(満18〜19歳)の女装の男が心中未遂〕
 栃木県日光町で、セルロイド工場女工(20)と同僚女工(18)2人が心中を図ってうろついているところを保護された。20歳は生まれた時から女として育っており戸籍も女だったが、じつは女装の男で、それまで同性の友達だと思っていた18歳に好きだと告白し、18歳も飛び込み心中を決意したもの。断髪の洋服姿でハイヒールをはいていた。



昭和13年(1938).5.22〔中5(満17歳?)が父親の愛人と三角関係の末に心中〕
 神奈川県大磯町の旅館で、東京市杉並区の中学5年生と女性(23)が服毒心中を図り女性だけが死亡した。女性は弁護士事務所のタイピストだったが、弁護士の妾となって正妻のいるその家に入った。弁護士の4男である中5生と関係ができて妊娠、家を出たが怒った弁護士に2人とも殴られ、金ももらえなくなって困窮していた。



昭和14年(1939).5.9〔17歳女子(満15〜16歳)らカップルが餓死心中未遂〕
 群馬県高崎市の観音山断崖で、東京市本所区のおでん屋の5女(17)と千葉県千葉市の住職の長男で大正大学予科3年生(21)の2人が餓死自殺を図っていたが、発見されて命を取り留めた。結婚を反対されたもの。


昭和14年(1939).11.23〔18歳(満16〜17歳)が親戚女性2人殺害して自殺〕
 大阪府大阪市で朝6時、少年(18)が朝食の支度中の叔母(55)の胸などを匕首で3回刺して重傷を負わせ、従姉妹の女工(20)の胸を刺して殺害、隣家の従兄弟(31)の妻(24)も殺害して逃走、5百メートル離れた広場で服毒自殺した。大阪市に住んでおり、2日前からこの家に泊まっていた。動機不明。


昭和15年(1940).10.23〔小6(満11〜12歳)が鉄道自殺〕
 東京市の田端駅付近で夜、小学6年生(13)が列車に飛び込み自殺。


昭和16年(1941).5.5〔21歳(満19〜20歳)ふられた女給と無理心中図る〕
 東京市芝区の喫茶店で夜11時前、工員(21)が女給(19)の心臓をナイフで刺して殺害、自分の腹を刺して自殺しようとしたが命を取り留めた。恋人だったが数日前にふられて逃げられ、追い掛けてきたもの。


昭和16年(1941).8.24〔17歳(満15〜16歳)がデパートで飛び降り自殺〕
 東京市豊島区巣鴨の白木屋百貨店で、見習い工(17)が5階から飛び降りて重体となった。


昭和16年(1941).11.25〔19歳(満17〜18歳)が学校放火〕
 新潟県南蒲原郡の加茂農林学校で、4年生(19)が放火、12.3に逮捕された。恋愛問題で学校の注意を受けたため卒業が難しくなり、鉄道自殺を図ったが失敗、火を付けて通報することによって汚名返上を計画したが校舍を全焼させてしまったもの。


昭和20年(1945).4.17〔17歳(満15〜16歳)が一家5人を惨殺〕
 長野県下伊那郡の農家で、3男(17)が、父親(45)、母親(44)、4男(12)、2女(8)、3女(3)を殺害、3キロ離れた山林で猟銃で自殺した。前日に近所の家から米を盗んで両親に叱られており、就寝中の家族の顔や頭をまずカナヅチで殴り、カナヅチの柄が折れると斧でめった打ちにしたもの。金目の物を物色したあともあった。





昭和21年(1946).9.28〔20歳(満18〜19歳)が心中〕
 長野県更級郡の自宅で、男子(20)が同じ村に住む恋人の女子(19)の喉を猟銃で撃って殺害、自分も死んだ。女子の家庭の事情で結婚できないことを悲観したもの。農家の次男。


昭和21年(1946).10.18〔街娼の娘を恥じ、母子心中〕
 栃木県で街娼の娘を恥じ、母子心中。


昭和21年(1946).11.16〔20歳(満18〜19歳)強盗の末自殺〕
 埼玉県川口市で、無職(20)が鍛冶職宅に押し入り、母子5人を鉄棒で滅多打ちにし、現金2万円と38万円入りの通帳を奪い放火して逃走、1千円の懸賞金つきで指名手配されたが、11.20に東京都豊島区の自宅の隣家二階で服毒ののち飛び降り自殺。


昭和22年(1947).2.3〔19歳(満17〜18歳)ら2人組が5人強盗殺人〕
 静岡県静岡市の雑貨商宅で深夜2時、ブローカー2人(19,20)が押し入り、主人の妻(35)、母親、長男(6)、長女(6)、次男(5)の5人を15分で絞殺、現金、服などを強奪して逃走したが9日に千葉県松戸市で逮捕。この雑貨商に闇米などを売って出入りしていたため金を持っていることを知っていて、計画的に襲ったもの。20歳は逮捕直後にナイフで自殺を図ったが命を取り留めた。一審で2人とも死刑判決が出たが、二審で1人は無期懲役、1人は死亡したため控訴棄却となった。


昭和22年(1947).2.14〔21歳(満19〜20歳)の物資横流し巡査が飛び降り自殺〕
 埼玉県の川越警察署巡査(21)が入間群上福岡の旧陸軍火工所の煙突から飛び降り自殺。物資経理をしていたが、パラフィン石油缶約10本、水銀、石油などを横領して古物商に売っていた。3日前に古物商が検挙され捜査の手が迫っているのを恐れていた。


昭和22年(1947).3.3〔20歳(満18〜19歳)の東京女高師学生がノイローゼ自殺〕
 東京都小石川区の東京女子高等師範学校の水のないプールで高さ6メートルの飛び込み台から飛び降りて同校国文科2年生(20)が死亡。毎晩深夜まで勉強していたがバラック住まいで弟妹が騒がしくノイローゼ気味だった。


昭和22年(1947).11.4〔女学校4年生(満15〜16歳)が教師と家出して心中〕
 愛知県瀬戸市で、県立瀬戸高等女学校4年生(17)が遺書を残して担任教師(40)と家出、11.9頃に山梨県の山林で抱き合ったまま青酸カリを飲んで心中、12.15に凍った死体が発見された。教師が交際していた女子にテストの答えを事前に教えていたことがバレて怒った他の生徒全員が白紙答案を出した事件で、教師は11.1にクビになっていた。


昭和23年(1948).5.18〔高2がストで登校できず自殺〕
 東京都墨田区吾嬬町の鉄工業(58)の次男の千葉県立工業高校2年生(16)が登校を止める父親と口論し、工場の青酸ソーダを飲んで自殺した。その日はストで電車が止まっていたが昨年の水害の際には制止を振り切って徒歩で登校した。明朗だが短気な性格だった。


昭和23年(1948).6.21〔17歳らカップルが結婚反対されて心中未遂〕
 兵庫県神戸市の神戸駅で、師範学校予科3年生(17)と女工(18)が保護された。小学校の同級生で結婚したいと親に言ったが若すぎると反対されて20日に滋賀県長浜市から家出、明石の海岸をさまよって死にきれず鉄道自殺しようとしたもの。結婚できないならまた自殺すると言っている。太宰治や教師と女学生の心中など最近の事件に影響されたもの。


昭和23年(1948).9.8〔19歳(満17〜18歳)が強盗殺人で死刑判決を受けるが無罪放免計画〕
 広島県豊田郡の民家で夜11時、無職(19)と少年(18)3人の4人組が押し入り、主婦(26)を殺害、衣類85点(10万円相当)を強奪して逃走したが、翌日逮捕された。3月に病死した無職の姉がこの家の主人(29)の先妻だったため内情に詳しく主人がいないことを知っていて、遊興費欲しさに侵入したが覆面が取れて顔を見られたため紐で絞殺したもの。18歳1人は仲間が捕まったと聞いて「自決してお詫びします」という遺書を残し昇汞水を飲んで自殺した。
 無職は広島地裁で死刑判決が出たが、2審公判中の昭和25年7.19に窃盗罪で懲役2年の台湾人(25)が自分が真犯人で無職は無罪だと獄中から名乗り出た。事件の詳細を語るので事実ではないかと当局も混乱したが、刑務所内で暗号通信により計画した嘘だったことが8.19に判明した。
 もう1人の無期懲役犯と無職が無罪釈放となった場合の刑事補償金40万円はこの男がもらい、男も精神異常を理由に出獄、それがダメでも占領下の日本には台湾人に対する裁判権がないと主張する予定だった。


昭和23年(1948).10.18〔高1(満16〜17歳)らが心中未遂〕
 福島県伊達郡の山林で、高校1年生(18)が女子(18)を膝の上に抱いたままに自分の頚動脈をナイフで切り、女子の頚動脈をナイフで切ってベルトで首を絞めたが殺すことができずに抱いて下山、逮捕された。6月から関係して妊娠したため心中を図ったもの。嘱託殺人未遂で起訴されたが、地裁では懲役2年、執行猶予3年の判決となった。


昭和24年(1949).4.20〔18歳女店員が青酸カリで自殺。恋仲の男も後を追う〕
 東京都台東区練塀町の喫茶店で、デパート女店員(18)がラムネに青酸カリをいれて飲み、自殺した。恋仲の同僚(19)が店で盗みをして首になり、心中を図るも男が拒否。あてつけに自殺したもの。胸には男の名前を入れ墨していた。6日後の26日には男も後を追って自殺。少女が妊娠していたことに責任を感じてのもの。


昭和24年(1949).4.23〔高2のカップル2組が心中未遂〕
 広島県広島市似島にある安芸富士で、島根県出身の高校2年生のカップル2組(いずれも18)が服毒自殺を図った。命に別状は無いが意識不明。その場所には前日、自動車で来ていた。


昭和24年(1949).7.30〔19歳ら同性愛の女子大生カップルが飛び降り心中〕
 東京都千代田区神田の共立女子大学で、校舎の5階から2人の女子学生(19,22)が飛び降り自殺をした。同性愛関係だったが、19歳が無理に結婚させられそうになり心中したもの。


昭和25年(1950).2.3〔高3ら10数人が集団リンチ〕
 兵庫県伊丹市の県立伊丹高校で、3年生(17)ら10数人が学校自治委員の2年生(16)をラケットで殴って、翌日も吊し上げた。野球部員の3年生ら4人が煙草の常飲者として警察に取り調べられたのを、この2年生が密告したためと思い、「貴様の行為は売校的行為だ。責任をとれ」と責め立てたもの。2年生は「死をもってあかしを立てる。上級生のボスの目に余る行為は学校当局も知りながら放任している。これを機会に安心して勉強出来る学校になることを確信する」と遺書を書いてアドルム自殺を図ったが命を取り留めた。2.6に生徒たちは集会を開き、加害者の寛大なる処置と、教師の責任追及を決議。学校は4人を無期停学とし、警察も2年生は密告していないという説明会を生徒に対して開いたが、学校は隠蔽して教師の責任もはっきりさせないので、父兄会で問題化した。


昭和25年(1950).2.4〔高1らが心中未遂〕
 兵庫県有馬温泉の旅館で、明星高校1年生(17)と私立女子高校3年生(17)が睡眠薬心中を図ったが命を取り留めた。男子は大阪市の会社重役の長男で、哲学を通じて女子と知り合ったもの。女子は「この世がわずらわしい。ただ一人でどこかへ行きたい」と常に云っていた。


昭和25年(1950).2.4〔中3が飛び降り自殺〕
 大阪府大阪市で、中学3年生(15)がビル屋上から飛び降り自殺した。会社社長の次男で、「性格が二重人格になってきて危険性を持ちはじめた」という遺書が残されていた。


昭和25年(1950).3.5〔少女三人を含む五人組逮捕、青酸カリ自殺〕
 岩手県で少女三人を含む五人組逮捕、青酸カリ自殺。


昭和25年(1950).3.20〔17歳が弟を毒殺して自殺〕
 静岡県田方郡の自宅で、長男(17)が、母親(47)、祖父(79)、弟(10)の3人に青酸カリ入りのお茶を飲ませて弟を殺害、母親と祖父は重傷となったが命は取り留めた。自分も青酸カリを飲んで自殺した。母親と祖父が弟ばかりを可愛がることに嫉妬したもの。


昭和25年(1950).4.30〔小学校教師が教え子と心中〕
 群馬県高崎市の小学校の教師が、去年まで教え子だった少女(12)を妙義山に連れ出してアドルム心中を図ったが命を取り留めた。


昭和25年(1950).11.7〔女学生のアドルム自殺流行〕
 東京都で女学生のアドルム自殺流行。


昭和26年(1951).2.6〔ヒロポン中毒の女子大生、中毒苦に心中〕
 東京都でヒロポン中毒の女子大生、中毒苦に心中。


昭和26年(1951).4.1〔高1がピストル自殺〕
 群馬県高崎市の自宅で、工業高校1年生(15)が兄の巡査が持っていたピストルで心臓を撃って自殺した。太宰治の影響。父親は中学校教師。


昭和26年(1951).4.10〔高2ら男女4人が心中〕
 福島県安積郡の林で、県立高校2年生(16)、3年生(17)と県立女子高校3年生(17)2人の男女4人が睡眠薬心中を図り女子1人が死亡。死んだ女子が調理の時間に酒を飲んで停学になったことに同情し、5日に家出して8日に温泉で保護されて連れ返される途中でまた逃走したもの。


昭和26年(1951).9.12〔中3女子が教師と心中〕
 栃木県下都賀郡で、中学3年生女子(15)と教師(23)が家出、9.17に昭和山の山林で服毒心中しているのが発見された。担任をしていた3月から恋愛関係となっていた。


昭和26年(1951).9.15〔17歳がタクシー強盗殺人〕
 兵庫県神戸市で、無職(17)がタクシーに乗って運転手(31)を肉切り包丁で18回めった刺しにして殺害、死体を放り出して4千8百円を強奪して車を猛スピードで運転して逃走したが電柱に激突、病院に連れて行こうとする目撃者を振り切って走って逃げたが、翌日自首した。「世の中がおもしろくないし、生きているのが嫌になった」からやったと自供。父親は空襲で死に、小卒後に肉屋に勤めたが7月に5千円を盗んで豪遊してから自殺しようとして死に切れず自首する事件を起こしていた。かつての勤め先の人たちは「あんなにおとなしくて真面目な少年が」と皆驚いている。


昭和26年(1951).11.22〔母、2歳の長女殺す、夫の身持ちを苦に心中図る〕
 神奈川県で母、2歳の長女殺す、夫の身持ちを苦に心中図る。


昭和27年(1952).1.5〔18歳少年、酔って面当て青酸自殺〕
 東京都で18歳少年、酔って面当て青酸自殺。


昭和27年(1952).1.15〔大学生同士、結婚反対され心中未遂〕
 東京都で大学生同士、結婚反対され心中未遂。


昭和27年(1952).2.16〔中3少女、アドルム自殺〕
 東京都で中3少女、アドルム自殺。


昭和27年(1952).3.11〔19歳が青酸カリウイスキーで友人の父親毒殺〕
 長野県下高井郡で、少年(19)が友人(17)を毒殺しようと青酸カリ入りのウイスキーを郵送したが、友人の父親(53)が飲んで死亡、知人が重傷となり、15日に逮捕された。頭がよく読書好きで、2年前に「親の躾が悪いので神経症になった。親を恨み自殺する」という遺書を書いてアドルム自殺を図ったが死に切れず、それから異常な言動をするようになった。友人が年下なのに周囲の信頼が厚く、祭の主役の獅子舞役を取られたことで怨み、帝銀事件や探偵小説に影響されて2月には青酸カリ入りの甘味料を友人宅に投げ入れて毒殺を謀ったが失敗していた。山奧の小さな農村での事件。無期懲役判決。


昭和27年(1952).4.21〔「自殺クラブ」つくり、少女自殺〕
 京都府で「自殺クラブ」つくり、少女自殺。


昭和27年(1952).4.24〔中2がクシャミ叱られ飛び降り自殺〕
 東京都世田谷区の学芸大学付属中学校で、2年生(13)が校舍屋上から飛び降り自殺した。授業中に大きなクシャミをしたため皆が笑い、そのことを教師に咎められた30分後のこと。成績もよく、明るい性格だった。


昭和27年(1952).7.8〔18歳が派出所で爆弾自殺〕
 長野県小県郡の派出所トイレで、土木作業員(18)が爆死した。近所の貧しい家から190円を盗んだ容疑で一度連行されたが隙を見て自宅に逃走し、父親に罵倒されたため、再度の連行に爆弾を持っていきトイレで自殺したもの。


昭和27年(1952).8.11〔18歳が頼まれ恋人を殺害〕
 東京都大田区のホテルで女(21)が絞殺され、一緒に泊まっていた男の姿が消えていたが、無職少年(18)が自首してきた。二人は製菓会社で知り合い一緒に会社をやめた。女は次の勤め先で5千円を盗んだことがバレ、クビになるのとその日に少年と家出した。「金も返せず妊娠3ヶ月では生きていてもしかたないので殺してくれ」と頼まれてタオルで首を絞めた。後追い自殺しようとしたが死にきれず自首したという。


昭和27年(1952).8.16〔勤労高校生男女、失業して心中〕
 栃木県で勤労高校生男女、失業して心中。


昭和27年(1952).8.17〔小5が教師の濡れ衣体罰で自殺未遂〕
 福岡県門司市の小学校で、教師(29)が別の教師の現金4千8百円を盗んだと疑って受け持ちの5年生(12)を三尺棒で殴った。翌日も棒で頭を殴って1週間の傷害を負わせたので、5年生は盗んだ金を自宅に隠したとウソをつき、教師は生徒宅まで行って探したが見つからないのでまた殴ろうとすると、5年生は自宅井戸に飛び込んで自殺を図って救助された。8.19に教師は傷害罪で逮捕。この日に窃盗は5年生女子の仕業だと判明した。5年生は成績が悪いので犯人だと決めつけたもの。


昭和27年(1952).9.1〔高3女子が同性愛に悩んで自殺〕
 東京都葛飾区の自宅で、商業高校3年生女子(17)が毒を塗ったパンを食べて自殺した。同性愛関係だった同級生女子が男子と恋愛をはじめ、自分も男子との恋愛をしたいような気になったのが不安で悩んでおり、数ヶ月前から自殺したいともらしていた。


昭和27年(1952).9.14〔狂言自殺常習少女〕
 東京都で狂言自殺常習少女。


昭和27年(1952).9.18〔無銭飲食少年、追われて自殺図る〕
 東京都で無銭飲食少年、追われて自殺図る。


昭和27年(1952).9.24〔17歳少女、母に身を売れといわれ自殺〕
 東京都で17歳少女、母に身を売れといわれ自殺。


昭和27年(1952).10.29〔高3が女子の目の前で服毒自殺〕
 長崎県大村市で、大村高校3年生(18)が服毒自殺した。同級生女子と2人で学校をさぼって丘に登り、女子の目の前で毒薬を飲んだもの。秀才だった。


昭和27年(1952).11.7〔人気歌手に恋して自殺〕
 東京都で人気歌手に恋して自殺。


昭和27年(1952).11.13〔中1女子と大学生が交際反対され心中〕
 埼玉県川口市の旅館で、中学1年生女子(14)と大学生(19)が心中。若過ぎると親に交際を反対されたため服毒したもの。


昭和27年(1952).12.18〔17歳少女、冷たい男の気を引こうと狂言自殺〕
 東京都で17歳少女、冷たい男の気を引こうと狂言自殺。


昭和28年(1953).2.7〔埼玉の高三女生徒2人、裏磐梯で心中〕
 福島県で埼玉の高三女生徒2人、裏磐梯で心中。


昭和28年(1953).2.8〔受験勉強しいられた女子中学生自殺〕
 東京都で受験勉強しいられた女子中学生自殺。


昭和28年(1953).4.1〔有名進学高卒の二人、大学受験に失敗、自殺〕
 神奈川県で有名進学高卒の二人、大学受験に失敗、自殺。


昭和28年(1953).7.17〔18歳が手製ピストルで自殺〕
 東京都荒川区の洋服仕立て業宅で、住み込み従業員(18)がフトンの中で心臓を撃ち抜いて自殺した。「母とは生き別れ、姉は胸を病んで死んだ。自分も大きくなって苦労するより死んだほうがよい」という遺書を残し、手製のピストルにかんしゃく玉を詰めて撃ったもの。


昭和28年(1953).7.22〔予科練で身体こわした青年、戦争のろい自殺〕※参考
 東京都で予科練で身体こわした青年、戦争のろい自殺。


昭和28年(1953).8.31〔16歳少年、「浮浪児にも思いやりを」と自殺〕
 静岡県で16歳少年、「浮浪児にも思いやりを」と自殺。


昭和28年(1953).10.1〔15歳が心中しようと恋人射殺〕
 福岡県柏屋郡の山中で、映画館の次男(15)が女中(16)を射殺した。1年前から自宅に住み込んでいる少女と中3の少年は恋仲となった。中卒後は勉強が嫌で父親の映画館を手伝っていたが、少女が妊娠3ヶ月となって処置に困り、心中するため朝4時に父親の猟銃で2発撃ってから首を絞めて殺害、自分も死のうとしたが薬莢を抜くのに手間取っているうちに夜が明けて少女の死顔を見て怖くなって交番に自首したもの。冷静に自供して留置場でもその日からよく寝ているので警察も驚く。両親はふたりの関係にまったく気付いていなかった。映画マニア。


昭和28年(1953).11.25〔18歳少女、家の税滞納を苦に自殺〕
 東京都で18歳少女、家の税滞納を苦に自殺。


昭和28年(1953).11.25〔高2女子が失恋自殺〕
 静岡県賀茂郡の自宅で、県立高校2年生女子(17)が服毒自殺した。違う高校の2年生男子(17)と恋人同士だったが、男子が最近冷たくなり、女子(16)との仲を疑ってこの女子と逢ったが知らないと云われた直後だった。


昭和29年(1954).4.24〔高1ら3人が心中を図り1人死亡〕
 静岡県浜松市の海岸で、愛知県春日井市の私立高校1年生(16)2人と工員(18)の3人が心中を図り、工員だけが死んだ。高1生が妹の本を買ってくるように言われたが本代千円の半分を使い込んで怒られて家出、友達が同情したもの。


昭和29年(1954).7.9〔高3が家出して警視庁で飛び降り自殺〕
 東京都の警視庁で、島根県益田市から家出してきた高校3年生(18)が自分でやって来て少年課に保護されたが、巡査の眼の前で5階の窓から飛び降り自殺した。学校で生徒同士のリンチ事件が起き、学校と生徒が対立して委員会議長になったが調停がうまくいかず悩んでいた。


昭和29年(1954).9.1〔18歳同性の恋人が父親殺害〕
 青森県青森市の自宅で、無職の二女(20)と無職の少女(18)が父親(54)を殺害した。少女が「金が欲しい」と言うと、二女が「それならうちの親父を殺せばいい」と国鉄を退職したばかりの父親の退職金30万円を奪うことに話がまとまった。二女が父親に出刃包丁を突きつけて口論している隙に少女が後ろから紐で首を絞め殺した。二女も大勢の犯行に見せかけるため死体をめった刺しにして石炭箱に投げ込んで、懐中時計と5百円を奪って逃げた。退職金は長女が保管していたので見つけられなかった。発見されるまで数度家に戻って死体に手を合わせて詫びたが、4日に逮捕。翌日、留置所で少女はネコイラズ自殺を図ったが命を取り留めた。青森地裁で、二女は尊属殺と強盗で懲役15年、少女は5〜10年の不定期刑判決。
 二女は中学3年生のとき強盗殺人で、少女は強盗未遂で少年院に入ってそこで知り合って同性愛関係となった。退院後も男装して2人で遊び歩き、遊興費が必要になったもの。この年の銀行員大卒初任給5,600円


昭和29年(1954).9.16〔18歳女子ら近江絹糸ストで自殺3人自殺未遂4人〕
 近江絹糸紡績(従業員1万3千人)で、宗教強制反対、手紙開封や私物検査反対、外出の自由などを求めたストが106日で妥結。7.3には男子社員(19)が社長へ抗議して列車自殺。8.23に女子(18)が自殺。9.6に東京副支部長の女子(22)が服毒自殺するなど、自殺3人自殺未遂4人、16歳女工など発狂者8人。


昭和29年(1954).9.12〔19歳ニートが改造ピストルで自殺〕
 東京都渋谷区の自宅で、無職(19)が自殺。子供の頃、母親(39)がフロに入れた時に水が入って耳が不自由になって恨んでおり、母親とケンカが絶えず、「今までよく生きた。恨みに思う」という遺書を書いて、おもちゃのピストルを改造してかんしゃく玉で釘を発射し、こめかみを撃ち抜いたもの。


昭和29年(1954).10.10〔19歳元大臣の息子がピストル自殺〕
 東京都杉並区の自宅で、日大理工科2年生(19)がピストル自殺した。元陸軍中将で終戦時の国務大臣・安井藤治の4男。内気で神経衰弱だった。


昭和29年(1954).11.12〔中3がハトのために切腹〕
 千葉県千葉市の公園防空壕で、中学3年生(15)が出刃包丁で割腹自殺した。11.7に友人と5百円づつ出し合ってハトを買ったが、駅で別の箱と間違えてなくしてしまい責任を感じたもの。父親は戦死して、叔父の魚屋でアルバイトをしていた。真面目で明るい性格。この年の大卒銀行員初任給5,600円。


昭和29年(1954).12.7〔中3が自転車盗まれ自殺〕
 静岡県浜松市の自宅で、中学3年生(15)が首吊り自殺した。2日前に松菱百貨店前に留めた自転車(7千円相当)を盗まれたことを悲観したもの。盗んだ無職(34)は翌年1.14に逮捕された。


昭和29年(1954).12.16〔19歳が恩人に強盗〕
 長野県小諸市で深夜1時、無職(19)が就寝中の福祉事務所指導係(20)の頭をナタで殴って20日間の傷害を負わせて格闘のすえに逃走、すぐに自首した。11.7に北海道空知郡から家出して小諸市の旅館で自殺未遂、この指導係の世話で立ち直って帰宅したが、12.11に小諸市で写真業をやりたいと指導係を頼ってまたやって来て自宅で居候となり世話を受けていた。「ナタを見たら急に金が欲しくなってやった」と自供。





昭和30年(1955).1.28〔19歳東大受験生が自殺〕
 千葉県松戸市で、浪人生(19)が常磐線電車に飛び込み自殺した。去年に土浦高校を2番の成績で卒業、東大文科を受験したが失敗し、今年も東大を目指していたが数日前の模試の成績が悪かったのを悲観したもの。


昭和30年(1955).1.31〔高3が飛び込み自殺〕
 秋田県秋田市の羽越線で、定時制高校3年生(18)が列車に飛び込み自殺した。「この世の中は罪悪のかたまりだ。もはや生きる望みを失った。詩を抱いて鉄路の露と消える」という遺書を残していた。おとなしい性格で、文学好きだった。


昭和30年(1955).2.3〔小6が切腹ごっこで重態〕
 東京都大田区の小学校で、小学6年生(12)が休み時間の教室で「腹を切るときはこうするのだ」とナイフで切腹のマネをしていたが、机にぶつかって倒れて刺さり、重態となった。


昭和30年(1955).2.4〔19歳が列車内で自殺〕
 新潟県で、見習い看護婦(19)が走行中の電車内で服毒自殺した。前日に埼玉県北葛飾郡の病院から失踪していた。


昭和30年(1955).2.6〔中2が自殺〕
 栃木県日光市で、中学2年生(14)が走行中の東北本線急行内でカルモチンを飲んで自殺した。宮城県古川市の農家の三男で、2.4に遺書を残して家出していた。成績はよく内向的で、ユダヤ教に興味を持っていた。


昭和30年(1955).2.21〔中2ニートが心中〕
 青森県三戸郡のリンゴ小屋で、中学2年生(14)が酸素液を飲んで自殺、友人(15)は命を取り留めた。継母を嫌って家出して盗みなどを繰り返しており、落第して学校にはほとんど行っていなかった。友人は去年中学を卒業したが病弱で気弱で、中2生の云うままに遺書を書いて心中の道連れにされようとしたもの。
担任と校長談「親切にめんどうをみてやろうとすればするほど逃げ回るような子供でした。最近は学業がきらいだといって登校しないので親類の家で農作業を手伝わせ勤労を通じて更生の道を開かせようと考えていました」(談話は読売新聞青森版引用)


昭和30年(1955).2.23〔18歳が列車内で自殺未遂〕
 岩手県水沢市で、少年(18)が走行中の東北本線急行内でカルモチンを飲んで自殺を図ったが車掌に見つかり病院に運ばれて命は取り留めた。世の中が嫌になったという両親宛の遺書を残していた。


昭和30年(1955).3.22〔小6女子が教師と心中〕
 岩手県陸前高田市の旅館で、小学6年生女子(12)が担任教師(26)とアドルム自殺した。成績優秀で明朗な性格、前日の卒業式で代表として答辞を読んだあと帰宅して母親の隣で寝たが、夜中に家を抜け出したもの。中流以上の家庭で6人兄弟の唯一の女の子。両親はおかしな様子をまったく感じていなかった。教師は妻子がある。
 女子は教師の娘に「貴女の大事なお父さんと死んでゆくことはすみません。元気で育って下さい」、級友に「中学にいっても良く勉強して下さい」という遺書を残していた。


昭和30年(1955).4.14〔16歳女子が教師と心中図る〕
 栃木県日光市の旅館で、埼玉県比企郡の中学教師(24)がこの春卒業したばかりの教え子の女子(16)と宿泊しているところを警察に保護された。他校への転勤が決まったことに悩んで女子を道連れに自殺を図ったもの。ブロバリン百錠を所持していた。


昭和30年(1955).5.6〔17歳が幼女を誘拐レイプ殺人 三枝子ちゃん殺し〕
 静岡県小笠原郡で、無職(17)が登校途中の農家の二女の小学2年生(8)を自転車で誘拐、1日中連れ廻して浜松の中学校でレイプしたのち夜を明かし、翌日河原でもレイプして荒縄で絞殺、生き返らないように口と鼻に砂利を詰めてから埋めた。誘拐事件として捜索していた警察に殺害直後に逮捕される。
 農家の次男で中卒後に就職したがすぐに辞めてぶらぶらしており、家出して2回自殺未遂を起こしている。人に笑われるからと中学もあまり行っていなかった。友達はおらず、読書と映画が趣味。小学生の時に女の子の兄にいじめられた復讐だと自供。逮捕されても父親(43)は「凶暴性はなくみなさんが心配するようなことはないと思う」と語る。


昭和30年(1955).6.30〔18歳女子大生が不良教師との失恋で焼身自殺〕
 東京都港区青山の洋画家宅で、次女の東洋大学1年生女子(18)が石油をかぶって焼身自殺した。今春まで通っていた都立三田高校の教師(28)と在学中から関係を持っていたが、教師がほかの教え子と婚約したため。この教師は女生徒8人に手を出しており、1人は1月に睡眠薬自殺を遂げ、1人は自殺未遂。学校図書館から160冊を盗んで金にしていたので横領で逮捕されたが、微罪のため不起訴処分となった。
 教師の父親が地元の有力者で校長(52)と親しかったためこれまで見過ごされていた。東京教育大卒で成績優秀。7.17に校長はガス自殺を図ったが、命を取り留めた。


昭和30年(1955).7.5〔小4が悪ふざけを咎められ自殺〕
 兵庫県神戸市東灘区で、銀行員の長男の小学4年生(8)が鉄道自殺した。友達の持ち物を隠しあう「かくしごっこ」をやっていた15人ほどを担任教師(32)が叱ったが、帰宅中に少年は「先生は泥棒学校へ行けと言った。帰ったら母さんに叱られる。もう死んじまいたい。君も一緒に死のう」と、友人を引き連れ線路上を歩き、列車が警笛を鳴らしながら近づくと、死亡した少年だけが「死ぬ、死ぬ」と言って列車に向かって轢かれて死亡したもの。


昭和30年(1955).7.18〔小6が早退を咎められ自殺未遂〕
 青森県八戸市の農家の三男の小学6年生(12)が、「おらはいつも学校を早退させられるから首をつって死んでしまう」と自殺を図ったが、妹(8)が知らせて近所の人が駆け付け、未遂に終わった。弟妹らの面倒のため、度々早退させられ、そのことを担任の教師に咎められたことを苦に自殺を図ったもの。


昭和30年(1955).7.21〔小4が喧嘩を咎められ入水自殺〕
 静岡県引佐郡の農家の二男の小学4年生(9)が、小学1年生と喧嘩をして石を額にぶつけて傷を負わせたため、担任教師(27)が父兄宛の手紙を持たせて帰宅させたが、「家に帰ると叱られるから、僕は池に飛び込んで死ぬ」という遺書を友人に渡して姿を消し、22日に貯水池で死んでいるのが見つかった。


昭和30年(1955).7.22〔中3の友人同士が服毒自殺〕
 新潟県刈場郡の神社の境内で、農家の三男の中学3年生(16)と農家の長男の中学3年生(17)が服毒自殺を図り、1人は死亡、1人は一命を取り留めた。1週間前の学校の登山で、男子は野宿だったが2人は寒さに耐え切れずに女子の小屋で泊まったところ、他の生徒たちからそのことを糾弾されていた。


昭和30年(1955).7.27〔中3女子が自殺〕
 静岡県駿東郡の自宅で、中学3年生女子(15)が農薬のホリドールを飲んで自殺した。この日にもらった成績表に高校生と交際していることを書かれたため厳しい父親に見せられないと悩んだもの。


昭和30年(1955).8.4〔中1と小4の兄弟が貧困を苦に自殺〕
 茨城県多賀郡南村の中学1年生(13)と小学4年生(10)の兄弟が、常磐線で鉄道自殺をした。父親は引揚者のため定職が無く、生活扶助を受けながら7人の子供らに手製のほうきを売らせていた。兄弟は履く靴も無いまま「ほうきが売れないとうどんが食べられない」と売り歩いていた。2日前に売上金500円を買い食いに使ってしまい、父に叱られるのを恐れて家出していた。


昭和30年(1955).8.7〔19歳が父親殺害して自殺〕
 千葉県山武郡の自宅で、無職の3男(19)が父親(57)を殺害して自殺した。病気療養中の3男に父親が嫌味を云ったことでカッとして匕首で胸を刺し、己の胸も刺したもの。


昭和30年(1955).8.27〔小4が自殺未遂〕
 愛知県名古屋市の自宅で、小学4年生(10)が母親の睡眠薬のブロバリンを飲んで自殺を図ったが命を取り留めた。父親は2年前に蒸発して生活保護を受けていた。


昭和30年(1955).11.20〔小5が自殺〕
 広島県世羅郡で、小学5年生(10)が自宅前の松の木で首つり自殺した。兄弟ゲンカを叱られて家を飛び出したもの。翌日死体発見。両親も健在で経済的にも不自由はなかった。おとなしい性格。


昭和30年(1955).12.25〔21歳立教大生が同級生の母親と心中〕※参考
 東京都新宿区の旅館で、立教大生(21)が同級生の母親(43)とガス心中した。会社常務夫人である友人の母親と2年前から交際しており、この旅館にたびたび来ていた。


昭和31年(1956).2.19〔歌手志望の17娘、裸で必死の売り出し戦術 毎日新聞引用〕
 寒中2月、一糸まとわぬ娘が東京の桜田門横のお堀に身を投げた。泳ぎに自身のある警官が飛び込み、「助けないで――」と叫ぶ娘をやっとのこと助けあげた。東京・府中市のFさん(17)で、「どうせ死ぬならハデに死んでやれと思った」といっていたが、興奮がさめると、「マリリン・モンローは裸で売り出したから、あなたもやってみたら」と友人にそそのかされ、自殺を装って飛び込んだものとわかった。彼女は昨年府中市のノド自慢で3等になり、流行歌手を志望していた。
(毎日新聞2.19)


昭和31年(1956).3.3〔母親が子供5人を殺害して無罪〕※参考
 北海道札幌市の自宅で、母親(38)が中学2年生の長女(13)、小学2年生の次女(9)、長男(6)、3女(4)、次男(3)の5人を紐で絞殺し、包丁で腹と手首を切って自殺を図ったが死にきれず隣家に助けを求めた。夫は3年前に死に、経営していた肉屋を義兄に任せて仕送りを受けていたため経済的には問題なく、子供達に晴れ着を着せてひな祭りを祝ったあとの出来事だった。被害妄想で幻覚幻聴があり、懲役5年が求刑されたが、札幌地裁は心神喪失で無罪判決を出した。


昭和31年(1956).4.19〔18歳少女含む3人兄妹が自殺を図る〕
 東京都品川区の青年(23)、女性(21)、少女(18)の兄妹が、福島県耶麻郡のホテルで睡眠薬自殺を図った。女性が死亡、他の2人は重体。「お父さん、人間らしい生活をしてください。これ以上妹を不幸にしないでください。母の命日」との遺書を残していた。
 父親(50)はクズ屋。兄妹は全員が肺結核で入院していたが、病気と貧乏を苦にして心中するため病院を抜け出していた。


昭和31年(1956).4.29〔18歳がストーカー殺人未遂〕
 埼玉県北足立郡の民家に深夜3時過ぎ、肉屋店員(18)が侵入し、恋人(18)とその母親を包丁とナタで切って5日間の傷害を負わせ、ナタで自分の頭を叩いて自殺を図ったが死に切れずに殺人未遂で逮捕された。結婚の約束をしていたが破談となり、たびたび押し掛けて結婚を迫っていた。


昭和31年(1956).5.9〔19歳空き巣が警察署で切腹〕
 東京都品川区の警察署で、空き巣で捕まった少年(19)が取調中に机の上に置いていたジャックナイフで自分の腹を刺したが1週間のケガを負った。


昭和31年(1956).5.14〔17歳が家出で保護されたが自殺〕
 東京都中央区銀座で、滋賀県伊香郡から家出してきた少年(17)が警察に保護された。父親は連絡を受けてすぐに上京したが到着の前に、少年は上野駅に預けたトランクを取りに行きたいと言うと警察は1人で行かせ、高輪の旅館に泊まって睡眠薬自殺をした。父親は警察の対応を非難。


昭和31年(1956).5.27〔19歳若いツバメが年上の愛人と心中〕
 東京都中央区日本橋の飲み屋で、女経営者(32)と無職(19)がガスで心中し、男は死亡、女は重体。


昭和31年(1956).9.23〔小6が首つりマネして死亡〕
  愛媛県新居浜市の自宅で、小学6年生(12)が首つり自殺した。クラストップの成績で、学級委員の優等生。探偵小説好きで「怪盗ルパン」などを好んで読んでいたが、自殺の方法を写真と図解入りで詳しく書いてある本が机の上にあったため、探偵小説の研究のため死に方を真似して、誤って死亡したと思われる。


昭和31年(1956).11.27〔18歳が主人の娘殺人〕
 東京都墨田区の飲食店で、店員(18)が主人の長女(21)を出刃包丁で刺殺、自殺を図ったが死にきれずに自首した。


昭和32年(1957).1.5〔18歳が人妻と心中〕
 神奈川県川崎市の多摩川で、青森県黒石市の少年(18)と人妻(43)が心中した。人妻が経営していた貸本屋で去年、店員として勤めているうちに愛人関係となり、銀行員の夫(49)にバレたので12.29に家出、ボートでお互いを縛って抱き合ったまま自殺したもの。


昭和32年(1957).4.13〔14歳らカップルが心中〕
 大阪府大阪市の住吉税務署の小屋で、無職(15)が女子工員(14)と睡眠薬心中を図り女子は死亡した。1年前から交際しており、11日に家出していた。しかし、女子は死後40時間で、男は近くの自宅に戻ってから少量の薬を飲んでおり、心中を装ったと疑われている。靴屋の長男。


昭和32年(1957).4.13〔17歳が運転手刺し青酸カリ自殺〕
 神奈川県横浜市の路上で深夜2時過ぎ、少年(17)が運転手(25)の頭や背中をジャックナイフで刺して3週間の傷害を負わせて逃走、昼12時に山林で青酸カリ自殺しているのが発見された。11日に茨城県那珂郡東海村から家出していた。


昭和32年(1957).5.15〔20歳大学生がストーカー無理心中〕※参考
 千葉県市川市の日大歯科1年生(20)が、中大法学部4年生女性(22)を絞殺、服毒してナイフで自分の首を突いたが命を取り留めた。片想いで無理心中しようとしたもの。


昭和32年(1957).6.21〔高2女子らが結婚を反対され心中〕
 福島県平市の和光学園高等部2年生女子(16)と、群馬県下仁田町の日本農大4年生(21)が、琵琶湖でモーターボートエンジンを結んで心中。結婚を反対されたため。


昭和32年(1957).9.6〔15歳ら恋人が交際叱られ心中〕
 長野県上高地中ノ瀬で、山梨県甲西町の高校4年生(17)と少女(15)が心中。親に交際を叱られたもの。


昭和32年(1957).9.25〔高3の桃色グループ〕
 和歌山県の高校3年生は9月の盆踊りでアベックの高校生にからみ2年生女子を連れ込んでレイプした。同じ高校の女子2人とむりやり関係を持っていたことも発覚、この3年生をリーダーとする12人(女子2人)の不純異性行為を繰り返していた桃色グループが退学処分となった。穏便な処置で更正させようと他の教師を説得していた校長は9.25に飛び込み自殺した。


昭和32年(1957).10.6〔小6が自殺〕
 北海道亀田郡の自宅裏で、小学6年生(12)が首つり自殺した。9.9に女の子にいたずらして泣かせたが、教師(30)が運動会の祝い酒に酔っていたこともあって「殺してやる」と云いながら10回以上も殴り、鼻血を出す十日間のケガを負わせ、それから学校に行くのを嫌がっていた。「学校に行きたくない」という遺書も残していたため両親は学校の責任を追及、学校は殴ったことは事実だが自殺の原因は家庭にあると対立、翌日、児童福祉司の調査などで4年生のときから死にたいと云っていたことなどから厳しい家庭に原因があると結論を出した。


昭和32年(1957).10.24〔女子高生が同情して心中〕
 千葉県川崎市の京浜東北線で、東京都葛飾区の会杜員(19)と女子高生(18)が飛び込み自殺。女子が男の病気を同情して。


昭和32年(1957).11.11〔19歳が心中しようと妹殺害〕
 大阪府大阪市で、工員(19)が妹の小学6年生の少女(12)を川に突き落として殺害、翌日自首した。両親がおらず生活が苦しいため心中しようとしたが死にきれなかったもの。兄(24)は家出、末の妹(9)は養女に出して行方が判らず、精神的に追い詰められていた。小6少女は成績もよく生徒会副会長も勤める明るい性格だった。


昭和32年(1957).12.5〔高2が部落差別のため心中〕
 滋賀県比叡山で、大阪府泉北郡の高校2年生女子(16)が恋人の同級生(17)と睡眠薬自殺を図って死亡、男子は生き残って殺人幇助で取り調べ。結婚の約束をしたが、女子が被差別部落出身のため男子の両親が反対し、さらに父親の勤める高校に転校するよう強要したため心中を決意したもの。


昭和32年(1957).12.7〔22歳が一家4人を強盗放火殺人〕※参考
 京都府京都市の大映製作部長宅で深夜0時、無職(22)が窃盗に入って見つかり、妻(32)、養女(10)、女中(16)を殴って、カメラ、腕時計を強奪して油をまいて放火、長男(4)を含めて4人を焼き殺して逃走、18日に逮捕された。3月に妻に逃げられ自暴自棄となって自殺未遂もしていた。


昭和32年(1957).12.10〔19歳満州国皇帝の姪が心中 天城山心中〕
 静岡県天城山で、元満州国皇帝の姪で学習院大学2年生の愛親覚羅慧生(19)が、級友の青年(20)と拳銃で心中した死体となって発見された。自分たちの交際が認められなかったことや、少女の母親が政略結婚であったことへの反発などが原因とされている。


昭和32年(1957).12.11〔19歳が同僚2人を殺人未遂〕
 東京都北区の洋品店で、住み込み店員(19)が、同僚(25,17)2人をナタと包丁で切って1人重体とし、自分の腹を刺して3週間のケガを負った。新入りのためいじめられ、復讐のため殺害して自殺するつもりだったと自供。


昭和32年(1957).12.18〔18歳ら大学生が心中未遂〕
 愛媛県松山市の旅館で、学習院大学2年生(19)と学習院短大1年生女子(18)が睡眠薬を飲んで手首を切って心中を図って重体となったが命を取り留めた。11.1に修学旅行先で集団万引きをした法政二高の校長の長男で、父親が九州にお詫びに行った14日に家出していた。夏休みに2人で北海道旅行をしたことを親に注意され、万引き事件や天城山心中の影響。


昭和32年(1957).12.24〔小5が登校拒否で叱られ自殺〕
 大阪府大阪市の自宅で、小学5年生(11)が首吊り自殺。勉強嫌いで登校拒否をしていたが、7年前に母親は死亡して姉(20)も入院中で、仕事に忙しい父親は気づいておらず、この日の成績表で初めて知って「お前のようなものはお父さんの子供ではない」と叱ったあとの出来事。


昭和32年(1957).12.29〔小4が叱られ自殺〕
 広島県広島市の自宅トイレで、小学4年生(9)が首吊り自殺。下着姿のまま朝食を食べようとして父親に叱られ殴られた直後。日頃から親の言うことをきかなかった。


昭和33年(1958).1.1〔高2らが家出して桃色交遊の果てに強盗〕
 東京都北区の路上で、帝京商業高校2年生(18)3人が工員(22)の顔をカミソリで切り10日間の傷害を負わせて金を強奪しようとして逃走、1.8に逮捕された。昨年12.30に家出、大阪の路上で高校2年生女子(17)2人をナンパして東京に連れ帰り旅館で関係を持ったが、親には叱られ金に困って強盗を働いたもの。置き去りにされた女子2人は、家にも帰れず電車に飛び込んで自殺しようとしていたところを1.3に保護された。


昭和33年(1958).1.8〔中1女子が教師と心中〕
 愛知県東春日井郡の中学音楽教師(25)と教え子の1年生女子(13)が、浜松市の旅館で睡眠薬心中した。結婚の約束をしたが女子の父親に反対されて、3日に学校で最後のピアノを2人で弾き家出していた。


昭和33年(1958).1.11〔高1が理由なき消滅自殺〕
 広島県佐伯郡の山林で、東京都世田谷区の東京教育大付属駒場1年生(15)が、睡眠薬自殺した。「私の死は理由なき反抗でもあり、理由なき消滅でもある」という遺書を残して7日に家出していた。


昭和33年(1958).1.17〔中3女子らが服毒心中〕
 大阪府大阪市の旅館で、中学3年生女子(15)と工員(20)が服毒心中した。1.16に奈良県奈良市から家出していた。


昭和33年(1958).1.29〔21歳東大浪人生が自殺〕※参考
 東京都練馬区の浪人生(21)が、横浜市の踏切で飛び込み自殺した。東大に2度落ちて3度目の入試直前だった。


昭和33年(1958).1.30〔24歳東大浪人生が自殺〕※参考
 群馬県高崎市の自宅で、浪人生(24)が服毒自殺した。埼玉大と東京教育大を中退しながら、東大に7度落ちて8度目の入試直前だった。


昭和33年(1958).2.7〔小4が列車に飛び込み自殺〕
 大阪府大阪市東淀川区で、駅ホームから西淀川区の小学4年生(10)が列車に飛び込み自殺。そろばん塾から帰宅して夜に家を出ていたが、動機は不明。父親(49)は鉄工業勤務。


昭和33年(1958).2.18〔18歳がレイプ殺人してさらに強盗殺人〕
 北海道稚内市の牧場で、使用人(18)が日頃から想いを寄せていた主人の二女(16)にキスをしようとして拒否されカッとして手拭いで絞殺後にレイプ、金庫を開けようとしているところを主人の妹(24)に見つかりマサカリで頭部を殴って殺害、現金、株券、カメラのほかに猟銃を盗んで逃走した。翌日、山中で警官隊に追い詰められ猟銃を構えて対峙していたが、空き缶に散弾を詰めて火を付け爆発させて自殺を図り1週間のヤケドを負って逮捕された。
 兵庫県有馬温泉の菓子屋の4人兄弟の長男で、中卒後に全国を放浪しながら窃盗を続け少年院にも入っていた。3ヶ月前に前科を隠して牧童として雇われ、家族同然のあつかいを受けていた。


昭和33年(1958).3.3〔15歳らアベックがガス心中〕
 東京都豊島区の旅館で、愛知県瀬戸市から家出してきたアベックがガス心中。少年(16)が死亡、少女(15)は命を取り留めた。「天国でむすばれたい」という遺書を遺していた。


昭和33年(1958).3.7〔中2女子が心中〕
 大阪府大阪市の天王寺動物園で、中学2年生女子(13)と工員(20)が青酸カリ入りのウイスキーを飲んで心中した。母親が経営する金属加工業の住み込み工員とは仲が良く、3.1に二人で家出、東京を旅行してから大阪に戻ってきたもの。父親は2年前に事故死している。


昭和33年(1958).3.18〔高3が小学校時代の教師を刺殺〕
 神奈川県川崎市の南部線登戸駅に停車中の通勤ラッシュの電車内で、小学校副校長(40)が背中から心臓をジャックナイフで刺され殺害される。
 逃走した元教え子の高校3年生(18)は、21日に八王子市の竹やぶで、雑誌「アトリエ」に「先生の死を知りました。先生すいません。ぼくは色男でも助平でもない。お父さん、お母さん、姉さん、弟、親孝行が出来なくてすみません」という遺書を書き残して睡眠薬を飲み自殺した。
 ヌードデッサン法が載っている雑誌をとがめられたことを恨んだと推測されるが、2人とも死んだので真相は判らない。美術クラブに所属していた。
 内気で人付き合いが苦手、「おじいちゃん」というあだ名だった。8日に卒業したが極端な無口のため5社の面接試験に全部落ちて就職先が決まっておらず、18日から家出していた。


昭和33年(1958).3.21〔高1女子らが教師解任要求し自決謀る〕
 神奈川県海老名町の県立高校1年生の女子生徒50人が、授業がいいかげんでえこひいきも酷い洋裁教師(28)の解任を要求、20人は要求を死守するため睡眠薬を買って8錠づつ所持していたが察知した学校側が没収して大事には至らなかった。


昭和33年(1958).3.23〔中1が若乃花負けて自殺〕
 愛媛県川之江市金田町の農家の三男、中学1年生(14)が首を吊って死亡した。千秋楽で若乃花が負け、優勝できなかったことを苦に、発作的に自殺したもの。成績は中の上。少年の住む付近ではテレビが急速に普及し、少年は毎日のように相撲を観戦していた。


昭和33年(1958).3.24〔小6が少年愛好癖の22歳に絞殺される〕※参考
 神奈川県横浜市の横浜市大病院のトイレで、スボンを下げたままの少年の絞殺体が見つかった。この日に卒業したばかりの小学6年生(12)。アパート経営者の長男で元人夫(22)が翌日捕まった。
 3日前に父親の補聴器を入質した3千円を持って家出したが金もなくなり、銭湯や映画館で見かけていた少年に目をつけ猥褻行為をし、心中するつもりだったと自供。普段から子供らに小遣いをやってはいたずらしていた。


昭和33年(1958).4.3〔小4が睡眠薬自殺未遂〕
 東京都中野区で、小学4年生(9)が睡眠薬を飲んで自殺を図ったが、すぐに病院に運び込まれたため命を取り留めた。「お母さんに頼まれて来た」と云って薬局でプロバリンを五十円で質い、すぐに路上で飲んだもの。父親は「原因には全く心当りない。家のテレビでおとなの血なまぐさいことを見ているのでこの影響ではないだろうか」と語る。※談話は読売新聞引用。


昭和33年(1958).4.9〔小6が泥棒と疑われて自殺〕
 東京都葛飾区の新小岩駅で、小学6年生(12)が飛び込み自殺。祖母にサイフを盗んだと言われて「犯人はぼくじゃない」という遺書を遺していた。父親は刑務所に入っており、母親は酒場の勤めのため深夜まで帰らない家庭だった。


昭和33年(1958).4.17〔高3ら3人が同性心中〕
 新潟県岩船郡の沢で、高校3年生3人(18,19)が自殺。幼なじみで柔道部員。お互いの体を縄で縛っていた。2月から家出していたが、原因不明。


昭和33年(1958).5.4〔24歳ニートがバス車内でダイナマイト自殺〕※参考
 鳥取県八頭郡を走行中のバスで、無職男(24)がダイナマイト自殺。車掌(27)も死亡した。切符のことで車掌と揉めたあとに、マッチを借りて腹に巻いたダイナマイトに火を付けたもの。3年前にこのバス会社をクビになっており、ヒロポン常用者で、ふられた恋人へのラブレターを持っていた。


昭和33年(1958).5.16〔父親が子供ら4人殺害〕※参考
 宮崎県都城市の墓地で、無職(40)が小学4年生の長女(9)、2年生の次女(7)、長男(5)の3人を毒殺し、深夜1時過ぎに先妻(34)の実家に侵入し、先妻の妹(28)を射殺、先妻の母(57)に重傷を負わせて、墓地で自殺した。先妻は勤め先の旅館にいて難を逃れた。
 去年離婚して寄りを戻そうとしても義母や義妹に邪魔され、手切れ金を取って慰謝料請求訴訟までするのは酷いという遺書を遺していた。


昭和33年(1958).5.31〔17歳ニートが恋人の眼の前で自殺〕
 東京都荒川区の簡易旅館で、無職(17)が自殺。恋人(20)がつれなくなったので、眼の前で胸に出刃包丁を刺したもの。


昭和33年(1958).6.25〔中2少女が酒乱の父親に抗議の自殺〕
 岩手県和賀郡東和町の踏切で、中学2年生の少女(13)が列車に飛び込み死亡した。「私が死んだら父さんは酒をやめるだろう」と普段から口にしていた。
 少女は4人家族の二女。生活保護を受け、さらに母親(35)が病気療養中で、少女は家族の面倒をみるために学校を休みがちだった。しかし日雇い人夫の父親(42)は体が弱いにもかかわらず、酒を飲んでは子供らに八つ当たりしていた。


昭和33年(1958).8.22〔高2が借金返済の代わりに預けられたことに抗議の自殺〕
 秋田県平鹿郡大雄村の高校2年生(16)が用水堰に入水し死亡していた。父親には20万円の借金があり、そのカタに貸主である電機商(37)に中学2年生の頃から預けられていた。最近はつとにそのことを不満に思い、1ヶ月前から生家に戻っていたが、事件の2日前に酒を飲んだあと家出。自身の体を自転車にくくりつけ、入水していた。この年の大卒銀行員初任給1万2,700円。


昭和33年(1958).9.9〔19歳が泥棒の疑いを掛けられ刺殺〕
 神奈川県横浜市で、関東学院大1年生(19)が隣家に侵入して主婦(45)を刺殺し、自分の首を刺して自殺を図ったが死に切れず逮捕された。3年前に泥棒の疑いを掛けられたのを恨んでの犯行。両親とも教師だった。


昭和33年(1958).9.13〔映画『千羽鶴』のモデルの高1が自殺〕
 広島県広島市柳町の文房具店(50)の四男、高校1年生(16)が首を吊って死亡した。原爆症の友人の死をきっかけに世界平和を呼びかけ、募金を募って広島市平和公園に「原爆の子の像」を建て、『千羽鶴』として映画化された。柔道の授業中に首を絞められて気を失い、父親に「死ぬって気持ちが良い」などと話していた。「全ては運命だった。神が全てを知っている」との遺書めいたものを残していた。原爆症患者を救う医者を目指して猛勉強中で、神経衰弱気味だった。


昭和33年(1958).10.6〔高2が授業中にピストル自殺〕
 東京都品川区の高校で、授業中に定時制2年生(18)が胸を撃って自殺を図ったが2週間の傷だった。運動競技用のピストルを改造し、真鍮棒を弾丸としたもの。「孤独から逃れなかった」という手記を持っていた。


昭和33年(1958).11.19〔19歳少女が盗みを疑われて抗議の自殺〕
 東京都五反田の病院で退院間近の少女(19)が盗みを疑われて睡眠薬を飲んで自殺した。「私は決して盗んだことはありません」との遺書を残していた。盗まれたとされる1700円は少女が病室を離れた隙に他の患者らが勝手に所持品を調べ、日記帳の間から見つけていた。


昭和33年(1958).12.7〔高3が就職失敗を苦に自殺〕
 東京都葛飾区金町の常磐線線路で、両腕が切断された高校3年生(17)が発見され、病院に運ばれたがまもなく死亡した。就職試験は全て不合格で、手帳には就職に成功した同級生33人の名前と就職先が、さらに「何とも勝手に言え。死ぬ気では死ねない。先生、生きがいを教えてくれ」との走り書きがあった。父親は無く、片親であることが原因かと悩んでいた。


昭和33年(1958).12.12〔高3が父親の再婚に抗議して飛び込み自殺〕
 静岡県熱海駅西方の野中山トンネルに電車が差しかかろうとしたとき、高校3年生(17)が飛び込んで死亡した。持っていたノートに「新しいお母さん絶対反対だ」と書き込んでいた。父親は警部補で最近再婚。4人兄弟の三男で、気の弱い所があった。


昭和33年(1958).12.30〔21歳大学生が結婚と経営に失敗して自殺〕※参考
 東京都中野区のアパートで、東洋大学経済学部3年生(21)がガス自殺。札幌市の農家の長男で、3年前に女子大生と結婚した時に親が祝いにくれた高円寺のアパートを経営、「学生結婚デラックス版」と週刊誌にも出たが、7月に離婚してバー経営も失敗、借金が2百万円以上あった。


昭和34年(1959).1.12〔小6が引き籠もってガス自殺〕
 兵庫県神戸市の自宅で、小学6年生(12)がガス自殺した。両親が3年前に病死して姉に育てられていた。友達がおらず、11月から学校に行っていなかったが、昼間働いている姉は気づいていなかった。


昭和34年(1959).1.15〔小2が首つり自殺〕
 香川県三豊郡の自宅で、小学2年生(8)が首つり自殺した。母親に叱られて。


昭和34年(1959).2.4〔中3が父親になじられ失意の自殺〕
 東京都の市ヶ谷駅で、中学3年生(15)が線路に横たわり電車に轢かれて死亡した。教師から志望高校に合格できると言われ勉強に力が入らなくなり、父親に2時間の説教を受け、それを苦にしてのもの。性格は内向的でまじめ。中位の成績だった。


昭和34年(1959).2.9〔高校校長が女性事務員と心中〕※参考
 大阪府大阪市の旅館で、静岡県磐田市の県立高校校長(54)とこの学校の女性事務員(23)が心中した。東大数学科卒で、妻と2人の娘がいる。真面目で評判だった。妻は入院中。


昭和34年(1959).2.12〔17歳が荒川通り魔取り調べを受け自殺未遂〕
 東京都北区の大工見習い(17)が、睡眠薬を飲んで昏睡したまま奧羽本線に乗っていたが発見されて命は取り留めた。1.27の荒川通り魔の犯人として取り調べを受け、無実を訴える遺書を持って実家の秋田県横手市に向かったもの。


昭和34年(1959).2.28〔23歳東大浪人生が自殺〕※参考
 神奈川県川崎市の山中で、浪人生(23)が自殺した。東大に5度落ちて6度目の入試直前だった。


昭和34年(1959).3.2〔17歳ら兄弟が偽装心中して強盗〕
 静岡県熱海市で、無職少年(19)と工員(17)の兄弟が海に飛び込んだのが目撃され、遺書も発見された。ところが2日後にこの2人が郷里の愛知県の菓子店に強盗に入り、弟は逮捕され、兄は指名手配となった。兄は昨年に窃盗を働き保護観察中だったが、偽装自殺を謀ったもの。


昭和34年(1959).3.6〔27歳教師が同僚殺人未遂と学校放火〕※参考
 秋田県平島郡の中学校で朝5時、教師(27)が職員室に放火、宿直室で寝ていた教師(23)の頭をカナヅチで殴って10日の傷害を負わせてからフトンに火を付けて逃走。すぐに殺人未遂と放火で逮捕。殺してから学校を燃やして自分も死ぬつもりだったと自供。まじめな性格だった。


昭和34年(1959).3.22〔27歳東大浪人女性が自殺〕※参考
 東京都杉並区の自宅で、長女(27)がガス自殺。昨日東大医学部の受験に失敗したところだった。兄弟7人中5人が東大で、東京女子大を中退して東大入試を5度受けていた。父親(71)は軍医中将だった。


昭和34年(1959).4.12〔被爆経験のある法大1年生が自殺〕
 広島県広島市の自宅で、法大経済学部1年生(18)が睡眠薬を飲んで自殺。原爆被害者が次々と死んでいったことから「自分も長生きできない」と悲観したもの。顔の左半分にケロイドがあったが、体の異常はなかった。9日の入学式に出席し10日に実家に戻っていた。


昭和34年(1959).5.3〔小6が誤って首吊り〕
 福岡県小倉市の自宅で、小学6年生(11)が手を後ろで縛って首を吊っていた。警察は自分で縛って首吊りのマネをした過失死と断定。


昭和34年(1959).5.29〔小6がいじめを叱られ自殺〕
 熊本県天草郡の小学校で、6年生(12)が自殺した。下級生にたびたびリンチを加えており、この日も5年生10数人を殴ったので、5年生担任の教師が「父親と相談するから学校に呼んで来い」と叱っていた。この教師に当てた「すみません」という遺書を残し、体育館運動具倉庫で首を吊ったもの。


昭和34年(1959).6.14〔中2が警察に呼び出しを受け鉄道自殺〕
 神奈川県川崎市の南部線で、中学2年生(14)が飛び込み自殺。自宅のナベの天ぷら油に火がついてボヤになったが、ラジオを組み立てるためのハンダごてをナベの下で暖めていたため警察に呼び出しを受けた直後。


昭和34年(1959).7.20〔中1ら兄弟が父親殺して自殺〕
 福岡県柳川市の農家で夜11時、次男(22)と五男の中学1年生(13)が父親(59)を縄跳びで絞殺、死顔を見て急に寂しくなって自殺しようと相談して首を吊ったが、次男は床に足がついて死ねず、五男だけ死亡した。父親が酒乱で近所に恥ずかしいので、ほかの兄弟が祭で出かけているうちに殺害したもの。母親は三年前に病死している。


昭和34年(1959).8.22〔甲子園出場経験のある早大2年生が自殺〕
 東京都新宿区戸塚の下宿で、早大第二政経学部2年生(19)が自殺。遺書は無かったが、昨年野球部入部直後に肩を壊して退部、選手生活が送れないことを悲観していた。福岡県出身で、甲子園に出場していた。


昭和34年(1959).8.31〔小4女子が怪我をさせたことを苦に自殺〕
 千葉県君津郡の貯水池で、小学4年生女子(10)が入水自殺をした。この日、友人の少女(6)を自転車に乗せ、手放し運転をして転倒し、右手を骨折させてしまった。両親に叱られたことと責任感から自殺したものと見られている。カジ職(51)の四女。


昭和34年(1959).9.11〔中2、小6、小2の3姉妹が不倫する母に抗議の自殺〕
 東京都北多摩郡の、中学2年生の長女(14)、小学6年生の二女(11)、小学2年生の四女(7)の少女3人が、11日に家出し、18日までに玉川上水で死体となって発見された。三女の小学3年生(9)も一緒に家出をしていたが12日に戻った。
 父親(49)は数年前に肺結核で失職。長女は勉強時間を削って父親の内職を手伝い、妹の面倒を見ていたが、後妻の母親(38)は勤務先の男と不倫をし、度々家をあけていた。「お母さんに別れてくれるように頼みましたが、余計なことを言うな、お前のような子は死んでも構わないと言われました。そうなればお父さんはかわいそうですが、私たちにはもう死を選ぶ道しかありません。お母さん、まじめになって下さい」との連名の遺書が残されていた。


昭和34年(1959).9.27〔東京オリンピックを期待された中大1年生が自殺未遂〕
 岐阜県岐阜市金町の旅館で、中央大1年生(19)が睡眠薬自殺を図ったが、女中に発見され、一命を取り留めた。東京オリンピック期待の陸上選手。「競技をこれ以上続ける自信を失えば、生きる希望が無い」との遺書を残していた。


昭和34年(1959).10.8〔女高生、就職試験で辱め、抗議の自殺〕
 静岡県で、女高生、就職試験で辱め、抗議の自殺。


昭和34年(1959).10.23〔小5女子が給食費盗んだと疑われ自殺〕
 広島県佐伯郡の自宅で、小学校5年生女子(11)が首吊り自殺した。学校で同級生の給食費を盗んだと疑われ、祖母に叱れた直後だった。


昭和34年(1959).11.3〔16歳少女が自殺。養母も後を追い、自殺〕
 神奈川県横浜市の農家で、養女(16)が財布の100円がなくなったことを母親(44)に問い詰められ、農薬を飲んで自殺をし、直後に母親も後を追って自宅の井戸に飛び込んで自殺をした。円満な家庭だった。


昭和34年(1959).11.4〔高1が空気銃で自殺〕
 東京都千代田区の自宅自室で、明治高校1年生(16)が空気銃でこめかみを撃って自殺した。先月にオートバイで名古屋旅行をして、対抗車に突っ込んで死のうとしたができなかったと言っていた。「世の中のすべてが嫌になった」という遺書を残していた。バケツ製造業の4男。


昭和34年(1959).12.4〔15歳ニートがいじめ自殺〕
 東京都北多摩郡田無町(現在の田無市)の自宅で、少年(15)がガス自殺した。中学の時に地元の未成年不良グループに無理やり加入させられ、抜けようとすると暴力を振るわれたが、教師などが不良と掛け合い脱退して私立高校に進学した。しかし、またこのグループに登校中に付きまとわれるようになって学校に行かなくなり退学、父親の経営する会社に勤めたが、家に引き籠もるようになっていた。


昭和35年(1960).1.19〔中3ら17人が女生徒多数を繰り返しレイプ〕
 京都府京都市の中学校の生徒と卒業生が去年の4月から半年以上も同校の女生徒多数に対してグラウンドや裏山でレイプや淫らな行為を繰り返し、3年生10人と卒業生7人を強姦、強制猥褻容疑で19日に送検、35人を不純異性交遊で家裁送りにした。妊娠した被害者の父親が加害者から金を脅し盗ろうとして、困った生徒が教師から金を借りるという事件も起こり、校長(50)は19日に首吊り自殺。道徳教育のモデル校だった。


昭和35年(1960).2.1〔19歳が盗みの被害者を毒まんじゅうで殺害〕
 兵庫県姫路市の工員(19)が工員(21)に毒入りのまんじゅうを食わせて、工員は3日間苦しんで死に、8日に逮捕された。昨年11月に酔っていた工員を介抱しながら背広と給料8千円を盗んで逮捕されていた。家出して金もないので自殺しようとネコイラズを買ったが、たまたま被害者に会い、金を返すと呼び出し、まんじゅうを食べさせたもの。


昭和35年(1960).3.27〔17歳らアベックのタクシー強盗〕
 神奈川県横浜市を走行中のタクシーで深夜1時、無職(18)と無職女(17)のアベックが電気ドリルで運転手を脅そうとしたが、防犯灯で合図を送ったパトカーに捕まった。結婚を反対されたため茨城県土浦市から家出、自殺用の睡眠薬を買う金を強盗しようと渋谷駅からタクシーに乗ったもの。


昭和35年(1960).4.2〔15歳少女、結婚に反対され自殺〕
 東京都で15歳少女、結婚に反対され自殺。


昭和35年(1960).4.12〔16歳少女、地方から上京1ヶ月、自殺〕
 東京都で16歳少女、地方から上京1ヶ月、自殺。


昭和35年(1960).5.31〔”満州孤児”再会の母と暮らすも自殺〕
 東京都で”満州孤児”再会の母と暮らすも自殺。


昭和35年(1960).10.12〔17歳の浅沼社会党委員長暗殺事件〕
 東京都日比谷公会堂の三党首演説会で、全アジア自由反共青年同盟の山口二矢(17)が壇上の浅沼社会党委員長(61)を刺殺した。父親(51)は自衛隊の一等陸佐で、凶器は父親の脇差し。高校2年で中退して大日本愛国党(赤尾敏総裁)などに入って右翼活動で10回以上の前科があった。11.2に東京少年鑑別所で首吊り自殺。「七生報国、天皇陛下万歳」と書き残す。


昭和35年(1960).10.15〔高1、教師に”親呼びだす”と注意され自殺〕
 東京都で高1、教師に”親呼びだす”と注意され自殺。


昭和35年(1960).9.3〔中3女子が詐欺犯とダイナマイトで心中〕
 神奈川県藤沢市の旅館で、新潟県中魚沼郡の中学3年生女子(15)と無職男(26)の2人がダイナマイトで心中した。無職男は詐欺で指名手配されており、病気で入院しているときに中3女子と知り合った。


昭和36年(1961).1.28〔小6が教師に注意されて自殺〕
 大分県竹田市の自宅納屋で、小学6年生(12)が首つり自殺した。快活な性格で家族にも心当たりはないが、前日に放課後の教室で暴れていて教師に注意されていた。


昭和36年(1961).2.3〔小6少女が家族に盗みを疑われ、抗議の自殺〕
 東京都足立区加平町の農家の二女小学6年生(12)が農薬を飲んで死亡した。現金2千円が無くなり、家族に疑われ、それに抗議する形で自殺したもの。「私が盗んだのではない。お父さんや姉さんを憎む」との遺書が残されていた。
 父親が昨年、2人の子供がいる後妻と再婚。仲は悪く、担任の教師に度々不満を漏らしていた。以前に5千円を持ち出し、埼玉県に住む実母に渡していたことがあった。


昭和36年(1961).2.9〔中3少女が教室で服毒自殺〕
 神奈川県川崎市の中学校で、授業が始まる直前、中学3年生の少女(15)が教室で自殺した。「これは毒薬だ。飲んで死ぬ」と叫んだため、友人らは慌ててビンを取り上げたが既に飲んだ後だった。家庭も性格も問題は無く、受験による疲労からの発作的な行動と見られている。


昭和36年(1961).3.5〔18歳少年工員が飛び降り自殺〕
 東京都浅草のデパートで墨田区の住み込み店員(18)が7階から飛び降り死亡した。「えらくなりたくて働いたが、いつまでたっても駄目」との遺書が残されていた。ジャンパー、下着、靴下、運動靴のすべてを新調して飛び降りていた。


昭和36年(1961).3.8〔小5が弁当作ってもらえず自殺〕
 高知県高知市の自宅で、小学5年生(10)が首つり自殺した。母親(53)に遠足の弁当を頼んだが、自分で作れと云われて遠足を休み、弟とケンカしたことで母親に叱られたすぐ後のこと。母親はバー経営者。


昭和36年(1961).3.10〔中3少女がガス自殺〕
 東京都渋谷区のパン屋の長女中学3年生(15)がガス自殺をした。全日制高校への進学を希望していたが、家庭の事情から定時制に変更せざるを得ないことを悔やんでいた。自殺したその日は自宅で友人と話していたが、兄(18)に「話ばかりしていないで家の仕事を手伝え」と叱られ、発作的に行動したものと見られている。


昭和36年(1961).4.3〔小6が電車に飛び込み自殺〕
 兵庫県西宮市の阪神電車踏切で、小学6年生(11)が飛び込み自殺した。内向的な性格、高一の長男がボクシングの相手にしていじめるので「兄のいうことばかりきくのはいや」という書き置きを残して家出、一時間後に帰宅しようとしたが、すでに捜索願が出されて近所の人たちが大騒ぎして探しているのを見てショックを受け自殺したものと警察では見ている。


昭和36年(1961).4.18〔“睡眠薬遊び”流行 朝日新聞引用〕
 東京の浅草、上野など、東京下町をうろつく少年少女の間に、睡眠薬を飲んで酔っぱらう遊びが流行。去年の夏あたりからはやりだしたもので、睡眠薬を飲むとファッとした気分になり、少年少女たちを虜にしている。なかには薬の量を競争し、たくさん飲んだのを自慢しあったりもする。先日浅草で倒れ、2日間意識不明だった少女(15)は、自殺をはかったと思われていたが実は、睡眠薬遊びで薬を飲みすぎたものとわかった。
 ふつうコーヒーで2錠ほど飲むと、酒に酔ったのとまったく同じ気分になる。10錠、20錠と飲むと目がドロッとして、ろれつが回らなくなり、フラフラする。この状態を「らりっている」と呼ぶ新語まで生れた。薬代欲しさに脅しや、興奮してのケンカも起きている。危険な遊びの流行に警視庁で対策に苦慮、ひどい場合には薬局に協力を求めるという。この遊びは、かなり以前から愚連隊や山谷の労働者の間で酔いを深めるために、酒と一緒に睡眠薬を飲むのがはやっていたが、これが子供たちにマネされたらしい。
(朝日新聞4・18)


昭和36年(1961).5.7〔中1が叱られて自殺〕
 福岡県小倉市の自宅で、中学1年生(12)が首つり自殺した。母親(43)に勉強をしろと叱られたので死ぬという遺書がポケットにあった。小六だった昨年十月にも母親に帰宅が遅いと叱られて包丁で切腹自殺を図って未遂となっていた。


昭和36年(1961).5.8〔高3が生徒の投票で犯人となり母親自殺〕
 広島県山県郡の私立高校で4月に本や万年筆などの盗難が相次ぎ、26日に盗った者の名前を無記名投票させて3人の生徒が判明、退学処分になった3年生(17)の母親(57)が5.8に自殺した。この生徒は靴下など2点の万引きをしていた。


昭和37年(1962).1.25〔18歳が入院先の病院を放火し7人殺害〕
 東京都北多摩郡狛江町の病院で、入院患者(18)が放火し全焼、老人7人が焼死した。手足をかみそりで切って自殺しようとしたが死にきれず、派出所に自首。
 昨年6月から慢性腎臓炎で入院していたが、ラジオでジャズを大音量流し注意されると逆に音量を上げ、寝るように言われると外出するなど普段から態度が悪く、2週間前から「放火して皆殺しにしてやる」と話していた。


昭和37年(1962).2.11〔中3カップルがダイナマイトで心中を図る〕
 兵庫県神戸市兵庫区の六甲山山頂付近の雑木林で、宍粟郡の中学3年生(15)と中学3年生の少女(14)がダイナマイトで心中を図り、少年が顔面裂傷、少女が右足裂傷の重傷を負った。昨年末頃、2人の仲を知った教師に「あまり評判になるようなことはしないように」と注意されていた。少年は成績がよく、生徒会長も務めていた。


昭和37年(1962).2.15〔17歳女工が赤木圭一郎の後追い自殺〕
 神奈川県の鎌倉にある赤木圭一郎の石碑近くの横須賀線踏み切りで、東京都墨田区の住み込み女工(17)が飛び込み自殺をした。昨年2月21日に事故死した赤木圭一郎の一周忌を前にしての後追い自殺。「トニー(赤木圭一郎)の所へ行く」との書置きを残して家出していた。


昭和37年(1962).2.18〔小3がテレビの観過ぎを注意され自殺〕
 静岡県浜松市の自宅で、小学3年生(9)が首を吊って自殺した。「期末試験が近いんだから、テレビで西部劇ばかり観ていないで勉強しなさい」と叱られ、その後両親を脅かすつもりで首を吊るふりをしたが、誤って本当に吊ってしまったもの。


昭和37年(1962).3.8〔高1が自殺用のピストル奪うため警官襲撃〕
 兵庫県尼崎市の派出所に午前5時に「柔道着を拾った」と届けにきた高校1年生(16)が、おもちゃのピストルで後ろから巡査(25)の頭部を殴りつけたが、傷を負った巡査と格闘のすえ取り押さえられた。
 「世の中がいやになり、自殺用のピストルを奪おうとした」と自供。電話線を切るためのハサミ、逃走のための変装用ジャンパー、懐中電灯、ピストルケースなどを持っていた。高級官僚の一人息子で経済的には恵まれていた。


昭和37年(1962).5.12〔19歳大学生が応援団の入団勧誘を恐れて自殺〕
 京都府京都市の京阪京都線の無人踏切に、近畿大学商経学部1年生(19)が飛び込み自殺。「学校へ行くのが嫌だ。応援団が怖い。無理やり入部届を書かされ、指印まで押させられた。学校には民主主義は無く、ヤクザのようだ」との遺書が残されていた。


昭和37年(1962).7.5〔小4が怪我を負わせたことを苦に自殺〕
 茨城県日立市の小学4年生(10)が首を吊って自殺した。当日、女子に軽い怪我をさせたことで、家でのしつけが厳しかったことから親に叱られると思い、自殺したもの。学級委員で成績も良い。


昭和37年(1962).9.1〔19歳女が病気の妹を殺害〕
 宮城県玉造郡の自宅で六女(13)が四女(19)に殺害され、四女はダムに飛び込んで自殺した。六女は頭の病気で中学校に行けず、不敏に思ってマフラーで首を絞めたもの。


昭和37年(1962).10.8〔19歳少女が会社で飛び降り自殺〕
 東京都千代田区大手町の安田火災海上ビルで、同社のOL(19)が6階から飛び降り自殺をした。キーパンチャーの職業病の軽い腱鞘炎があり、仕事に疲れ発作的に自殺したものと見られている。


昭和37年(1962).12.24〔中学教師が教え子と心中〕
 長崎県高来郡の雲仙登山口で、群馬県富岡市の中学教師(33)が教え子の三年生女子(15)と服毒自殺した。二ヶ月前から親しくなり12.15に家出、女子の父親から誘拐罪で告発されていた。妻とふたりの子供がいる。


昭和38年(1963).2.13〔小6が宿題を忘れ、授業中に飛び降り自殺〕
 大阪府大阪市城東区の小学校で、小学6年生(12)が授業中に窓から飛び降り、死亡した。クラスの2割ほどが宿題を忘れていたが、女性教諭(37)が少年に対して「きのうも忘れましたね。家の人に学校に来てもらいますよ」と注意すると、少年は真っ赤な顔をしながら頭を抱え、突然、窓から飛び降りたもの。陽気な性格で、日頃「僕はどんなことでもやったる」と話していた。


昭和38年(1963).2.15〔小6が自殺〕
 愛知県知多郡の自宅で、小学6年生(11)が首つり自殺。ケンカから不登校。盗みを叱られて。


昭和38年(1963).2.26〔中1が賭けに負けて自殺〕
 埼玉県入間郡の農業方の5男、中学1年生(13)が自殺した。同級生と鉛筆を賭けて遊ぶ“鉛筆クジ”をして負けたが、鉛筆を渡さなかったため殴り合いの喧嘩に。その後医者に行くといって早退。28日に林の中で、母親や教師の名前や「堪忍な」というメッセージが彫られた木で首を吊って死んでいるのが見つかった。


昭和38年(1963).6.21〔小6女子が服毒自殺〕
 徳島県板野郡土成町の農家の二女、小学6年生が、農薬を飲んで自殺をした。校長室で掃除して誤って墨で書かれた先生の名札を雑巾で消してしまい、そのことを気に病んでのもの。「名札を汚したのは私の責任です。そのために死にます」と遺書が残されていた。


昭和38年(1963).8.7〔小2が賭けに負けた腹いせに服毒自殺〕
 茨城県新沼郡の自宅で、小学2年生(7)が自殺した。捕まえたセミが飛べるかどうかの賭けをして「飛べたら5円やる」と云ったとたんにセミは飛翔。「農薬を飲んで死んで見せる」と友人を自宅に連れてきて、本当に飲んだもの。農業組合員(51)の長男。性格は明るかったが、母親は5年前に農薬を飲んで自殺をしていた。


昭和38年(1963).8.15〔19歳が同僚の貯金盗み自殺に追い込む〕
 神奈川県小田原市の中華料理店見習い(19)が、同僚(19)の貯金を盗み逃走したが14日に大阪で捕まった。雇われて5日目だった。
 15日に足柄下郡箱根町の山林で、被害者の見習いが、中華料理に使う香料の一種の劇物を大量に飲んで死んでいた。少年の両親は5歳の時に離婚。母親とはその後も度々会い、「早く一人前になってラーメン屋でも開くよう貯金しなさい」と言われて爪に灯をともすようにして21万円を貯めていたが、気落ちしたもの。


昭和38年(1963).9.21〔中2がトレパン買えず自殺〕
 千葉県長生郡長柄町の農家の長男、中学2年生(13)が隣家の木に首を吊って死んでいた。体操部の中心選手で、27日に演技を披露することになっていたが、家が貧しいため、白のトレーニングパンツが買えず、「死んでしまいたい」と悩んでいた。両親と妹の4人暮らし。


昭和39年(1964).3.11〔16歳中学浪人少女が自殺〕
 群馬県渋川市の飲食業の二女(16)が、東京都千代田区神田駿河台の中央線に飛び込んで死亡した。希望の県立高校には受からず(私立には合格)、浪人していたが、ノイローゼからか落ちることへの不安をしばしば口にしていた。飛び込みの現場からは千円札2枚、500円札3枚、100円札5、6枚が散り散りにちぎって捨ててあった。受験の前日だった。
 この時代、中学浪人は5、6万人といわれていた。


昭和39年(1964).6.2〔ガンと思い込んだ母、幼女道連れ心中〕※参考
 東京都でガンと思い込んだ母、幼女道連れ心中。


昭和39年(1964).9.12〔小6が服毒自殺〕
 和歌山県日高郡の自宅で、小学6年生(12)が服毒自殺した。母親(36)に野球のユニフォームを繕ってくれと頼んだが忙しいのであとでと云われたため、「弟ばかり可愛がって僕を大事にしてくれない」と云って農薬を飲み「僕死にとうない」と母親に抱きついて死んだもの。「お母さん、面倒をみるといっていてごめんね。ぼくが悪かった」という遺書を残していた。


昭和39年(1964).10.10〔小5がプロレスごっこで弟死なせ自殺〕
 鳥取県倉吉市の自宅で、小学5年生の次男(11)がプロレスごっこで小学4年生の三男(9)の首を絞めて死亡させ、次男も首を吊って自殺した。「おかあさん、ぼくは悪い子です。おとうさんのところにいきます」という遺書とプロレスの星取り表が残されていた。


昭和39年(1964).11.20〔父親、妻子道連れ、ダイナマイト自殺〕※参考
 長野県で父親、妻子道連れ、ダイナマイト自殺。





昭和40年(1965).4.17〔高3が世の中にあきて銃で自殺〕
 千葉県船橋市の自宅で、高校3年生(17)が猟銃で自殺した。「なんでも自分の思うようになる世の中にあきあきした」という遺書を残していた。


昭和40年(1965).5.21〔中3が小遣い足らぬと自殺〕
 愛知県津島市の農家の長男中3(15)が、自室で首つり自殺した。以前から修学旅行の小遣いを巡って母親と喧嘩。自殺当日も早朝からしつこくねだっていた。父親は農業の傍ら、教育費のために夜警員を勤めていた。


昭和41年(1966).1.25〔18歳アベックが運転手を刺殺〕
 神奈川県中郡伊勢原町でタクシー運転手が刺殺され、無職少年(18)と無職の少女(17)が逮捕された。心中するつもりで熱海に行ったができず、「何かでかいことをしよう」と自動車強盗を思いつき、2人でめった刺しにして3千円を奪ったもの。勤め先で知り合い同棲していた。少年は成績はよかったが飽きっぽく高校を中退、職場を転々としながら傷害で少年鑑別所にも入所していた。


昭和41年(1966).1.27〔生活保護の母子家庭、冷蔵庫ぜいたくと言われ心中〕※参考
 大阪府で生活保護の母子家庭、冷蔵庫ぜいたくと言われ心中。


昭和41年(1966).2.13〔17歳ニートがピストルで3人殺傷〕
 京都府京都市東山区の路上で夕方6時過ぎ、無職少年(17)が巡査(51)の背中を刺し6ヶ月の重傷を負わせてピストルを奪った。6時40分に1.5キロ離れた自宅裏の民家に侵入、いきなり主婦(33)を射殺、10分後に8百メートル離れた民家で叔母(32)にも無言で発砲して重傷を負わせた。
 2千3百人の警官を動員し、2.14の11時30分に少年としては異例の公開捜査となって氏名と顔写真が公表され、母親(40)が涙ながらにテレビで訴えて、夕方に逮捕。2人から冷たくされたのを恨んで、殺すために肉切り庖丁を盗んだがピストルのほうが確実と警官を襲ったもの。
 定時制高校を中退してから仕事も続かず自宅に引き籠もり、ノイローゼで精神病院に入院しており、睡眠薬自殺を3回試みている。内気でおとなしい性格だった。


昭和41年(1966).3.17〔中2が肥満を苦に自殺〕
 広島県佐伯郡の運送業の5男、中学2年生(14)が首吊り自殺をした。友人から「デブ」とからかわれるのを気に病み、通信販売のやせ薬を飲むなど、ノイローゼ気味だった。前日からの修学旅行にも不参加。


昭和41年(1966).5.9〔18歳がこまどり姉妹と心中図る〕
 鳥取県倉吉市の市福祉会館で公演中の舞台で、農業手伝いの少年(18)がこまどり姉妹の並木葉子さん(26)を刃物で刺し、1ヶ月の重傷を負わせた。心中を図って、自身も舞台上で腹を刺し1ヶ月の重傷。これまで何度も結婚を迫る手紙を出していた。性格はやや内向的だが、ごく普通の少年だった。広島高裁で2〜5年の不定期刑となったが、1年後に首吊り自殺。


昭和41年(1966).6.13〔中3が結婚待てず心中〕
 長野県茅野の蓼科高原の山林で、東京都葛飾区の鉄工場経営者の三男(15)と、自動車修理業の長女中3(14)が、青酸カリ入りコーラを飲み、心中した。「5年も待っていられないわ。どこか遠い所に連れて行って頂戴」「遠い所に行こう。こんなことで君の一生を終わらせるのは、残念で申し訳ない」などと綴った手紙が残されていた。少年は定時制高校を中退後、家の工場に勤務、近所でも評判が良かった。中3は文学少女で、クラスのリーダー格の美少女だった。


昭和41年(1966).7.7〔16歳工員が父に更生を訴え自殺〕
 大阪府堺市のアパートの自室で少年工員(16)がガス自殺をした。定職につかず、遊び歩く父に対して更生を願ってのもの。成績は良かったが高校に進学せずに製作所に勤務、父によく尽くしていた。


昭和41年(1966).8.24〔高3が甲子園に行けず自殺〕
 群馬県月夜野町の高崎商業高校3年生(17)が、自宅で首吊り自殺した。甲子園出場をかけた決定戦で敗れ、原因が自身の打撃不振によるものと悩んでのこと。農家の三男で4番の強打者だった。中・高校を通じて休みなく練習に励んでいたが、決定戦敗退後、初めての夏休みで単調な生活になり、空虚感・虚脱感が高じたのではと見る向きもある。


昭和41年(1966).10.11〔高1女が赤い羽根募金の欠席責められ入水自殺〕
 埼玉県三郷町の江戸川で、流山町の農家の三女、私立高校1年生の女子生徒(15)が水死体で発見された。街頭募金の責任者に選ばれたが、当日学校を欠席。その後級友から詰問され、塞ぎ込んだ高1女は6日に遺書を残し家出していた。内気で人前に出ることが苦手だった。


昭和42年(1967).1.13〔19歳が自殺用のピストルを奪うため交番襲撃〕
 静岡県静岡駅前の派出所で、19歳がピストルを奪おうとして逮捕された。女性関係で悩んで自殺するためのピストルが目的だった。


昭和42年(1967).1.29〔17歳が自殺の道連れに警官襲う〕
 東京都板橋区の派出所で、無免許で取調中の修理工(17)が突然消火器で巡査(24)の頭を殴りピストルを奪って巡査の肩を撃った。近くにいた5人の若者が飛びかかり、巡査がピストルを奪い返して逮捕した。
「世の中がおもしろくなく三原山で自殺するつもりで、恋人と最後のデートをしていたところポリ公に邪魔されてカッとなり道連れにするつもりだった」と自供。大島に行く船のチケットを持っていた。


昭和42年(1967).3.24〔19歳少年が東大に落ちたのを苦に自殺〕
 東京都奥多摩の大川内ダムで、会社重役の長男(19)が堰堤からロープで体を巻きつけて投身自殺した。去年と今年、東大不合格で、静岡県静岡市から3.21に家出していた。遺体を揚げてくれた人に対する謝礼金と「死ぬのは馬鹿げているが、生きるのも馬鹿げている」という遺書を残していた。


昭和42年(1967).5.4〔中1が村八分を悩み自殺〕
 岩手県九戸郡山形村の農家の中1の長男(12)が、山の中で首吊り自殺した。選挙戦で同区選出の対立候補が1票差で当選。そしてその当選者が母と同郷だった事から、裏切り疑惑が浮上。それを裏付けるかのように地元有力者の農作業の手伝いを、自分の家だけが頼まれずにいた。


昭和42年(1967).6.25〔交通事故加害者の妹中3が贖罪に自殺図る〕
 大阪府大阪市西成区の建築業(43)の長女中3(15)が、ガス自殺を図るも一命を取り留めた。兄(15)が無免許で友人と順番にバイクに乗っていたが事故で後ろに同乗していた友人を死亡させ、千3百万円の慰謝料を請求され一家は困っていた。「私が死んで償いますから、家族を許して下さい」と遺書に書き記していた。


昭和42年(1967).9.24〔交通事故加害者の妹中3が贖罪に自殺図る〕
 千葉市の自室風呂場で、小学6年生(12)が首吊り自殺した。アパート経営の母親と妹の三人家族。成績優秀スポーツ万能、性格もよく生徒会長も務めており、教頭も原因は思いアタ無いと話す。


昭和42年(1967).11.1〔小6が教師に反抗し3階から飛び降りる〕
 静岡県静岡市の小学校で、小学6年生(11)が3階から飛び降り、重体になった。成績も近所の評判も良かったが、担任の女教師(47)と日頃から仲が悪く、「馬鹿が座っている」と罵声を浴びせ、注意されるとつかみかかった。他の教師に取り押さえられたが、突如「フライマンだ」と叫んで飛び降りたもの。以前から飛び降りをほのめかしており、嫌がらせとして突発的に飛び降りたものと見られている。


昭和42年(1967).11.28〔高1が自己嫌悪に陥り飛び込み自殺〕
 東京都東急田園都市線の踏切で、都立日比谷高1年生(15)が飛び込み自殺した。自殺直前、母親に電話し、「僕は上辺だけのいけない男だ。お母さんが一生懸命に育ててくれたのに申し訳ありません。これから死にます」と告げていた。会社員の二男で成績はクラス一番。弓道をやり、友人も多く、人望も厚い明るい少年が、なぜ自殺したのかは全く不明。


昭和43年(1968).2.9〔19歳日大生が恋人を絞殺後、自殺未遂〕
 神奈川県小田原市の日本大学2年生(19)が恋人のOL(21)を絞殺した。裕福な家の息子で遊び歩いており、父親所有の外国車で被害者とドライブ中、他の女と別れるように言われ逆上し、最初は手で、次にバンドを使って絞殺。心中を決意し、遺体を乗せたまま静岡県伊東市の崖から車ごとダイブ。しかし50メートル下にあった木に救われ、掠り傷程度で助かった。その後死ぬのが怖くなり自首したもの。


昭和43年(1968).3.7〔18歳新人女性歌手が一旗上げられず自殺〕
 東京都世田谷区の自宅で新人女生歌手(18)がガス自殺した。3年前に名古屋から上京しデビューするも売れずに悩んでいた。


昭和43年(1968).12.15〔19歳が三億円事件犯人と疑われ自殺〕
 東京都国分寺市の自宅で、少年(19)が青酸カリを飲み自殺した。12.10に三億円事件が発生、警察が取り調べに来たが家族はいないと嘘を付いて追い返した翌日だった。父親は現職白バイ警官。9ヶ月前には現金輸送車を襲う相談を友達にもちかけ、別の友人は今回使われた物と同じ発煙筒を使いスーパーで強盗をしていた。暴走族「立川グループ」の一員。


昭和43年(1968).7.30〔中3が成績の改竄を死で償う〕
 大阪府大阪市東淀川区の中3(15)が、工事中のビルで首吊り自殺した。高校進学も危ういほど成績が悪かった少年は、女手ひとつで育ててくれる母を悲しませまいとテストの点数や通信簿をナイフで削って工作。しかし教師との懇談会で発覚。内気な性格もあってか、死んで償うことを選んだと見られている。


昭和43年(1968).12.6〔17歳らアベックが心中諦め復讐目的に強盗〕
 宮城県名取市の無職少年(18)と無職少女(17)(共に睡眠薬の常用者)が、仙台市郡山のモーテルで会社重役(37)を割ったビール瓶を武器に脅し、2万5千円を奪い、一緒にいた女性(36)を人質に重役の車で逃走。しかし無免許のため運転を誤り八百屋に激突、重傷を負って捕まった。結婚を反対され、先のモーテルで睡眠薬心中を図るも失敗。「死ねないのなら金と車を手に入れ、結婚を反対した奴らを殺すつもりだった」と話す。


昭和44年(1969).3.10〔大学紛争苦に大学院生自殺〕
 東京都で大学紛争苦に大学院生自殺。


昭和44年(1969).4.17〔親と学生運動でもめ自殺〕
 東京都で親と学生運動でもめ自殺。


昭和44年(1969).5.24〔大学生、学園紛争嘆き自殺〕
 大阪府で大学生、学園紛争嘆き自殺。


昭和44年(1969).6.17〔中3女が万引き常習犯の母に悲観し自殺〕
 東京都狛江町の靴店経営者の長女中3女(14)が自宅で睡眠薬で自殺した。母(37)が刺激を得るために63件、400万円相当の品物を万引きして逮捕されたことを気に病んでいた。


昭和44年(1969).9.20〔高2が学校の過干渉に嫌気差し自殺図る〕
 静岡県沼津市の高校2年生(17)が250人の逮捕者を出したベトナム戦争に関係するアスパック(アジア太平洋協議会)閣僚会議反対デモに参加したため退学処分を受け、睡眠薬を飲んでナイフで胸を突いたが、3週間の怪我で済んだ。学校側が退学を強制、友人関係や手紙にも口出しした為、嫌気がさしたもの(学校側は事実無根と否定)。


昭和44年(1969).10.23〔高2女子が学園紛争を苦に飛び込み自殺〕
 神奈川県川崎市の京浜急行八丁畷駅ホームから県立川崎高2女子(16)が特急電車に飛び込み自殺した。遺書には「自己批判て何? 私はノンポリにも改宗者のどちらともなれない。一生懸命なっても結局、何にもなれなかったのです。自分から離れてゆきながら皆に言うのも変ですが、ばらばらにならないでください。一番恐ろしいことです」とあった。学校は生徒がバリケード封鎖していた。


昭和44年(1969).12.10〔週刊誌の暴露記事苦に少女モデル自殺〕
 東京都で週刊誌の暴露記事苦に少女モデル自殺。


昭和45年(1970).1.22〔高校生、「自信ない」と就職目前に自殺〕
 大阪府で高校生、「自信ない」と就職目前に自殺。


昭和45年(1970).2.14〔小5女子が両親の別居を苦にガス自殺〕
 京都府乙訓郡の自宅で、長女の小学5年生(11)がガス自殺した。両親は2年前から別居中で、芸能プロダクション経営の父親は月に何度か訪れてはいたが、母親と離婚の話をしては喧嘩していた。少女の遺書には両親の不和に苦悩していたことなどが書かれていた。やさしい性格で成績もよい方だった。


昭和45年(1970).3.21〔離婚話を苦に母子3人心中〕※参考
 東京都で離婚話を苦に母子3人心中。


昭和45年(1970).3.31〔交通事故の賠償苦に母子4人心中〕※参考
 大阪府で交通事故の賠償苦に母子4人心中。


昭和45年(1970).4.13〔17歳ら恋人が盗んだ車で心中図り爆発〕
 東京都江戸川区の住宅街で夜に、男(19)と女会社員(17)の乗っていた車が爆発、フロント・ガラスを破損させたまま逃走したが、両親に結婚を反対されたカップルの心中未遂だったことがわかった。千葉市で盗んだ車を使いまず電柱に激突しようとして恐くなり止め、盗んだプロパンボンベでガス心中しようとして死ねず、睡眠薬を飲んで朦朧としていた時、女がタバコの火をつけてガス爆発したものの、顔に2週間の火傷を負うだけで済んだ。「これほどまでにしたいなら」と両親は結婚を許した。


昭和45年(1970).4.15〔酒びたりの男、妻に逃げられ2児殺し自殺〕※参考
 兵庫県で酒びたりの男、妻に逃げられ2児殺し自殺。


昭和45年(1970).4.16〔パスポート破り沖縄青年自殺〕
 大阪府でパスポート破り沖縄青年自殺。


昭和45年(1970).6.23〔大学生、「授業受けたい」と自殺〕
 大阪府で大学生、「授業受けたい」と自殺。


昭和45年(1970).7.6〔小6が遅刻の嘘で自殺〕
 大阪府豊中市の自宅で小学6年生の長男(12)が首吊り自殺した。台風で寝付きが悪く朝寝坊して学校を1時間遅刻したが、先生に「風邪をひいて」と嘘の言い訳をし、体育も見学していた。少年は責任感が強く、後悔して発作的に自殺したらしい。無遅刻で成績も良く、快活な性格で学級委員もしていた。


昭和45年(1970).9.28〔18歳が学園闘争に挫折し焼身自殺〕
 兵庫県神戸市の須磨高校の前で2年生(18)が、ガソリンをかぶり焼身自殺した。大学教授の長男で学園紛争が激しい学校のリーダー。「もう誰も付いてこなくなった。どうして裏切りが続くのだろう」と運動に行き詰まりを感じていたらしい。


昭和45年(1970).10.10〔「金持ち出した」と叱られ、中学生自殺〕
 大阪府で「金持ち出した」と叱られ、中学生自殺。


昭和45年(1970).11.5〔17歳がベーチェット病で失明して自殺〕
 大阪府大阪市住吉区で17歳の少年が首を吊って自殺した。2年前に治療法も原因も不明のベーチェット病になり、この日完全に失明した。父親は昨年病死、母親の内職で生計を立てていた。


昭和45年(1970).11.26〔高1が三島事件に衝撃受け自殺〕
 神奈川県横浜市の高校1年生(16)が、自宅で首吊り自殺。遺書によると、三島由紀夫自決にショックを受けて自殺したらしい。


昭和45年(1970).12.1〔大学生、三島事件をまねて割腹自殺はかる〕
 東京都で大学生、三島事件をまねて割腹自殺はかる。


昭和46年(1971).1.20〔生徒会長自殺、制帽論争に悩み〕
 兵庫県で生徒会長自殺、制帽論争に悩み。


昭和46年(1971).2.10〔級友をケガさせたと小6男児自殺〕
 北海道で級友をケガさせたと小6男児自殺。


昭和46年(1971).6.19〔仕事に悩んだ父、子連れ心中〕※参考
 千葉県で仕事に悩んだ父、子連れ心中。


昭和46年(1971).9.〔三島由紀夫の著書を抱いて、高校生(17歳)焼身自殺〕
 三島由紀夫の著書を抱いて、高校生(17歳)焼身自殺(八王子) 警視庁「少年非行等の概況」引用。


昭和46年(1971).10.16〔テレビ見て首吊りのマネ、小学生死ぬ〕
 大阪府でテレビ見て首吊りのマネ、小学生死ぬ。


昭和46年(1971).11.3〔障害もつ母、子連れ心中〕※参考
 大阪府で障害もつ母、子連れ心中。


昭和46年(1971).12.5〔父、障害もつ子道連れ、心中〕※参考
 大阪府で父、障害もつ子道連れ、心中。


昭和47年(1972).1.1〔ノイローゼの父、一家5人無理心中〕※参考
 ノイローゼの父、一家5人無理心中。


昭和47年(1972).1.8〔妻の家出に疲れ、父子4人心中〕※参考
 大阪府で妻の家出に疲れ、父子4人心中。


昭和47年(1972).1.27〔中1の3人が教師に叱られガス自殺〕
 滋賀県大津市のホテルで、中学1年生3人がガス自殺を図り1人が重体となった。26日に教師に叱られ、京都市から家出したもの。


昭和47年(1972).2.5〔妻の家出に悲観、父子無理心中〕※参考
 兵庫県で妻の家出に悲観、父子無理心中。


昭和47年(1972).2.22〔中3女子が失恋で焼身自殺〕
 神奈川県横浜市の自宅で、中学3年生女子(14)が男友達に電話した直後に「死んでやる」と焼身自殺した。失恋によるもの。


昭和47年(1972).2.24〔小3女子が鉛筆盗んだと母親に叱られ自殺〕
 栃木県大田原市で、小学校3年生女子(9)が友達の家で鉛筆を盗んだことを母親に叱られ、首吊り自殺した。豊かな農家の長女で、副委員長だった。


昭和47年(1972).2.28〔夫に愛人と、母子3人心中〕
 大阪府で夫に愛人と、母子3人心中。


昭和47年(1972).2.28〔父子ガス心中〕
 京都府で父子ガス心中。


昭和47年(1972).2.29〔女子中学生首つり自殺〕
 大阪府で女子中学生首つり自殺。


昭和47年(1972).3.2〔「戸籍に自分がない」と合格発表の前日、中学生自殺〕
 神奈川県で「戸籍に自分がない」と合格発表の前日、中学生自殺。


昭和47年(1972).3.3〔就職準備金を苦に、16歳少年自殺〕
 秋田県で就職準備金を苦に、16歳少年自殺。


昭和47年(1972).3.4〔母子心中、入学目前の子だけ死ぬ〕※参考
 石川県で母子心中、入学目前の子だけ死ぬ。


昭和47年(1972).4.6〔中3が修学旅行に行けず自殺〕
 岩手県の林で、中学3年生(14)が首吊り自殺した。貧乏で修学旅行に行けなかったため。


昭和47年(1972).4.30〔中1が通学に疲れて自殺〕
 静岡県で、中学1年生(12)が首吊り自殺した。6キロの通学に疲れてノイローゼだった。


昭和47年(1972).6.12〔森永中毒の少女自殺10人目〕
 大阪府で森永中毒の少女自殺10人目。


昭和47年(1972).6.13〔小6が父親に叱られ自殺〕
 北海道札幌市で、小学6年生(11)が首吊り自殺した。登校拒否をしており、放浪癖があり、父親に叱られたため。継母だった。


昭和47年(1972).6.18〔妻に死なれた失業中の父、子連れ心中〕※参考
 新潟県で妻に死なれた失業中の父、子連れ心中。


昭和47年(1972).6.19〔競艇に夢中の父、幼女を車のトランクに入れ殺す〕※参考
 山口県で競艇に夢中の父、幼女を車のトランクに入れ殺す。


昭和47年(1972).6.21〔バス事故の遺児、自殺〕
 愛知県でバス事故の遺児、自殺。


昭和47年(1972).6.28〔盗み調べられ中学生自殺〕
 和歌山県で盗み調べられ中学生自殺。


昭和47年(1972).6.〔高校生4人組が虚言を用いて少女を輪姦〕
 高校3年生(18歳)M少年ら4人は、わい談をしているうちに輪姦を共謀し、女子高校生に対し「自殺を図った友達があなたの名前を呼んでいる。」と誘い出し、自動車に乗せて仲間の少年宅へ連れ込み、殴打したうえ交互に輪姦した。(鹿児島6月) 警察庁「少年の補導及び保護の概況」引用。


昭和47年(1972).7.3〔中2女子が接着剤遊び叱られ自殺〕
 東京都で、中学2年生女子(13)が踏切に飛び込んで列車自殺した。接着剤遊びを母親に叱られたため。


昭和47年(1972).7.8〔小2が父親と逢えないこと苦に自殺〕
 愛知県の自宅で、小学2年生(8)が首と手首を刃物で切って自殺した。父親と逢えずにさびしいと。


昭和47年(1972).8.2〔視力低下不安の父、子連れ心中〕※参考
 大阪府で視力低下不安の父、子連れ心中。


昭和47年(1972).8.11〔万引きを心中で清算、母2児道連れ〕※参考
 島根県で万引きを心中で清算、母2児道連れ。


昭和47年(1972).8.23〔「養子だった」と中学生、首つり自殺〕
 岡山県で「養子だった」と中学生、首つり自殺。


昭和47年(1972).8.23〔「東京、京都、兵庫で生活苦に高校生自殺〕
 東京、京都、兵庫で生活苦に高校生自殺。


昭和47年(1972).8.24〔中1女子が首つり心中〕
 群馬県で、中学1年生女子(12)2人が墓地で首つり心中した。仲よしで、死後の世界に憧れる遺書を残していた。


昭和47年(1972).8.24〔中2が教師に叱られガス自殺〕
 北海道札幌市の自宅で、中学2年生(14)がガス自殺した。非行を教師に叱られ、暴力教師を非難する遺書を残していた。


昭和47年(1972).8.25〔園児、西部劇をまね自殺〕
 大阪府で園児、西部劇をまね自殺。


昭和47年(1972).8.26〔中3が教師の期待重荷となり自殺〕
 山梨県の自宅で、中学3年生(14)が睡眠薬自殺した。成績優秀で教師の期待が重荷となり、「俺は弱虫だ。友達がほしかった」という遺書を残していた。


昭和47年(1972).8.31〔新学期前日、群馬、大阪、兵庫で中高生自殺〕
 新学期前日、群馬、大阪、兵庫で中高生自殺。


昭和47年(1972).9.1〔中3女子が自殺〕
 兵庫県尼崎市の自宅で、中学3年生女子(14)が物干場で首吊り自殺した。「すべて私が悪い」という遺書を残していた。


昭和47年(1972).9.6〔中2が自殺〕
 岡山県の自宅で、中学2年生(13)が物干場で首吊り自殺した。遺書を残していた。


昭和47年(1972).9.8〔中2が自殺〕
 東京都の団地で、中学2年生(14)が養子と判り母親とケンカした直後に飛び降り自殺。「人間に生まれてこなければよかった」という遺書を残していた。


昭和47年(1972).9.8〔女高生、華厳の滝へ飛び込み自殺〕
 栃木県で女高生、華厳の滝へ飛び込み自殺。


昭和47年(1972).9.8〔小5が体操のまねで誤って首つりか〕
 東京都の自宅で、小学5年生(12)が首吊り自殺した。体操のまねで誤ってやった可能性。


昭和47年(1972).9.10〔中2が自殺〕
 広島県福山市の自宅で、中学2年生(14)が首吊り自殺した。2年前に母親が蒸発し、2か月前に離婚届を出したことで悩んでいた。


昭和47年(1972).9.22〔離婚話苦に、母子心中〕※参考
 兵庫県で離婚話苦に、母子心中。


昭和47年(1972).9.23〔小6が首吊り自殺〕
 大阪府寝屋川市の自宅勉強部屋で、小学6年生(12)が首吊り自殺した。風邪で2日間休んでいた。首吊り遊びで足を滑らせた可能性があると警察は話す。


昭和47年(1972).10.2〔わが子のイタズラ、近所から責められ、母子心中〕※参考
 東京都でわが子のイタズラ、近所から責められ、母子心中。


昭和47年(1972).10.8〔処分受けた高校生自殺〕
 兵庫県で処分受けた高校生自殺。


昭和47年(1972).11.3〔難病の少女自殺〕
 東京都で難病の少女自殺。


昭和47年(1972).11.6〔高校生同士ガス心中〕
 兵庫県で高校生同士ガス心中。


昭和47年(1972).11.19〔難病の子自殺、「迷惑かける」と〕
 秋田県で難病の子自殺、「迷惑かける」と。


昭和47年(1972).12.20〔予備校生自殺、10日後に発見〕
 東京都で予備校生自殺、10日後に発見。


昭和48年(1973).1.7〔男子高校生と女子高校生、そろいの服着て自殺〕
 東京都で男子高校生と女子高校生、そろいの服着て自殺。


昭和48年(1973).1.9〔テストの成績下がり、中学生自殺〕
 静岡県でテストの成績下がり、中学生自殺。


昭和48年(1973).1.17〔東京、大阪で高校生自殺〕
 東京、大阪で高校生自殺。


昭和48年(1973).1.17〔中3が受験苦で自殺〕
 宮崎県都城市の自宅車庫で、中学3年生(14)が首吊り自殺した。受験を苦にしたもの。


昭和48年(1973).1.18〔中1女子が自由求めて自殺〕
 青森県の海岸で、中学1年生女子(13)が入水自殺した。「自由がほしい。こんなのはもういやだ」という遺書を残して前日に家出したもの。


昭和48年(1973).1.19〔高1が女友達のことでけんか殺人〕
 岡山県津山市の丹後山で、高校1年生(16)が同級生(16)を刺殺、5.19に逮捕された。女友達のことでケンカして44カ所メッタ突きしたと自供。小学校教諭の次男で、母親が事件を知ってガス自殺。


昭和48年(1973).2.6〔母蒸発、弟の面倒見ていた姉の女子中学生、疲れて自殺〕
 大阪府で母蒸発、弟の面倒見ていた姉の女子中学生、疲れて自殺。


昭和48年(1973).2.7〔生活苦と将来への不安から中学生自殺〕
 東京都で生活苦と将来への不安から中学生自殺。


昭和48年(1973).2.12〔中学生、高校生の自殺、各地で〕
 中学生、高校生の自殺、各地で。


昭和48年(1973).2.14〔小6が学校で自殺〕
 群馬県の小学校の体育用具置き場で、6年生(12)が首吊り自殺。「期待重い」と。


昭和48年(1973).2.18〔高校生自殺、家の中で3日間気づかず〕
 兵庫県で高校生自殺、家の中で3日間気づかず。


昭和48年(1973).2.20〔中学生、受験失敗苦に自殺〕
 東京都で中学生、受験失敗苦に自殺。


昭和48年(1973).2.22〔夫の女性関係に逆上、5児連れ放火心中〕※参考
 鹿児島県で夫の女性関係に逆上、5児連れ放火心中。


昭和48年(1973).3.1〔「入学金使い込んだ」と中学生自殺〕
 兵庫県で「入学金使い込んだ」と中学生自殺。


昭和48年(1973).3.7〔中1がテスト悪かったため自殺〕
 滋賀県大津市の自宅で、中学1年生(13)が首吊り自殺した。期末テストが悪かったため。


昭和48年(1973).3.18〔滋賀、兵庫、大阪で母子心中〕
 滋賀、兵庫、大阪で母子心中。


昭和48年(1973).3.21〔東京大阪で一家心中〕
 東京大阪で一家心中。


昭和48年(1973).3.21〔ボンド遊び注意された中学生自殺〕
 大阪府でボンド遊び注意された中学生自殺。


昭和48年(1973).3.22〔男女高校生心中〕
 神奈川県で男女高校生心中。


昭和48年(1973).4.7〔入学目前自殺、「親のすすめる大学イヤ」〕
 兵庫県で入学目前自殺、「親のすすめる大学イヤ」。


昭和48年(1973).4.7〔新学期、岩手、東京、福井、島根で中高校生自殺〕
 新学期、岩手、東京、福井、島根で中高校生自殺。


昭和48年(1973).4.9〔学校統合紛争に板ばさみ、小学生自殺〕
 茨城県で学校統合紛争に板ばさみ、小学生自殺。


昭和48年(1973).5.23〔出かせぎ一家の母子心中〕
 大阪府で出かせぎ一家の母子心中。


昭和48年(1973).5.30〔19歳の女性自殺、4弟妹の親がわり〕
 兵庫県で19歳の女性自殺、4弟妹の親がわり。


昭和48年(1973).6.3〔高1がリンチ殺人悩み自殺〕
 大阪府大阪市の自宅で、高校1年生(15)が首吊り自殺。5.17に教師によるリンチ殺人が起こった日成学園の寮生で、事件を悩んだものと見られている。


昭和48年(1973).6.4〔高1がテストが悪くて切腹自殺〕
 宮崎県東諸県郡の自宅で、高校1年生(15)が腹切り自殺。「父ちゃん、母ちゃん、ごめんなさい。ぼくは数学のテストが駄目でした。駄目な人間です。死んだ弟のところにいきます」という遺書を残して、ゴザを敷いて包丁で腹を刺したもの。


昭和48年(1973).6.17〔大阪と兵庫で中高生自殺〕
 大阪と兵庫で中高生自殺。


昭和48年(1973).6.19〔進学校中学生自殺〕
 兵庫県で進学校中学生自殺。


昭和48年(1973).7.29〔夫出張、母子3人心中〕※参考
 大阪府で夫出張、母子3人心中。


昭和48年(1973).8.3〔女子短大生自殺、1ヶ月後に発見〕
 大阪府で女子短大生自殺、1ヶ月後に発見。


昭和48年(1973).8.15〔病気療養中の小5、教室で自殺〕
 東京都で病気療養中の小5、教室で自殺。


昭和48年(1973).8.31〔宿題苦に中学生自殺〕
 東京都で宿題苦に中学生自殺。


昭和48年(1973).9.5〔小5が母親に叱られ自殺〕
 広島県広島市の自宅で、小学5年生が首吊り自殺。母親が妹だけをお好み焼き屋に連れて行ったので文句を云ったが逆に叱られて部屋に閉じこもっていた。


昭和48年(1973).9.19〔事故で骨折の児童、運動会前に自殺〕
 東京都で事故で骨折の児童、運動会前に自殺。


昭和48年(1973).9.21〔小6が病弱苦にして自殺〕
 徳島県阿南市の自宅側堤防で、小学6年生(13)が首吊り自殺。喘息のため1年就学延期しており、他の病気もあって4日前から学校を休み、遠足に出掛ける弟を見送ったあとの出来事。


昭和48年(1973).9.27〔中学生、川に飛び込み自殺〕
 徳島県で中学生、川に飛び込み自殺。


昭和48年(1973).10.15〔中3女が叔母を刺殺〕
 静岡県富士市の自宅で中学3年生の女子(14)が養母(42)を殺害した。1日に家出し14日に保護されて帰宅したが、説教にカッとして台所の庖丁で15カ所をめった刺しにしたもの。
 生まれてすぐに母親が亡くなり父親も行方不明となって3歳から叔父夫婦に育てられていた。これまでも二度の家出と自殺未遂をしている。「説教してうるさいから消した。これで意見する者がいなくなってせいせいした」と平然としている。


昭和48年(1973).10.26〔高校生、志望かなわずと自殺〕
 兵庫県で高校生、志望かなわずと自殺。


昭和48年(1973).10.27〔男女高校生、愛の心中〕
 和歌山県で男女高校生、愛の心中。


昭和48年(1973).10.29〔難病の19歳女性自殺〕
 兵庫県で難病の19歳女性自殺。


昭和48年(1973).11.3〔高校生心中〕
 兵庫県で高校生心中。


昭和48年(1973).11.7〔長男の障害苦に一家心中〕
 奈良県で長男の障害苦に一家心中。


昭和48年(1973).11.12〔森永中毒に悩み女子短大生自殺〕
 徳島県で森永中毒に悩み女子短大生自殺。


昭和48年(1973).11.21〔ゼンソクの小学生自殺〕
 徳島県でゼンソクの小学生自殺。


昭和48年(1973).12.7〔小6女子3人が学校嫌と薬飲んで傘差して飛び降り自殺〕
 茨城県鹿島郡の小学校で放課後、6年生女子(12)4人が「学校にいるのが嫌だから、飛び降りて死のう。飛び降りるときは傘を使おう」と相談し、1人が「そーれ」とかけ声を掛けながら開いたコウモリ傘を持って3階から飛び降り、腰骨骨折で2ヶ月のケガを負い、続けて2人が一本のコウモリ傘で相合い傘をしながら飛び降り脊椎損傷で重体となった。1人は怖じ気づいて飛び降りなかった。
 前日に眠れないと薬局で鎮痛剤を購入、この日の朝に1人10錠以上飲んで興奮状態だった。日頃から飲んでいたらしい。10人以上の同級生が見守るなかでの飛び降りだった。


昭和48年(1973).12.21〔東京、千葉で無理心中〕
 東京、千葉で無理心中。


昭和49年(1974).1.1〔女高生、"不倫"心中〕
 兵庫県で女高生、"不倫"心中。


昭和49年(1974).1.6〔女高生、焼身自殺〕
 兵庫県で女高生、焼身自殺。


昭和49年(1974).1.7〔中学生心中、結婚反対され〕
 千葉県で中学生心中、結婚反対され。


昭和49年(1974).1.7〔夫婦ゲンカ、若い母子連れ心中〕
 兵庫県で夫婦ゲンカ、若い母子連れ心中。


昭和49年(1974).1.13〔中学生、列車自殺〕
 兵庫県で中学生、列車自殺。


昭和49年(1974).1.16〔家庭不和、母子心中〕
 滋賀県で家庭不和、母子心中。


昭和49年(1974).1.17〔女高生、人気歌手が大賞とれず残念と、自殺〕
 愛知県で女高生、人気歌手が大賞とれず残念と、自殺。


昭和49年(1974).1.18〔滋賀で中学生、岩手で小学生、親に叱られ自殺〕
 滋賀で中学生、岩手で小学生、親に叱られ自殺。


昭和49年(1974).1.20〔女高生自殺〕
 大阪府で女高生自殺。


昭和49年(1974).1.21〔中学生自殺〕
 大阪府で中学生自殺。


昭和49年(1974).1.24〔森永中毒の高校生自殺〕
 愛媛県で森永中毒の高校生自殺。


昭和49年(1974).2.10〔両親と死別、妹と2人暮らしの女高生自殺〕
 大阪府で両親と死別、妹と2人暮らしの女高生自殺。


昭和49年(1974).2.12〔高校生、父に叱られ自殺〕
 大阪府で高校生、父に叱られ自殺。


昭和49年(1974).3.22〔大学合格の森永中毒少年、自信ないと自殺〕
 徳島県で大学合格の森永中毒少年、自信ないと自殺。


昭和49年(1974).4.5〔小5が自殺の母の後追い自殺〕
 京都府で、小学5年生(11)が病院の屋上から飛び降り自殺した。母親は10年前に離婚して2人暮らしだったが、母親は病気で3年間看護しており、この日に自宅で服毒自殺した。病院冷たいと抗議し、病院に運ばないで家へ運んでください。家では母が死んでいますという遺書と自宅への略図を残していた。


昭和49年(1974).4.16〔親任女教師自殺あいつぐ〕※参考
 兵庫県で親任女教師自殺あいつぐ。


昭和49年(1974).6.29〔小1、駅構内で首つりごっこ〕
 奈良県で小1、駅構内で首つりごっこ。


昭和49年(1974).6.30〔子殺し清算、母、拘置所内で自殺〕※参考
 福島県で子殺し清算、母、拘置所内で自殺。


昭和49年(1974).8.3〔英語の成績悪いと中学生自殺〕
 兵庫県で英語の成績悪いと中学生自殺。


昭和49年(1974).8.10〔女子中学生ガス自殺〕
 兵庫県で女子中学生ガス自殺。


昭和49年(1974).9.1〔始業式前に自殺、進路に悩み〕
 岐阜県で始業式前に自殺、進路に悩み。


昭和49年(1974).9.5〔女子中学生、ヤセすぎと自殺〕
 大阪府で女子中学生、ヤセすぎと自殺。


昭和49年(1974).9.29〔19歳の巡査、上司に叱られ交番でピストル自殺〕
 静岡県で19歳の巡査、上司に叱られ交番でピストル自殺。


昭和49年(1974).10.28〔集団カンニング叱られ、中学生飛び降り自殺〕
 福岡県で集団カンニング叱られ、中学生飛び降り自殺。


昭和49年(1974).11.10〔赤ちゃん殺し、若い母自殺〕
 和歌山県で赤ちゃん殺し、若い母自殺。


昭和49年(1974).11.12〔赤ちゃん殺し、若い母自殺〕
 兵庫県で赤ちゃん殺し、若い母自殺。


昭和49年(1974).11.13〔女子中学生ガス自殺〕
 愛媛県で女子中学生ガス自殺。


昭和49年(1974).11.15〔長女の事故、夫に叱られ、母子心中〕
 京都府で長女の事故、夫に叱られ、母子心中。


昭和49年(1974).11.19〔18歳テレビタレントの女が不倫相手の妻惨殺〕
 東京都板橋区のマンション自室で、主婦(29)がテレビタレントの女(18)に殺害された。夫のバンドマン(24)と半年前から交際しており、家にやって来て妻に離婚するように迫って拒絶されたり、またバンドマンからも冷たくされて追い詰められ、包丁を持って押し掛け自殺しようとしたが、とめようとする妻と揉み合いとなって妻のほうに包丁が刺さった。「人殺し」と言われて逆上し、全身を40回もめった刺しにしたもの。しかし、部屋を荒らして強盗を装うなど計画的な面があるので、最初から殺すつもりだったと見られている。


昭和49年(1974).11.28〔女子高でリンチ、被害の生徒自殺〕
 福岡県で女子高でリンチ、被害の生徒自殺。





昭和50年(1975).2.13〔放火癖の息子殺し、両親自殺〕
 兵庫県で放火癖の息子殺し、両親自殺。


昭和50年(1975).5.12〔十代カップル、幸福駅見物後、そろって自殺〕
 北海道で十代カップル、幸福駅見物後、そろって自殺。


昭和50年(1975).7.31〔高校生、針を飲んで自殺〕
 新潟県で高校生、針を飲んで自殺。


昭和50年(1975).8.31〔マルチ商法で失敗、高校生新学期前に自殺〕
 大阪府でマルチ商法で失敗、高校生新学期前に自殺。


昭和50年(1975).9.25〔中学生心中、交際ダメと言われ〕
 三重県で中学生心中、交際ダメと言われ。


昭和50年(1975).10.4〔高校生、同級生にゆすられ自殺〕
 香川県で高校生、同級生にゆすられ自殺。


昭和51年(1976).1.6〔中3がレイプ強盗殺人〕
 福岡県宗像郡でOL(23)が殺され、17日に「警察がぼくを疑っている」と自殺を図った中学3年生(14)を追及したところ犯行を自供した。ピンク映画を見た帰りのバスでたまたま乗り合わせたOLをつけて後ろから首を絞め失神させてレイプしたが、意識を取り戻したので顔を見られたと思い排水溝のコンクリートのフタで頭を殴って殺害、現金数千円を強奪したもの。小遣い銭欲しさ。


昭和51年(1976).2.13〔母、発育が遅れていると将来悲観、心中〕※参考
 岡山県で母、発育が遅れていると将来悲観、心中。


昭和51年(1976).4.1〔障害悩み一家心中〕※参考
 静岡県で障害悩み一家心中。


昭和51年(1976).4.23〔小6がケガを負わせたことを苦に自殺〕
 東京都調布市の自宅物置で、小学6年生の長男(11)が首吊り自殺した。休み時間に校庭で友人の顔に3日間のケガをさせたため。


昭和51年(1976).5.14〔育児に疲れたと母、子連れ心中〕※参考
 大阪府で育児に疲れたと母、子連れ心中。


昭和51年(1976).6.11〔公立高新任女教師、自信なくなったと自殺〕※参考
 大阪府で公立高新任女教師、自信なくなったと自殺。


昭和51年(1976).6.17〔小6が妹とチャンネル争いして自殺〕
 鹿児島県日置郡の自宅で、小学6年生(11)が首吊り自殺。テレビで野球を見ていたが、ドラマを見たいという4年生の妹とケンカになって父親に叱られた直後。農家の4男で、ブロマイドを集める熱狂的なプロ野球ファン。


昭和51年(1976).6.27〔夫婦ゲンカの母子、病弱の母子、結婚反対された高校生同士、3件の心中〕
 大阪府で夫婦ゲンカの母子、病弱の母子、結婚反対された高校生同士、3件の心中。


昭和51年(1976).7.1〔母、子の障害苦に、灯油かけ無理心中〕※参考
 香川県で母、子の障害苦に、灯油かけ無理心中。


昭和51年(1976).7.18〔赤ちゃんの夜泣き苦に子連れ心中〕※参考
 大阪府で赤ちゃんの夜泣き苦に子連れ心中。


昭和51年(1976).7.24〔生活苦から母子3人心中〕※参考
 大阪府で生活苦から母子3人心中。


昭和51年(1976).8.10〔障害もつ子の前途苦に母子心中、10日後に発見〕※参考
 兵庫県で障害もつ子の前途苦に母子心中、10日後に発見。


昭和51年(1976).8.12〔育児に自信ないと母子心中〕※参考
 京都府で育児に自信ないと母子心中。


昭和51年(1976).10.13〔夫の盗み苦に、妻2児道連れ心中〕※参考
 愛媛県で夫の盗み苦に、妻2児道連れ心中。


昭和51年(1976).10.27〔長男の病気苦に、親子4人心中〕※参考
 静岡県で長男の病気苦に、親子4人心中。


昭和51年(1976).10.28〔小5が切腹ごっこで死亡〕
 熊本県芦北郡の小学校で、小学5年生(10)が解剖用ナイフで切腹のマネをしていたが、倒れて刺さり、即死した。理科の授業中でフナの解剖をしていた。ナイフは3センチしか刺さっておらず、出血も多くはなく、ショック死らしい。


昭和51年(1976).11.11〔妻亡くした父、障害もつ子連れ心中〕※参考
 和歌山県で妻亡くした父、障害もつ子連れ心中。


昭和51年(1976).11.29〔19歳がふられた彼女を絞殺〕
 東京都豊島区池袋のラブホテルで、工員(19)が恋人の調理専門学校女子生徒(19)を絞殺、12.1に友人の部屋で鎮痛剤を飲んでから手首を切って自殺を図ったが1週間のケガで逮捕された。山梨県巨摩郡から一緒に上京していた。冷たくなった彼女を殺したと打ち明けたが、浪人生の友人(19)は関心を示さず、死にたいと言うので薬を買ってきてやったりしていた。取り調べにも関係ないと答えるだけ。


昭和51年(1976).12.1〔病死の夫の後追い、3児道連れ心中〕※参考
 岡山県で病死の夫の後追い、3児道連れ心中。


昭和51年(1976).12.7〔中3が盗み疑われ教師に殴られ自殺〕
 福島県田村郡の自宅で、中学3年生(14)が首吊り自殺。農家の長男。学校で教師の貯金通帳が盗まれ、疑った教師4人がつるし上げて殴り、12.2から休んでいたが担任が登校を促すため訪問した翌日の出来事。「学校が怖いのでもう行かない」と19回繰り返す遺書を書いていた。


昭和51年(1976).12.17〔障害もつ2児連れ一家心中〕※参考
 三重県で障害もつ2児連れ一家心中。


昭和52年(1977).1.4〔2女子中学生心中図る〕
 神奈川県で2女子中学生心中図る。


昭和52年(1977).2.1〔生徒に盗みの疑いかけ自殺に追い込んだ教師送検〕※参考
 福島県で生徒に盗みの疑いかけ自殺に追い込んだ教師送検。


昭和52年(1977).5.27〔集団リンチ受けた女子高生、自宅で感電自殺〕
 大阪府松原市の自宅で、高校2年生女子(16)がタイマーを使用して感電自殺した。2週間前に同級生女子に「あんたは字がへたや」と言ったことから、女子7人にチェーンで殴られるなどの集団リンチ受け、登校拒否となっていた。


昭和52年(1977).6.25〔中3女子ら3人が手つないで自殺〕
 愛知県海部郡の五条川で、中学3年生女子(14)4人が自殺を図り、1人は思い留まり3人が手つないで飛び込み、1人は自力で這い上がって無事だった。死んだ2人は5月に非行を教師に注意されており、1人は友人とのトラブルから、学校が嫌になって死のうということになり、もう1人が同情してつきあおうとしたもの。中流家庭で、成績も普通だった。


昭和52年(1977).7.3〔17歳の男2人が『男組』あばよ心中〕
 埼玉県入間郡の畑で、高校生(17)と無職(17)の少年2人が鎮痛剤を飲んで心中した。マンガ『男組』の「五家法連」をマネたグループの友人に「レーサーになるなら俺の代わりに頼むよ。あばよ」「勉強にすべてにがんばれよ。あばよ」「もう、俺は疲れた。あばよ」という遺書を遺していた。黒いスーツで正装していた。


昭和52年(1977).9.22〔高3が同性の片思いの相手をワラ人形殺人〕
 埼玉県浦和市で私立高校3年生(18)が登校中の同級生(18)を待ち伏せして殺害した。牛刀で心臓と腹を刺したもの。現場には血の付いていないもう1本の牛刀と、30センチの「丑の刻参りのワラ人形」が残されていた。24日に高3生は「人をあやめてしまった。ゆるしてください」という遺書を書いて自宅で首吊り自殺。
 被害者はサッカー選手で、人気があった。内気な高3生はあこがれていたが相手にされず、ペレの引退試合チケットを贈ろうとしても無視されたため、恨むようになっていた。「殺してやる」という脅迫状を2度出していたが、裏に「I love you」と綴られていた。
 弁護士と女流画家の二男。マンガや推理小説のファンで、映画「八つ墓村」「獄門島」のパンフレットが部屋の屑籠から見つかった。


昭和52年(1977).10.14〔母の酒いさめ、少年自殺〕
 大阪府で母の酒いさめ、少年自殺。


「警察白書」の昭和52年(1977)事例引用
 女子中学生3人は、日ごろの生活態度が悪いと家庭や学校から注意を受けていたが、友人関係の悩み等が重なり、また、期末テストが近づいたことから、発作的に集団で入水自殺を図り、うち2人が死亡した(愛知)。


昭和53年(1978).1.16〔高校生猟銃自殺〕
 島根県で高校生猟銃自殺。


昭和53年(1978).1.〔女子高校生14階屋上から飛びおり自殺〕
 「授業に追いつけない」と、女子高校生14階屋上から飛びおり自殺。(志村) 警視庁「少年非行等の概況」引用。


昭和53年(1978).3.6〔16歳と18歳の若い夫婦心中〕
 大阪府で16歳と18歳の若い夫婦心中。


昭和53年(1978).3.〔地方出身の16歳の少年、上京後自殺〕
 地方出身の16歳の少年、上京後「友だちができない、田舎に帰りたい」と自殺。子どもの自殺について「社説」や「今日の問題」として各新聞がとりあげる。 警視庁「少年非行等の概況」引用。


昭和53年(1978).3.〔女子中学生、3人の友達も同情し、「一緒に死のう」〕
 「勉強しろ」と叱られ自殺思考の女子中学生、これに3人の友達も同情し、「一緒に死のう」、「死ぬ前にしたいことをしよう」とディスコやバーでどんちゃん騒ぎ、死ぬ直前に保護。 警視庁「少年非行等の概況」引用。


昭和53年(1978).4.2〔山中で自殺、男子中生、イジメられ〕
 兵庫県で山中で自殺、男子中生、イジメられ。


昭和53年(1978).4.11〔松葉杖で入学、からかわれ、母子心中〕
 東京都で松葉杖で入学、からかわれ、母子心中。


昭和53年(1978).5.3〔マルチ商法からの電話攻勢に女高生自殺〕
 大阪府でマルチ商法からの電話攻勢に女高生自殺。


昭和53年(1978).5.10〔授業ボイコット不参加問い詰められ自殺〕
 熊本県で授業ボイコット不参加問い詰められ自殺。


昭和53年(1978).5.14〔イジメられた中学生、ガス自殺〕
 東京都でイジメられた中学生、ガス自殺。


昭和53年(1978).6.2〔私立大でまたリンチ、被害の新入生の父、抗議自殺〕
 東京都で私立大でまたリンチ、被害の新入生の父、抗議自殺。


昭和53年(1978).7.2〔家庭内暴力の子を殺した夫を止められなかったと妻自殺〕
 東京都で家庭内暴力の子を殺した夫を止められなかったと妻自殺。


昭和53年(1978).7.〔中学1年生、「1学期の成績が悪い」と叱られ自殺〕
 中学1年生、「1学期の成績が悪い」と叱られ自殺。(立川) 警視庁「少年非行等の概況」引用。


昭和53年(1978).8.15〔高1が家出し窃盗、取調中に自殺図る〕
 宮城県塩釜市の警察署で取調中の高校1年生(16)が、3階の取調室の窓から飛び降り自殺を図り重傷となった。青森県弘前市から家出、海水浴場で現金6万3千円を窃盗して捕まったもの。


昭和53年(1978).11.7〔父に青酸カリ買わせた中学生、家出自殺〕
 徳島県で父に青酸カリ買わせた中学生、家出自殺。


昭和53年(1978).11.16〔友達にイジメられたと中学生自殺〕
 熊本県で友達にイジメられたと中学生自殺。


昭和53年(1978).11.〔成績が下った、と中学1年生が団地で飛びおり自殺〕
 成績が下った、と中学1年生が団地で飛びおり自殺。(綾瀬) 警視庁「少年非行等の概況」引用。


昭和53年(1978).12.7〔ゴムのり吸っていた高校生自殺〕
 大阪府でゴムのり吸っていた高校生自殺。


昭和53年(1978).12.13〔弟妹3人を養っていた定時制高校生、生活苦で自殺〕
 大阪府で弟妹3人を養っていた定時制高校生、生活苦で自殺。


昭和54年(1979).1.4〔別れ話、恋人の家で女子中学生自殺図る〕
 北海道で別れ話、恋人の家で女子中学生自殺図る。


昭和54年(1979).1.14〔エリート高校生の祖母殺害事件〕
 東京都世田谷区の自宅で祖母(67)が孫の早稲田大学高等学院1年生(16)に殺害され、高1生は近くのビルから飛び降り自殺した。祖父も父親も大学数授で母親は脚本家だったが、両親が離婚してから世話をやく祖母がうるさいと逆恨みして、カナヅチで頭を殴り、後頭部をナイフで3回切り、キリで刺したもの。成績はいいが無口で友達は少なく、推理小説のファン。犯行に至る経過を詳細に記録して残した。


昭和54年(1979).1.20〔友達との約束を反対され小学生自殺〕
 小学校3年生の男子児童(9歳)は、友達と釣りに行く約束をしていたが、母親から、子供たちだけで行くのは危険だから、家族と一緒に行くようたしなめられ、その直後子供部屋で首つり自殺した。(1月広島) 警察庁「少年の補導及び保護の概況」引用。


昭和54年(1979).1.31〔中高生の自殺相次ぐ〕
 1/31 大阪府で女子高校生自殺。2/1 東京と大阪で中学生自殺。2/2 富山で中学生、兵庫で17歳、自殺。2/3 青森で中学生、群馬・大分・宮崎で高校生、自殺。2/4 大阪・兵庫・長崎で高校生自殺。2/5 大阪で高校生の自殺3件。2/6 大阪と兵庫で高校生自殺。2/9 大阪で中学生自殺。2/10 宮城で高校生自殺。2/12 富山で中学生自殺。2.13 宮崎県で色弱で工業高校にいけないと、中学生自殺。


昭和54年(1979).1.〔「学校に行っても友達がいない」と自殺した中学2年生〕
 「学校に行っても友達がいない、心から話し合う人もいない」と遺書を残して自殺した中学2年生。(千住)
 少年の自殺が激増し、新聞は「子ら連日の自殺」と大きく報道。 警視庁「少年非行等の概況」引用。


昭和54年(1979).1.〔とび降り自殺した私立女子中学生〕
 「パパ、ママ、ごめんなさい、私ではどうしようもない……」と遺書を残して、高層ビルからとび降り自殺した私立女子中学生。(渋谷) 警視庁「少年非行等の概況」引用。


昭和54年(1979).2.〔高校受験を苦に自殺した中学3年生〕
 高校受験を苦に自殺した中学3年生。(志村)
 少年の自殺者17人となる(昨年同期比7人増) 警視庁「少年非行等の概況」引用。


昭和54年(1979).4.29〔高1ら登校拒否治療の男女心中〕
 福岡県福岡市の病院で、県立高校2年生(18)と私立女子高校1年生(17)が飛び降り自殺。男子は名門高校で成績優秀、読書好きのスポーツマンだったが、登校拒否となって1年間休学、女子も明るい性格だったが登校拒否となり、治療のためにこの病院に入院して知り合ったもの。


昭和54年(1979).4.30〔20歳長男が殺人犯した父親激怒し一家3人殺害して無理心中〕※参考
 神奈川県横浜市の自宅で、長男の大工(20)が、1時間前に愛人(42)を殺してきたと告白した工務店経営の父親(43)に激怒、両親と妹(16)の3人を殴り殺して家に放火し自分も焼け死んだ。


昭和54年(1979).4.〔校舎屋上からとび降り自殺した女子中学生〕
 「人生なんか、くだらない……」と遺書を残して、級友の目前で校舎屋上からとび降り自殺した女子中学生。(世田谷) 警視庁「少年非行等の概況」引用。


昭和54年(1979).5.13〔19歳と17歳、結婚反対され心中〕
 徳島県で19歳と17歳、結婚反対され心中。


昭和54年(1979).5.〔小6女子がペットが死に自殺〕
 小学校6年生の女子児童(11歳)は、日頃かわいがっていたペットの猫が犬に噛み殺されたのを悲しんで首つり自殺した。(5月、千葉) 警察庁「少年の補導及び保護の概況」引用。


昭和54年(1979).5.〔父親に成績の低下を責められたことを悲観して自殺した私立中学生〕
 父親に成績の低下を責められたことを悲観して自殺した私立中学生。(玉川) 警視庁「少年非行等の概況」引用。


昭和54年(1979).9.9〔中1がイジメられるのを苦に自殺〕
 埼玉県上福岡市で、中学1年生が自殺。遺書に3人の同級生の名前を出して、いじめられて生きていくのが嫌になったと書き残していた。


昭和54年(1979).9.13〔中3が母親刺し焼身自殺図る〕
 東京都港区白金台の自宅で、中学3年生の長男(14)が就寝中の母親(38)を果物ナイフで全身を18回めった刺しにして1ヶ月の傷害を負わせ、風呂場でテンプラ油をかぶって焼身自殺を図り1ヶ月の火傷を負った。
 長野県ではトップの成績だったが転校してから落ちてノイローゼとなり、小5の妹に当たっていた。明るい性格で学級委員だった。


昭和54年(1979).9.26〔単車せがまれ、母思い詰め息子殺し、心中〕※参考
 群馬県で単車せがまれ、母思い詰め息子殺し、心中。


昭和54年(1979).10.30〔テスト中、中学生飛び降り自殺図る〕
 千葉県でテスト中、中学生飛び降り自殺図る。


昭和54年(1979).11.30〔56歳が自殺の道連れに幼女殺人〕※参考
 千葉県千葉市のマンションで、無職(56)が侵入してエレベーター内で帰宅途中の小学1年生の女の子(6)を包丁で刺殺、すぐに飛び降り自殺した。東京都北区で独り暮らし、結核で肺を取って障害者年金で食べていた。知らない人を道連れに死ぬという遺書を所持していた。


昭和54年(1979).12.29〔中3がシンナー遊びで交際禁止され自殺〕
 大阪府大阪市で深夜1時過ぎ、中学3年生(15)がビル屋上から飛び降り自殺した。別の学校の中3女子(15)と交際していたが2人でシンナー遊びをして補導されたりしたため女子の両親に交際禁止され、「結婚できないなら死ぬ」と云っていた。ホステスの3男。


「警察白書」の昭和54年(1979)事例引用
 小学3年の少女は、折り紙や雑誌を購入するのに母親の財布から現金5,000円を抜き取ったが、母親に詰問されてうそをついたことを強くしかられたため、ビルの4階から飛び降り自殺した(福岡)。


昭和55年(1980).2.〔小2が自殺〕
 男子小学2年生(8歳)は、両親が喫茶店を経営していて父親の帰りが遅く、平素から鉄道模型を買うことや旅行に出かけるなどの約束を守ってくれず、たまたま午後9時ごろ帰宅した父親が実家に行く際、一諸に行きたいとせがんだが夜遅いということで聞き入れてくれなかったことから衝動的に自殺した。(福井、2月) 警察庁「少年の補導及び保護の概況」引用。


昭和55年(1980).2.〔中2が不登校で父親の折檻受け自殺〕
 男子中学2年生(14歳)は、小学校就学前に机から落ち右腕を骨折したが、家族の治療で済ましたため、腕がくの字に変形し、中学生になってから約半年間入院治療したが完治せず、また、学業も遅れて授業についていけず、家は毎日出るが登校しない日が続いた。このため心配した担任教師が保護者に連絡したことから、父親が少年を叱って殴る、蹴るの暴行を加えたため、それらを苦にして海岸の断崖から飛降り自殺した(沖縄、2月) 警察庁「少年の補導及び保護の概況」引用。


昭和55年(1980).7.13〔万引きで捕まった高校生、警官の前で自殺〕
 香川県で万引きで捕まった高校生、警官の前で自殺。


昭和55年(1980).7.22〔下着泥棒のウワサ苦に高校生抗議の自殺〕
 兵庫県で下着泥棒のウワサ苦に高校生抗議の自殺。


昭和55年(1980).12.4〔暴走族リーダーの父、息子に悩み自殺〕
 徳島県で暴走族リーダーの父、息子に悩み自殺。


昭和56年(1981).1.1〔予備校生、自宅に放火自殺図る〕
 大阪府で予備校生、自宅に放火自殺図る。


昭和56年(1981).1.10〔高校教師と女子高校生心中〕
 神奈川県で高校教師と女子高校生心中。


昭和56年(1981).3.7〔中学生、万引きが学校にバレ、自殺〕
 愛知県で中学生、万引きが学校にバレ、自殺。


昭和56年(1981).3.9〔登校拒否の中学生のわが子殺し、母も自殺〕
 和歌山県で登校拒否の中学生のわが子殺し、母も自殺。


昭和56年(1981).3.24〔シンナー遊び叱られ、中学生自殺〕
 大阪府でシンナー遊び叱られ、中学生自殺。


昭和56年(1981).4.20〔家裁の呼び出し状もち、少年自殺〕
 兵庫県で家裁の呼び出し状もち、少年自殺。


昭和56年(1981).5.14〔警官はねた暴走族の父、焼身自殺〕
 大阪府で警官はねた暴走族の父、焼身自殺。


昭和56年(1981).7.〔中1女子が男女交際のことで注意を受け自殺〕
 女子中学1年生(13歳)は、同校の男子生徒と交際を続けていたが、担当教師に職員室に呼ばれて男女交際のことで注意を受け、「明日クラスで男女交際について話し合う」と言われたことから、クラス会で自分の交際問題が発表されるかも知れないと思い悩み、衝動的に首つり自殺した。(長野、7月) 警察庁「少年の補導及び保護の概況」引用。


昭和56年(1981).8.〔小4が約束を破られ自殺〕
 男子小学4年生(10歳)は、父親とズック靴やシャツを買いに行く約束をしていたが、父親が急用で行けなくなったため、母親が代って行くことにしていた。しかし、母親も都合で行けなくなったため、約束を破られたと憤慨し、自室で首つり自殺した。(青森、8月) 警察庁「少年の補導及び保護の概況」引用。


昭和56年(1981).11.16〔長男の校内暴力事件に責任感じ、父自殺〕
 大阪府で長男の校内暴力事件に責任感じ、父自殺。


昭和56年(1981).11.17〔窃盗容疑で拘置中の17歳少年自殺〕
 神奈川県で窃盗容疑で拘置中の17歳少年自殺。


昭和57年(1982).3.1〔進路に悩む高校生、白昼、教室で自殺〕
 東京都で進路に悩む高校生、白昼、教室で自殺。


昭和57年(1982).3.11〔小2が万引き注意され自殺〕
 男子小学2年生(8歳)は、クラスの反省会で友人から粘土を万引きしたことを発表され、そのことで担任の教師から注意を受けたのを苦にして首つり自殺した。(山口、3月) 警察庁「少年の補導及び保護の概況」引用。


昭和57年(1982).3.23〔校内暴力に悩み、高校長自殺〕
 千葉県で校内暴力に悩み、高校長自殺。


昭和57年(1982).5.7〔17歳と14歳、交際反対され自殺図る〕
 高知県で17歳と14歳、交際反対され自殺図る。


昭和57年(1982).5.10〔親にパーマ切られ中学生自殺〕
 岐阜県で親にパーマ切られ中学生自殺。


昭和57年(1982).8.8〔女子高校生、保護警官の前で自殺〕
 兵庫県で女子高校生、保護警官の前で自殺。


昭和57年(1982).10.25〔小5登校拒否1ヶ月、母思い余って殺し、自殺〕
 神奈川県で小5登校拒否1ヶ月、母思い余って殺し、自殺。


昭和57年(1982).10.28〔外泊叱られ中学生自殺〕
 大阪府で外泊叱られ中学生自殺。


昭和57年(1982).11.〔中3女子が受験に悩んで自殺〕
 女子中学3年生(14歳)は、現在の学力では、公立高校進学は難しいことから、週2回家庭教師をつけ、勉学に励んでいたが、実力不足を痛感し、高校入試が近づくにつれ、勉学が思うようにはかどらず悩んだ末、高層アパート7階居室のベランダを乗り越え、飛降り自殺した。(広島、11月) 警察庁「少年の補導及び保護の概況」引用。


昭和57年(1982).12.27〔祖父、小3の孫殺し、自殺〕
 鹿児島県で祖父、小3の孫殺し、自殺。


昭和58年(1983).1.23〔私立か公立かで対立、母が子殺し、自殺〕※参考
 高校進学を悩んだ末、中3長女、小6長男を道連れ、母子無理心中事件発生。(福生署) 警視庁「少年非行等の概況」引用。


昭和58年(1983).2.8〔中学生、学校で自殺はかる〕
 東京都で中学生、学校で自殺はかる。


昭和58年(1983).2.15〔小6女子が首吊り自殺〕
 東京都武蔵野市の自宅で、小学6年生女子(11)が首吊り自殺。成績もよく友達も多かった。


昭和58年(1983).3.21〔高2がラジオ叱られ母親刺殺〕
 東京都練馬区の自宅で、都立高校2年生(17)が母親(43)を殺害。夜の11時過ぎにラジオを聞いていて叱られ、ケンカとなって包丁で刺殺したもの。自分の手首も切って自殺しようとしたが死に切れず警察に電話した。父親(45)は酒を飲んで寝ていたため気づかなかった。成績優秀で近所の人にも挨拶するおとなしい性格だった。


昭和58年(1983).3.24〔19歳浪人生が高2の妹殺して自殺〕
 奈良県生駒市の自宅で、2浪の次男(19)が高校2年生の妹(16)の頭を鈍器で殴って殺害。ぶら下がり健康器で首を吊って自殺した。


昭和58年(1983).4.4〔結婚式、少ない出席者、18歳花嫁自殺〕
 大阪府で結婚式、少ない出席者、18歳花嫁自殺。


昭和58年(1983).4.15〔テレビのチャンネル争いで叱られ中1少女自殺〕
 埼玉県でテレビのチャンネル争いで叱られ中1少女自殺。


昭和58年(1983).5.3〔スリと疑われ、連行される途中の16歳飛び降り自殺〕
 大阪府でスリと疑われ、連行される途中の16歳飛び降り自殺。


昭和58年(1983).5.24〔息子が覚醒剤、地域団体役員の父が自殺〕
 大阪府で息子が覚醒剤、地域団体役員の父が自殺。


昭和58年(1983).6.12〔警察庁、昨年の未成年者の自殺、戦後最低と発表〕
 警察庁、昨年の未成年者の自殺、戦後最低と発表。


昭和58年(1983).7.8〔体罰への抗議に悩み、校長自殺〕
 神奈川県で体罰への抗議に悩み、校長自殺。


昭和58年(1983).8.18〔中国帰りの17歳少女、日本語しゃべれぬと自殺〕
 愛知県で中国帰りの17歳少女、日本語しゃべれぬと自殺。


昭和58年(1983).8.18〔登校拒否は私の責任、小学生のわが子殺し、母自殺〕
 大阪府で登校拒否は私の責任、小学生のわが子殺し、母自殺。


昭和58年(1983).9.4〔トイレの便器こわし、弁償苦に自殺〕
 香川県でトイレの便器こわし、弁償苦に自殺。


昭和58年(1983).9.4〔少女タレントの喫煙写真提供少年、イヤがらせに自殺〕
 茨城県で少女タレントの喫煙写真提供少年、イヤがらせに自殺。


昭和58年(1983).9.11〔断髪を苦に高校生自殺〕
 兵庫県で断髪を苦に高校生自殺。


昭和58年(1983).12.17〔49歳中学教師が校内暴力悩み自殺〕※参考
 長野県塩尻市の中学教師(49)が自宅で首吊り自殺。担任している2年生クラスが学級崩壊となり、窓ガラスを割ったり校内暴力や喫煙などの事件が続き、生徒指導に疲れたためと公務災害が認められて遺族に年金が支給される決定が出された。


昭和58年(1983).12.25〔成績に悩み高校生が教室で自殺〕
 大阪府で成績に悩み高校生が教室で自殺。


昭和59年(1984).1.13〔女高生、妻子ある男との別れ話で全裸で飛び降り自殺〕
 大阪府で女高生、妻子ある男との別れ話で全裸で飛び降り自殺。


昭和59年(1984).1.23〔中2がいじめられ学校で自殺〕
 中学2年生(14歳)は、生れながらの斜視及び斜頸のため、同級生から「身体障害者」などいじめられていたのを苦にし、校内の体育館で首吊り自殺した。(静岡1月) 警察庁「少年の補導及び保護の概況」引用。


昭和59年(1984).2.13〔中学生、イジメていた同級生に逆に脅され、焼身自殺〕
 愛知県で中学生、イジメていた同級生に逆に脅され、焼身自殺。


昭和59年(1984).2.17〔中3、恐喝がバレ、両親呼び出し苦に自殺〕
 鹿児島県で中3、恐喝がバレ、両親呼び出し苦に自殺。


昭和59年(1984).2.27〔小6、友達殴ったのを叱られ自殺〕
 千葉県で小6、友達殴ったのを叱られ自殺。


昭和59年(1984).3.4〔女子中学生家出自殺旅行、ためらう友振り切り1人自殺〕
 香川県で女子中学生家出自殺旅行、ためらう友振り切り1人自殺。


昭和59年(1984).3.18〔借金で口論、祖父、孫らに発砲、殺し自殺〕※参考
 秋田県で借金で口論、祖父、孫らに発砲、殺し自殺。


昭和59年(1984).4.2〔中1、盗み疑われ、父と口論、目前で自殺〕
 大阪府で中1、盗み疑われ、父と口論、目前で自殺。


昭和59年(1984).4.18〔中1、父とチャンネル争いケンカ、自殺〕
 神奈川県で中1、父とチャンネル争いケンカ、自殺。


昭和59年(1984).5.4〔高校生、遠足に来て自殺〕
 熊本県で高校生、遠足に来て自殺。


昭和59年(1984).5.9〔高校生、恋のもつれで自殺、助けに入ったほうも死ぬ〕
 富山県で高校生、恋のもつれで自殺、助けに入ったほうも死ぬ。


昭和59年(1984).6.13〔閉じこもり気味の小6の娘の将来を悲観、父が殺し、自殺はかる〕
 大阪府で閉じこもり気味の小6の娘の将来を悲観、父が殺し、自殺はかる。


昭和59年(1984).7.9〔19歳が同居の恋人刺殺〕
 東京都立川市のマンション自室で、ホステス(19)が殺され、無職(19)が逮捕された。3ヶ月前から同棲していたが、家賃のことなどでケンカとなり、包丁で首や胸など9カ所をめった刺しにして殺害、自分の両手首を切ってガス自殺しようとしていたが友人に見つかったもの。


昭和59年(1984).8.21〔中学生、母の墓前で自殺、盗み叱られると〕
 群馬県で中学生、母の墓前で自殺、盗み叱られると。


昭和59年(1984).10.1〔17歳少女がトルエン吸飲飛び降り自殺〕
 東京都港区の自宅で、少女(17)がトルエン吸飲容疑で逮捕にきた神奈川県警刑事の目前、14階の窓から飛び降り自殺。


昭和59年(1984).10.7〔中学教師、女生徒殴る蹴るの体罰、ショックで自殺未遂〕※参考
 京都府で中学教師、女生徒殴る蹴るの体罰、ショックで自殺未遂。


昭和59年(1984).10.13〔中学生の息子を鉄橋から突き落とし殺した父親逮捕、自殺偽装〕※参考
 兵庫県で中学生の息子を鉄橋から突き落とし殺した父親逮捕、自殺偽装。


昭和59年(1984).11.6〔親のしつけについていけない、高3自殺〕
 大阪府で親のしつけについていけない、高3自殺。


昭和59年(1984).11.11〔中学生の息子殺し、自殺はかった父逮捕〕※参考
 愛知県で中学生の息子殺し、自殺はかった父逮捕。


昭和59年(1984).11.12〔中三少女、前髪カットしなかったと友に責められ自殺〕
 宮崎県で中三少女、前髪カットしなかったと友に責められ自殺。


昭和59年(1984).12.9〔中1、母との口論直後自殺〕
 和歌山県で中1、母との口論直後自殺。





昭和60年(1985).1.16〔中学生、上級生に金せびられ、自殺〕
 静岡県で中学生、上級生に金せびられ、自殺。


昭和60年(1985).1.21〔中2がいじめられて自殺〕
 岩手県岩手郡の自宅ふろ場で、中学2年生(14)がガスホースをくわえて自殺した。家族はいじめが原因と訴えるが、学校は否定。


昭和60年(1985).1.21〔中2女子がもうイジメないでと自殺〕
 茨城県水戸市の自宅前の電柱で、中学2年生女子(13)が首吊り自殺した。教科書に「しんじまえ」などと落書きされたりいじめられていたが、学校は取り合わなかった。この日に女生徒6人が「出てこないと押し入るぞ」などと怒鳴りながら家に投石して押し掛け、「黙ってろババア」と母親を追い出し、女子を取り囲んで「うそつき」などと責めていた。


昭和60年(1985).2.6〔中1少女、イジメ苦に自殺〕
 大阪府で中1少女、イジメ苦に自殺。


昭和60年(1985).2.8〔学級委員の小6女子、皆言うことを聞いてくれないと自殺〕
 静岡県で学級委員の小6女子、皆言うことを聞いてくれないと自殺。


昭和60年(1985).2.12〔中2男子、イタズラして級友3人に殴られ、帰宅後自殺〕
 和歌山県で中2男子、イタズラして級友3人に殴られ、帰宅後自殺。


昭和60年(1985).2.16〔小5が教師に叱られ抗議メモ残し自殺〕
 神奈川県横浜市のマンション13階で、小学5年生(11)が飛び降り自殺した。「学校を破産させればいい」と友達に言ったため友達が石鹸水をこぼして担任の女性教師(51)に叱られ、この教師の名前とバカというメモ残していた。頭が良く読書好きで、素直ではないとこの教師からたびたび注意を受けていた。3人兄弟の末っ子。


昭和60年(1985).3.10〔中2男子、イジメ苦に自殺〕
 香川県で中2男子、イジメ苦に自殺。


昭和60年(1985).3.11〔中3、イジメ苦に自殺〕
 茨城県で中3、イジメ苦に自殺。


昭和60年(1985).4.8〔女子運動部員、厳しい指導・体罰に悩み自殺〕
 岐阜県で女子運動部員、厳しい指導・体罰に悩み自殺。


昭和60年(1985).5.20〔少年院収容少年、収容されたのを苦に自殺〕
 大阪府で少年院収容少年、収容されたのを苦に自殺。


昭和60年(1985).7.11〔女子中学生、霊感遊び非難され自殺〕
 香川県で女子中学生、霊感遊び非難され自殺。


昭和60年(1985).9.25〔中3がイジメで自殺〕
 福島県いわき市で、中学3年生(14)が首吊り自殺。給食費を奪われたり殴られたりのいじめを受けており、同級生6人が逮捕されて1人が少年院送りになった。両親はいじめをしていた生徒の両親と市に対して8390万円の損害賠償請求を起こし、いじめた側とは5百万円で示談となり、市はいじめはなかったと争ったが地裁は1109万円の支払い命令を出して確定した。


昭和60年(1985).10.8〔アフタヌーンショー、やらせリンチ発覚、少年少女逮捕〕
 東京都でアフタヌーンショー、やらせリンチ発覚、少年少女逮捕。10.15被害者の母、自殺していたことがわかる。10.16ヤラセでディレクター逮捕。10.18アフタヌーンショー打ち切り。


昭和60年(1985).10.26〔校則厳しいと女生徒自殺〕
 神奈川県で校則厳しいと女生徒自殺。


昭和60年(1985).11.20〔中2女子、イジメ強要され、できないと自殺〕
 東京都で中2女子、イジメ強要され、できないと自殺。


昭和60年(1985).11.20〔イジメ苦に女高生自殺〕
 大阪府でイジメ苦に女高生自殺。


昭和60年(1985).12.6〔中学生、教師・級友の目前で割腹自殺〕
 北海道で中学生、教師・級友の目前で割腹自殺。


昭和60年(1985).12.9〔中2がいじめ自殺〕
 青森県上北郡で、中学2年生(14)が首吊り自殺。同級生や卒業生らに半年間も殴る蹴るの暴行を受け、金を脅し取られたりといじめられて、12.6には警察にも相談していた。遺書にはいじめた5人の名前が書かれていた。この学校では校内暴力が続発し、いじめが原因の自殺も相次いでいた。


昭和60年(1985).12.13〔中3がイジメ原因で自殺〕
 千葉県富津市の雑木林で、中学3年生(15)が首吊り自殺。同級生から連日のように「バカ」といういたずら電話が掛かってきており、ノートに「電話電話」といくつも書き残していた。


昭和60年(1985).12.16〔中2女子が万引き捕まって自殺〕
 千葉県船橋市のビル屋上で、中学2年生女子(14)が飛び降り自殺。本屋でマンガ8冊を万引きして捕まったが、逃げ出してすぐ側のビルに駆け込んだもの。


昭和60年(1985).12.26〔警察庁まとめ〕
 警察庁まとめ、今年1〜11月に体罰教師38人送検、また今年1〜10月の全国のイジメ500件、補導1500人、自殺9人。


昭和61年(1986).1.8〔女子中学生、イジメ苦に自殺〕
 埼玉県で女子中学生、イジメ苦に自殺。


昭和61年(1986).1.21〔高校寮で寮生から暴行受け高1自殺〕
 岩手県で高校寮で寮生から暴行受け高1自殺。


昭和61年(1986).1.27〔イジメのろってやると女子中学生自殺〕
 兵庫県でイジメのろってやると女子中学生自殺。


昭和61年(1986).2.1〔中2がイジメで「生き地獄になっちゃうよ」と自殺〕
 岩手県盛岡駅トイレで、東京都中野区の中学2年生(13)が首吊り自殺。不良グループのつかいっぱしりで、たびたびリンチを受け、また机の上に花を飾る「葬式ごっこ」では追悼の色紙に担任教師も書き込んでいた。「このままでは生きジゴクになっちゃうよ」という遺書を残していた。16人が傷害で送検、教師は諭旨退職となった。


昭和61年(1986).2.3〔中2がイジメで自殺〕
 香川県志度町で、中学2年生(14)が自殺。クラブ上級生のイジメ暴行を受けたため。


昭和61年(1986).2.11〔女子中学生イジメ苦に自殺〕
 千葉県で女子中学生イジメ苦に自殺。


昭和61年(1986).2.12〔生徒がイジメで自殺の中学、授業中まだイジメ続く〕
 東京都で生徒がイジメで自殺の中学、授業中まだイジメ続く。


昭和61年(1986).2.12〔高2がイジメで自殺〕
 長野県長野市で、高校2年生(17)が感電自殺。学校で無視のイジメを受けたため。


昭和61年(1986).2.22〔女子中学生、陰湿なイジメ受け自殺〕
 三重県で女子中学生、陰湿なイジメ受け自殺。


昭和61年(1986).2.22〔小学生、イジメから抜けたい、この道しかないと自殺〕
 大阪府で小学生、イジメから抜けたい、この道しかないと自殺。


昭和61年(1986).3.5〔中2がイジメで自殺〕
 三重県鈴鹿市で、中学2年生(14)が首吊り自殺。殴られたりのいじめを受けていたため。


昭和61年(1986).4.8〔アイドル少女岡田有希子自殺〕
 4.8東京都でアイドル少女岡田有希子自殺。7.20愛知県で高校生2人、岡田有希子の後追い自殺。12/7厚生省人口動態調査、少年の自殺・岡田有希子症候群くっきり。12/20警察庁調査、少年自殺者723人、前年同期比44%。


昭和61年(1986).4.16〔中学生、パソコン遊び叱られ自殺〕
 神奈川県で中学生、パソコン遊び叱られ自殺。


昭和61年(1986).4.〔高2女子がデビューと恋人の板挟みで自殺〕
 定時制高校2年の女子生徒は、歌手としてデビュー予定であったが、母親とマネージャーから、「デビューするなら男友達と別れ、身の回りを整理しないとまずい」と注意され7階建のビルの屋上から飛び降り自殺した。(蔵前署) 警視庁「少年非行等の概況」引用。


昭和61年(1986).4.〔中学生がいじめ自殺し16人を送致〕
 いじめを苦にして自殺した中学校を捜査したところ、暴行、恐喝、傷害など27件も発生しており、16人を書類送致。(中野署、少年第一課) 警視庁「少年非行等の概況」引用。


昭和61年(1986).6.28〔女子中学生、私はチクっていないと自殺〕
 埼玉県で女子中学生、私はチクっていないと自殺。


昭和61年(1986).7.29〔信金18歳職員、化粧品盗み疑われ自殺はかる〕
 大阪府で信金18歳職員、化粧品盗み疑われ自殺はかる。


昭和61年(1986).8.19〔中2生徒自殺、ゲームソフト取り上げられ〕
 大阪府で中2生徒自殺、ゲームソフト取り上げられ。


昭和61年(1986).8.23〔小4女児、ラジオ体操行かず、母に叱られ自殺〕
 東京都で小4女児、ラジオ体操行かず、母に叱られ自殺。


昭和61年(1986).9.7〔小学生、ファミコンできないと自殺〕
 栃木県で小学生、ファミコンできないと自殺。


昭和61年(1986).10.16〔中学生自殺、塾月謝でファミコンソフトを買ったのを叱られ〕
 大阪府で中学生自殺、塾月謝でファミコンソフトを買ったのを叱られ。


昭和61年(1986).11.13〔中学生、同級生に殴られ学校内で劇薬飲み自殺〕
 高知県で中学生、同級生に殴られ学校内で劇薬飲み自殺。


昭和62年(1987).2.9〔高3・高2の姉妹、家庭不和で自殺した母の後追い自殺〕
 岐阜県で高3・高2の姉妹、家庭不和で自殺した母の後追い自殺。


昭和62年(1987).4.23〔中2女子がいじめ自殺〕
 長野県長野市で、中学2年生女子(13)が自殺。「なぜいじめがあるのか」という遺書を残していた。女子は担任教師にイジメを訴えたが、「彼女のどこが嫌か」をクラス全員に書かせていた。


昭和62年(1987).6.11〔友達のいいなりにされているのはいやと中学生自殺〕
 栃木県で友達のいいなりにされているのはいやと中学生自殺。


昭和62年(1987).6.17〔中3がいじめ自殺〕
 北海道札幌市のマンションで、中学3年生(14)が飛び降り自殺。いじめを受けていたと遺書を残していた。


昭和62年(1987).6.29〔高校生男女鉄道飛び込み自殺〕
 岡山県で高校生男女鉄道飛び込み自殺。


昭和62年(1987).7.2〔入院予定の父、妻子刺殺、自殺図る〕※参考
 岡山県で入院予定の父、妻子刺殺、自殺図る。


昭和62年(1987).9.5〔シンナーで死んだ先輩の後追い、中学生ら3少年自殺〕
 北海道でシンナーで死んだ先輩の後追い、中学生ら3少年自殺。


昭和62年(1987).9.28〔同居の男子中学生に"淫行"したと逮捕された男性、警察で自殺〕※参考
 大阪府で同居の男子中学生に"淫行"したと逮捕された男性、警察で自殺。


昭和62年(1987)..〔中1女子が自殺〕
 中学1年の女子(13歳)3人は、かねてから学校の成績、家庭内の問題で悩みをうちあけあっていたが、3人一緒に自殺することを相談し、うち1人がマンション6階踊り場より飛び降り自殺した。(福岡) 警察庁「少年の補導及び保護の概況」引用。


昭和63年(1988).4.11〔入学直後の高校生自殺、イジメから対人恐怖に〕
 大阪府で入学直後の高校生自殺、イジメから対人恐怖に。


昭和63年(1988).4.24〔小学6年、塾に疲れたと自殺〕
 大阪府で小学6年、塾に疲れたと自殺。


昭和63年(1988).4.30〔障害もつ子、教室で焼身自殺、先生さよなら〕
 兵庫県で障害もつ子、教室で焼身自殺、先生さよなら。


昭和63年(1988).5.7〔熟年66歳、中2女子道連れ無理心中〕※参考
 福岡県で熟年66歳、中2女子道連れ無理心中。


昭和63年(1988).5.20〔中2女子がいじめられて目の前で自殺〕
 新潟県南魚沼郡の中学校で、2年生女子(13)が教室ベランダから飛び降り自殺した。両親が私立探偵に捜査させて、翌年12.27に同級生女子3人を自殺関与罪で告発。秘密を男子にバラしたといじめ、「飛び降りればゆるしてやる」と迫って、目の前で自殺させてたというもの。


昭和63年(1988).6.8〔少女、シンナーで遊び苦に自殺〕
 大阪府で少女、シンナーで遊び苦に自殺。


昭和63年(1988).8.13〔シンナー中毒の少年、自殺〕
 大阪府でシンナー中毒の少年、自殺。


昭和63年(1988).10.26〔高校生、改造銃に時限装置付け自殺〕
 熊本県で高校生、改造銃に時限装置付け自殺。


昭和63年(1988).11.21〔いじめ苦に中学生、鉄塔から飛び降り自殺〕
 広島県でいじめ苦に中学生、鉄塔から飛び降り自殺。


昭和63年(1988).12.5〔岐阜の高校教師、女生徒と心中〕
 山口県で岐阜の高校教師、女生徒と心中。


昭和63年(1988).12.21〔中1女子がいじめ自殺〕
 富山県富山市の自宅で、中学1年生女子(12)が飛び降り自殺。「いじめ憎い」の手記が見つかった。





平成1年(1989).2.21〔死んだアイドルの後追い女子高校生飛び降り自殺〕
 愛知県で死んだアイドルの後追い女子高校生飛び降り自殺。


平成1年(1989).4.5〔「無期停学」の高1、自殺していた〕
 香川県で「無期停学」の高1、自殺していた。


平成1年(1989).6.11〔先生の体罰つらい、中3が母校の小学校で自殺〕
 群馬県で先生の体罰つらい、中3が母校の小学校で自殺。


平成1年(1989).8.15〔小中学生の女子3人が"シナリオ自殺"、助かる〕
 徳島県で小中学生の女子3人が"シナリオ自殺"、助かる。


平成1年(1989).10.2〔中3がいじめ自殺〕
 岡山県鴨方町で、中学3年生(14)が自殺。殴られたり金を脅し盗られたりのいじめを受けていた。


平成2年(1990).3.17〔18歳が父親殺害、兄がショックで自殺〕
 大阪府寝屋川市の自宅で、次男(18)が父親(79)を殺害した。母親(59)とささいなことケンカし、仲裁に入った父親の頭を何度もステッキで殴ったもの。精神病院に通院歴がある。翌日、長男(23)が山林の車中で排ガス自殺。弟の父殺しにショックを受けたものらしい。


平成3年(1991).1.7〔高2の少年、母親を絞殺〕
 福岡県春日市の自宅で、高校2年生の長男(17)が母親(55)を殺害して自分で110番した。長男は首と右胸を刺して自殺を図り入院。幻覚症状があり学校を休んでいたが、母親に学校に行くように言われて絞殺したもの。


平成3年(1991).9.1〔中2女子がいじめ自殺〕
 東京都町田市で、中学2年生女子(13)が自殺。いじめを受けていた。


平成4年(1992).11〔中3がいじめ自殺〕
 北海道苫小牧市で、中学3年生(15)が自殺。いじめられていた。


平成5年(1993).1.25〔中3がいじめ自殺〕
 愛媛県松山市で、中学3年生(14)が自殺。いじめられていた。


平成5年(1993).3.2〔中2がいじめ自殺〕
 栃木県栃木市の中学校体操部部室で、中学2年生(13)が首吊り自殺。いじめられていた。


平成5年(1993).5.6〔高1がいじめ自殺〕
 秋田県合川町で、高校1年生(15)が自殺。いじめられていた。


平成5年(1993).5.27〔中2がいじめ自殺〕
 福岡県行橋市で、中学2年生(13)が自殺。いじめられていた。


平成5年(1993).7.8〔中1女子がいじめ自殺〕
 北海道苫小牧市で、中学1年生女子(13)が鉄道自殺。いじめられていた。


平成5年(1993).9.〔シンナー乱用少年の飛び降り自殺〕
 会杜員(19歳)は、小学校の非常階般でシンナーを吸引後、発作的に飛び降り自殺をした。(9月、茨城) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成5年(1993).11.20〔中2がいじめ自殺〕
 滋賀県湖東町で、中学2年生(14)が自殺。いじめられていた。


平成6年(1994).5.30〔中3がいじめ自殺〕
 岡山県総社市で、中学3年生(14)が首吊り自殺。殴られたり金を脅し盗られたりのいじめを受けていた。いじめた7人が保護観察処分。


平成6年(1994).6.3〔高1がいじめ自殺〕
 愛知県安城市で、高校1年生(15)が飛び降り自殺。いじめを受けていた。


平成6年(1994).7.5〔中3がいじめ自殺〕
 東京都江戸川区で、中学3年生(14)が自殺。いじめを受けていたという遺書を残す。


平成6年(1994).7.15〔中2がいじめ自殺〕
 神奈川県津久井町の自宅で、中学2年生(14)が首吊り自殺。転校して来てから、いじめを受けていた。


平成6年(1994).8.26〔高2がいじめ自殺〕
 福島県相馬市で、高校2年生(16)が自殺。金を脅し盗られるなどいじめを受けていた。


平成6年(1994).9.5〔中2がいじめ自殺〕
 岡山県倉敷市で、中学2年生(14)が自殺。いじめを受けていた。


平成6年(1994).11.27〔中2がいじめ自殺〕
 愛知県西尾市で、中学2年生(13)が首吊り自殺。殴られたり金を脅し盗られたりのいじめを受けていた。いじめた11人のうち4人が恐喝で少年院などへ送られた。


平成6年(1994).12.13〔中1がいじめ自殺〕
 愛知県岡崎市で、中学1年生(13)が自殺。いじめを受けていた。


平成6年(1994).12.14〔中3がいじめ自殺〕
 福島県石川町で、中学3年生(15)が首吊り自殺。いじめを受けており、遺書に同級生3人の名前を書いていた。


平成7年(1995).2.5〔中2がいじめ自殺〕
 静岡県浜松市で、中学2年生(14)が飛び降り自殺。いじめを受けていた。


平成7年(1995).2.〔中学2年生の首吊り自殺〕
 中学2年生(14歳)は、自宅2階において首を吊り自殺した。同中学生は以前同級生から暴行を受け学校の調査によりー応解決が図られたが、その後、同級生に無視されたり、「チクリマン」と呼ばれるなどの新たないじめを受けており遺書にもいじめを受けていたことが書かれていた。(2月、茨城) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成7年(1995).4.7〔中2女子がいじめ自殺〕
 愛媛県松山市で、中学2年生女子(13)が鉄道自殺。いじめを受けて半年間登校拒否をしていた。


平成7年(1995).4.27〔中2がいじめ自殺〕
 奈良県橿原市で、中学2年生(13)が首吊り自殺した。いじめられていた。


平成7年(1995).4.28〔中2女子がいじめ自殺〕
 長崎県長崎市の中学校校舎屋上で、2年生女子(13)が飛び降り自殺した。いじめられたと遺書を残し、同級生男子に連日「臭い。汚い。バッチイ」と言われていたことが判明した。


平成7年(1995).5.1〔専修学校生がいじめ自殺〕
 大阪府寝屋川市で、専修学校生(15)が首吊り自殺した。膠原病でいじめられていた。


平成7年(1995).11.28〔中学生1年生の首吊り自殺〕
 中学1年生(13歳)は、自宅駐車暢のバスケットボールのゴールにロープを掛けて首を吊り自殺した。遺書には、無視したりいじめられている等と書かれており、調査の結果、同級生から「無視される。服を脱がされる。」等のいじめをを受けていたことが判明した。(11月、新潟) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成7年(1995).12.8〔19歳2人が脅されて友人殺害〕
 愛知県名古屋市西区のアパートで、専門学校2年生(19)と無職(19)が、専門学校2年生(21)をナイフで数十回刺して殺害した。17日に死体が発見され、18日に殺人で2人が逮捕。「呼び出されて、自殺を手伝わないと殺すと言われた」と自供。


平成8年(1996).1.8〔高校生の飛び込み自殺〕
 高校1年生(16歳、女子)は、踏切の遮断機をくぐり抜けて電車に飛び込んで自殺した。遺書には、「暴力のいじめではなく、態度のいじめである」と書かれていた。(1月、兵庫) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成8年(1996).1.23〔中学生の首吊り自殺〕
 中学3年生(15歳、男子)は、水門の梯子にロープを掛けて首吊り自殺した。遺書には「蹴られたり、お金を要求されて30万円取られた。」等と書かれていた。捜査の結果、同級生2人を恐喝で送致した。(1月、福岡) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成8年(1996).1.25〔中学生の首吊り自殺〕
 中学2年生(14歳、女子)は、自宅で洋服タンスにスカーフを掛けて首吊り自殺した。中学生は、母親に、「男子生徒が馬鹿、ブス、汚いなどというので学校に行きたくない。」と話していた。(1月、愛媛) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成8年(1996).4.26〔中2女子がいじめ自殺〕
 茨城県関城町で、中学2年生女子(13)が首吊り自殺した。遺書にはいじめた同級生男女3人の名前が書かれていた。


平成8年(1996).9.〔中学生の首吊り自殺〕
 中学3年生(14歳)は、公民館の鉄製梯子にベルトを掛けて首吊り自殺した。遺書には「同級生に殴られたり、金を要求された。」等と書かれていた。捜査の結果、同級生等6人を暴行で送致した。(9月、鹿児島) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).4.〔高校生の首吊り自殺〕
 高校2年生(16歳)は自室で首吊り自殺した。遺書には、「友人から借りた金の返済に困っている」等と書かれていた捜査の結果、中学時代の元同級生の高校2年生(16歳)、有職少年(17歳)の2人を恐喝で逮捕した。(4月、静岡) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成9年(1997).4.〔高校生の首吊り自殺〕
 高校2年生(16歳)は自宅裏の山林で首吊り自殺した遺書には、「同級生から宿題をやるよう強制されていた」等と書かれていた。(4月、長野) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).3.〔中学生による首吊り自殺〕
 中学2年生(14歳)は、自宅倉庫内で首吊り自殺した。遺書には、「先輩に脅されて8万円払った。あと4万円が払えない。ぼこぼこにされるなら死んだほうがましだ」等と書かれていた、捜査の結果、中学時代の野球部先輩の無職少年(17歳)らを恐喝未遂で逮捕した。(3月、千葉) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成10年(1998).12.26〔高2が脅され自殺〕
 福岡県嘉穂郡の自宅で、私立高校2年生(16)が首吊り自殺。25日のクリスマスパーティーに女性を紹介するよう5人の少年に命令されたが連れてこなかったため、60万円払えと脅迫されていた。首謀者の同級生が翌年1.17に逮捕。


平成10年(1998).12.〔中学生による首吊り自殺〕
 中学1年生(13歳)は自宅の物置で首吊り自殺した。遺書には、「ぼくはもうたえられない。さようなら。」と走り書きしてあった。調査の結果、同級生(12歳〜13歳)3人を、自殺者に対する暴行の事実等で児童相談所に通告した。(12月、茨城) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成13年(2001).2.〔高校生による兄弟殺人事件〕
 通信制高校2年生(17歳)は、寝たきりの状態である兄(17歳)を不憫に思い、同人を殺害し自らも死のうと決意し、ナイフで同人の左胸を刺すなどして殺害した。(2月、愛知) 警察庁「少年非行等の概要」引用。


平成13年(2001).4.〔小学生による実母殺人事件〕
 小学6年生(11歳)は、今春小学校を転校したものであるが、学校の雰囲気に馴染めなかったため自殺を企図し、自宅において包丁で指を切るなどしていたところ、実母(44歳)に見つかり咎められたことから、両親から叱責を逃れるため、実母の頸部を刺すなどして殺害した。(4月、兵庫) 警察庁「少年非行等の概要」引用。



※タイトルと本文が同じ短いデータはすべて「〔年表〕子どもの事件 1945-1989」山本健治 柘植書房より引用したもの。※


『道徳感情はなぜ人を誤らせるのか 冤罪、虐殺、正しい心』少年犯罪データベース主宰・管賀江留郎の著作第二弾。
『道徳感情はなぜ人を誤らせるのか 冤罪、虐殺、正しい心』

冤罪、殺人、戦争、テロ、大恐慌。すべての悲劇の原因は、人間の正しい心だった!
我が身を捨て、無実の少年を死刑から救おうとした刑事。彼の遺した一冊の書から、人間の本質へ迫る迷宮に迷い込む!
世界のすべてと人の心、さらには昭和史の裏面をも抉るミステリ・ノンフィクション!これぞ、21世紀の道徳感情論!



『戦前の少年犯罪』少年犯罪データベース主宰・管賀江留郎の本が出ました。
『戦前の少年犯罪』

戦前は小学生の人殺しや、少年の親殺し、動機の不可解な異常犯罪が続発していた。
なぜ、あの時代に教育勅語と修身が必要だったのか?戦前の道徳崩壊の凄まじさが膨大な実証データによって明らかにされる。
学者もジャーナリストも政治家も、真実を知らずに妄想の教育論、でたらめな日本論を語っていた!


『道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』

アマゾンで購入

※宮崎哲弥氏が本書について熱く語っています。こちらでお聴きください。

少年犯罪データベース主宰・管賀江留郎の著作第二弾。
『道徳感情はなぜ人を誤らせるのか 冤罪、虐殺、正しい心』

冤罪、殺人、戦争、テロ、大恐慌。
すべての悲劇の原因は、人間の正しい心だった!
我が身を捨て、無実の少年を死刑から救おうとした刑事。
彼の遺した一冊の書から、人間の本質へ迫る迷宮に迷い込む!
執筆八年!『戦前の少年犯罪』著者が挑む、21世紀の道徳感情論!
戦時に起こった史上最悪の少年犯罪<浜松九人連続殺人事件>。
解決した名刑事が戦後に犯す<二俣事件>など冤罪の数々。
事件に挑戦する日本初のプロファイラー。
内務省と司法省の暗躍がいま初めて暴かれる!
世界のすべてと人の心、さらには昭和史の裏面をも抉るミステリ・ノンフィクション!





『戦前の少年犯罪』

アマゾンで購入
少年犯罪データベース主宰・管賀江留郎の本が出ました。

戦前は小学生の人殺しや、少年の親殺し、動機の不可解な異常犯罪が続発していた。
なぜ、あの時代に教育勅語と修身が必要だったのか?戦前の道徳崩壊の凄まじさが膨大な実証データによって明らかにされる。
学者もジャーナリストも政治家も、真実を知らずに妄想の教育論、でたらめな日本論を語っていた!

『戦前の少年犯罪』 目次
1.戦前は小学生が人を殺す時代
2.戦前は脳の壊れた異常犯罪の時代
3.戦前は親殺しの時代
4.戦前は老人殺しの時代
5.戦前は主殺しの時代
6.戦前はいじめの時代
7.戦前は桃色交遊の時代
8.戦前は幼女レイプ殺人事件の時代
 9.戦前は体罰禁止の時代
10.戦前は教師を殴る時代
11.戦前はニートの時代
12.戦前は女学生最強の時代
13.戦前はキレやすい少年の時代
14.戦前は心中ブームの時代
15.戦前は教師が犯罪を重ねる時代
16.戦前は旧制高校生という史上最低の若者たちの時代




少年犯罪データベース

13歳以下の犯罪

異常犯罪

戦前の少年犯罪

いじめ事件


少年犯罪統計データ

少年の殺人統計グラフ

少年のレイプ統計グラフ

親殺し統計グラフ


子どもの犯罪被害データーベース



管理人メールアドレス
間違いなどありましたらご教示ください。










主要参考文献

〔年表〕子どもの事件 1945-1989

戦前の少年犯罪

戦後死刑囚列伝

新聞集成昭和史の証言

新聞集成昭和編年史

日本の精神鑑定

日本長期統計総覧

年表 昭和の事件・事故史

昭和史全記録 1926〜1989

値段史年表 明治・大正・昭和

事件・犯罪大事典 明治・大正・昭和

20世紀にっぽん殺人事典

青少年非行・犯罪史資料1-3

教育事件・論争史資料

朝日新聞縮刷版

読売新聞縮刷版

毎日新聞縮刷版

警察白書

犯罪白書










このサイトのリンク経由でアマゾン内の商品をなんでも買うと、当方に数%の手数料が入ります。
データ作成には、国会図書館への交通費やコピー代などの経費が掛かっていますので、その資金に使わせていただきます。








少年犯罪データベースが参考文献として掲載されています。



少年犯罪データベースのデータが引用されています。
























このページのトップへ▲




昭和40年以前は実際の数値より0.1か0.2ほど低くなっている。
自殺統計の注釈を参照のこと。


自殺統計






| 少年犯罪データベースの表紙にもどる |